14 / 42
お仕事紹介
しおりを挟む
「魔法堂 白銀の翼」の美人姉妹に、なぜか気に入られた一つ星ハンターのライナスは、魔道具「ブラックストレッチインナー+3 (通称:黒蜥蜴)」と「アドバンスド・アウル・アイ +2(通称:黒梟)」という強力なアイテムを、モニターとはいえ、無料で借り受けることができた。
また、中古ながらきちんと整備された「ダガーナイフ +1」を格安で購入したが、これでほとんど資金を使い切ってしまい、あと2、3回安宿に泊まるだけで無一文になるところまで追い込まれてしまった。
(ただし、このダガーナイフは、不要になれば同じ値段で買い取ってくれるという、姉妹の好意のものだった)。
いざとなれば、日雇いの肉体労働など、ハンター以外の仕事をすれば生活はしていけるものの、それではこの街に来た意味が無い。
そこで、翌日の午後、ミクが一緒にハンターギルドで割の良いハンターの仕事を一緒に探してくれることになった。
彼女によれば、以前受けた「星なしの冒険者複数の護衛」など、報酬が少ない上に危険を伴う論外なものらしい。
ライナスにとって同い年ではあるが、この町に以前から住み、アイテムショップを姉と共同経営していて、冒険者と接する機会が多い彼女の方が経験豊富であることは間違いない。
ライナスは素直に彼女の意見に従うことにした。
二人で冒険者ギルドの依頼掲示板を見ているときだった。
「……あ、グリントさん! お久しぶり!」
「……なんだ、『白銀の翼』のミク嬢ちゃんか……彼氏とデートか?」
グリントと呼ばれた、体格の良い、厳つい顔の三十代後半ぐらいの男が、ライナスをチラリと見ながらミクにそう返事をした。
「あははっ、そんなにいいものじゃないです。新規のお客様に、割のいい仕事を紹介しようとしているところです」
「へえ、そりゃまた商売熱心だな……ふうん、確かに、初めて見る顔だな」
グリントが、ライナスを一瞥してそう話す。
このとき、ライナスは仕事があればすぐにでも冒険に出られるように、背中に両手持ちの長剣「ツーハンデッドソード」を装備、そして革鎧を金属板で強化したブリガンダインを装着している。
その下に「ブラックストレッチインナー+3(通称:黒蜥蜴)」を着込んでいるが、これが魔導コンポアイテムだと気づくものはまずいない。
ちなみに、これは先日までミクが来ていたものだ。
下着の上に直接付けていたということで……借りる前に洗濯はしてくれていたのだが、肌に密着することもあり、ライナスとしては最初少し照れるような、困惑するような、そんな感覚に陥っていた。
「……まだギルドに登録したばかりってところか?」
装備が貧弱である、ということを言いたいのだろう。
実際、鎧も剣の鞘も傷だらけで、少なくとも「魔導コンポ」を装着しているようには見えない。
「はい、それはそうですが、一応星一つ持っています」
「星持ち、だと? ……ギルドの剣技試験で合格したっていうことか?」
通常、冒険者ギルドに登録したものが一人前の証である星を得るためには、ある程度依頼をこなさないと認められないのだが、特例として優れた剣術や技術があるものは、それが試験管に認められれば直ちに星が得られる制度があった。
「はい、その通りです」
「なるほど……剣技を習得したどこかの下級騎士の次男か三男が、一山当てるために冒険者になったってところか」
「……まあ、そんなところです」
下級騎士、という言い方は、特に蔑称ではない。この国におけるそういう階級制度であり、少なくとも家柄的には平民より上だ。
ちなみに、グリントの方は鈍く輝くラメラ・アーマーを装着しており、質感も高く、一目でかなり高価な魔導コンポを装着していることが見て取れる。
鞘に収まった剣は、実際の刀身が見えないにもかかわらず、ものものしい雰囲気を漂わせていた。
また、一緒にいるメンバーも、ライナスの目からはかなりの実力者に思えた。
一人は、ライナスやグリントほどの身長はないものの、肩幅が広く、非常にがっしりとした体型で、背中に大きなバトルアックスを、腰にはハンドアックスを装着している。
身に纏っているのは板金鎧で、同じく魔導コンポ内蔵品だ。
さらに、革鎧を身に纏った女性が二人。
一人は二十代後半、もう一人は二十代半ばぐらいに見える……二人とも、その物腰が冒険者として場慣れしている印象だった。
「ライ君、この人達、凄いんですよ。グリントさんは三つ星ハンターです!」
「三つ星!? す、凄い!」
イフカの冒険者ギルドには、一万人以上の冒険者が登録しているが、三つ星以上を持つハンターは百人に満たない。つまり、彼は上位1%に入っていることになる。
「他の皆さんも、全員二つ星持ってて……あ、そうだ! グリントさん、ライ君……この青年、ライナスさんに仕事、紹介してもらえませんか? ちょうど、信頼の置ける、しかも実力のあるパーティーに同行させてもらえるものがないか、探していたんです!」
ミクが弾むようにそう声をかけた。
「……星一つ持っているとはいえ、初心者ハンター、か……装備も貧弱だが……ちょうど、俺たちも新しく挑むダンジョンの『荷物持ち』を探していたところだ。前にも一つ星の奴を雇ってたんだが、俺たちについていけないって逃げちまったからな……分け前は、俺たちが全員で稼いだ額の十分の一だ。ミク嬢ちゃんの紹介だ、それで良ければ雇ってやる。なあに、俺たちの後ろに荷物を持って付いてきてきて、逆に後方から襲いかかかってきた魔物がいたら足止めしてくれりゃいい」
「本当ですか! それで雇ってもらえるなら、是非お願いします!」
ライナスが、間髪入れず嬉しそうに声を上げた。
それが、経験不足による甘い考えなのか、あるいは確かな剣技に裏打ちされた自信なのか――この時点では、グリントの予想は大方前者だろうと考えていた。
----------------------------------------------
グリントパーティー紹介:
名前:グリント (男性) 年齢:三十代後半
スタイル:片手持ち剣士
身長:1.85メール
ランク:三つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:クリューガ・グラディウス +4
補助武器:ダガーナイフ +3
鎧:ラメラ・アーマー +3
盾:クリューガ・ライトシールド +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:ゲッペル (男性) 年齢:四十代後半
スタイル:戦斤使い
身長:1.75メール
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:クリューガ・バトルアックス +3
補助武器:クリューガ・ハンドアックス +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:プレートメイル +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:コルト (女性) 年齢:二十代後半
身長:1.65メール
スタイル:攻撃系魔導コンポーザー
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン魔道具:スタッフ・オブ・スイフタブルハイブリッド +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:レザーアーマー +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:サーシャ (女性) 年齢:二十代半ば
身長:1.65メール
スタイル:支援系魔導コンポーザー
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン魔道具:スタッフ・オブ・アクアブルハイブリッド +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:レザーアーマー +3
補助魔道具:エコーイヤホン +3
(新規一時加入)
名前:ライナス (男性) 年齢:十六歳
身長:1.85メール
スタイル:両手持ち剣士
ランク:一つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:ツーハンデッドソード (ノーマル)
補助武器:ダガーナイフ +1
鎧:ブリガンダイン (ノーマル)
補助魔道具:エコーイヤホン +1
(秘密の装備)
ブラックストレッチインナー+3(通称:黒蜥蜴)
アドバンスド・アウル・アイ +2(通称:黒梟)
アミュレット・オブ・ザ・シルバーデーヴィー(呪い発動中)
※エコーイアホンは短距離での仲間との通信、および敵探索用の補聴器
また、中古ながらきちんと整備された「ダガーナイフ +1」を格安で購入したが、これでほとんど資金を使い切ってしまい、あと2、3回安宿に泊まるだけで無一文になるところまで追い込まれてしまった。
(ただし、このダガーナイフは、不要になれば同じ値段で買い取ってくれるという、姉妹の好意のものだった)。
いざとなれば、日雇いの肉体労働など、ハンター以外の仕事をすれば生活はしていけるものの、それではこの街に来た意味が無い。
そこで、翌日の午後、ミクが一緒にハンターギルドで割の良いハンターの仕事を一緒に探してくれることになった。
彼女によれば、以前受けた「星なしの冒険者複数の護衛」など、報酬が少ない上に危険を伴う論外なものらしい。
ライナスにとって同い年ではあるが、この町に以前から住み、アイテムショップを姉と共同経営していて、冒険者と接する機会が多い彼女の方が経験豊富であることは間違いない。
ライナスは素直に彼女の意見に従うことにした。
二人で冒険者ギルドの依頼掲示板を見ているときだった。
「……あ、グリントさん! お久しぶり!」
「……なんだ、『白銀の翼』のミク嬢ちゃんか……彼氏とデートか?」
グリントと呼ばれた、体格の良い、厳つい顔の三十代後半ぐらいの男が、ライナスをチラリと見ながらミクにそう返事をした。
「あははっ、そんなにいいものじゃないです。新規のお客様に、割のいい仕事を紹介しようとしているところです」
「へえ、そりゃまた商売熱心だな……ふうん、確かに、初めて見る顔だな」
グリントが、ライナスを一瞥してそう話す。
このとき、ライナスは仕事があればすぐにでも冒険に出られるように、背中に両手持ちの長剣「ツーハンデッドソード」を装備、そして革鎧を金属板で強化したブリガンダインを装着している。
その下に「ブラックストレッチインナー+3(通称:黒蜥蜴)」を着込んでいるが、これが魔導コンポアイテムだと気づくものはまずいない。
ちなみに、これは先日までミクが来ていたものだ。
下着の上に直接付けていたということで……借りる前に洗濯はしてくれていたのだが、肌に密着することもあり、ライナスとしては最初少し照れるような、困惑するような、そんな感覚に陥っていた。
「……まだギルドに登録したばかりってところか?」
装備が貧弱である、ということを言いたいのだろう。
実際、鎧も剣の鞘も傷だらけで、少なくとも「魔導コンポ」を装着しているようには見えない。
「はい、それはそうですが、一応星一つ持っています」
「星持ち、だと? ……ギルドの剣技試験で合格したっていうことか?」
通常、冒険者ギルドに登録したものが一人前の証である星を得るためには、ある程度依頼をこなさないと認められないのだが、特例として優れた剣術や技術があるものは、それが試験管に認められれば直ちに星が得られる制度があった。
「はい、その通りです」
「なるほど……剣技を習得したどこかの下級騎士の次男か三男が、一山当てるために冒険者になったってところか」
「……まあ、そんなところです」
下級騎士、という言い方は、特に蔑称ではない。この国におけるそういう階級制度であり、少なくとも家柄的には平民より上だ。
ちなみに、グリントの方は鈍く輝くラメラ・アーマーを装着しており、質感も高く、一目でかなり高価な魔導コンポを装着していることが見て取れる。
鞘に収まった剣は、実際の刀身が見えないにもかかわらず、ものものしい雰囲気を漂わせていた。
また、一緒にいるメンバーも、ライナスの目からはかなりの実力者に思えた。
一人は、ライナスやグリントほどの身長はないものの、肩幅が広く、非常にがっしりとした体型で、背中に大きなバトルアックスを、腰にはハンドアックスを装着している。
身に纏っているのは板金鎧で、同じく魔導コンポ内蔵品だ。
さらに、革鎧を身に纏った女性が二人。
一人は二十代後半、もう一人は二十代半ばぐらいに見える……二人とも、その物腰が冒険者として場慣れしている印象だった。
「ライ君、この人達、凄いんですよ。グリントさんは三つ星ハンターです!」
「三つ星!? す、凄い!」
イフカの冒険者ギルドには、一万人以上の冒険者が登録しているが、三つ星以上を持つハンターは百人に満たない。つまり、彼は上位1%に入っていることになる。
「他の皆さんも、全員二つ星持ってて……あ、そうだ! グリントさん、ライ君……この青年、ライナスさんに仕事、紹介してもらえませんか? ちょうど、信頼の置ける、しかも実力のあるパーティーに同行させてもらえるものがないか、探していたんです!」
ミクが弾むようにそう声をかけた。
「……星一つ持っているとはいえ、初心者ハンター、か……装備も貧弱だが……ちょうど、俺たちも新しく挑むダンジョンの『荷物持ち』を探していたところだ。前にも一つ星の奴を雇ってたんだが、俺たちについていけないって逃げちまったからな……分け前は、俺たちが全員で稼いだ額の十分の一だ。ミク嬢ちゃんの紹介だ、それで良ければ雇ってやる。なあに、俺たちの後ろに荷物を持って付いてきてきて、逆に後方から襲いかかかってきた魔物がいたら足止めしてくれりゃいい」
「本当ですか! それで雇ってもらえるなら、是非お願いします!」
ライナスが、間髪入れず嬉しそうに声を上げた。
それが、経験不足による甘い考えなのか、あるいは確かな剣技に裏打ちされた自信なのか――この時点では、グリントの予想は大方前者だろうと考えていた。
----------------------------------------------
グリントパーティー紹介:
名前:グリント (男性) 年齢:三十代後半
スタイル:片手持ち剣士
身長:1.85メール
ランク:三つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:クリューガ・グラディウス +4
補助武器:ダガーナイフ +3
鎧:ラメラ・アーマー +3
盾:クリューガ・ライトシールド +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:ゲッペル (男性) 年齢:四十代後半
スタイル:戦斤使い
身長:1.75メール
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:クリューガ・バトルアックス +3
補助武器:クリューガ・ハンドアックス +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:プレートメイル +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:コルト (女性) 年齢:二十代後半
身長:1.65メール
スタイル:攻撃系魔導コンポーザー
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン魔道具:スタッフ・オブ・スイフタブルハイブリッド +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:レザーアーマー +3
補助魔道具:エコーイヤホン +2
名前:サーシャ (女性) 年齢:二十代半ば
身長:1.65メール
スタイル:支援系魔導コンポーザー
ランク:二つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン魔道具:スタッフ・オブ・アクアブルハイブリッド +3
補助武器:ダガーナイフ +2
鎧:レザーアーマー +3
補助魔道具:エコーイヤホン +3
(新規一時加入)
名前:ライナス (男性) 年齢:十六歳
身長:1.85メール
スタイル:両手持ち剣士
ランク:一つ星ハンター
主な所有アイテム
メイン武器:ツーハンデッドソード (ノーマル)
補助武器:ダガーナイフ +1
鎧:ブリガンダイン (ノーマル)
補助魔道具:エコーイヤホン +1
(秘密の装備)
ブラックストレッチインナー+3(通称:黒蜥蜴)
アドバンスド・アウル・アイ +2(通称:黒梟)
アミュレット・オブ・ザ・シルバーデーヴィー(呪い発動中)
※エコーイアホンは短距離での仲間との通信、および敵探索用の補聴器
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
強制フラグは、いりません! ~今いる世界が、誰かの二次小説の中だなんて思うかよ! JKと禁断の恋愛するなら、自力でやらせてもらうからっ!~
ハル*
ファンタジー
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
2回目の人生は異世界で
黒ハット
ファンタジー
増田信也は初めてのデートの待ち合わせ場所に行く途中ペットの子犬を抱いて横断歩道を信号が青で渡っていた時に大型トラックが暴走して来てトラックに跳ね飛ばされて内臓が破裂して即死したはずだが、気が付くとそこは見知らぬ異世界の遺跡の中で、何故かペットの柴犬と異世界に生き返った。2日目の人生は異世界で生きる事になった
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる