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第8話 やっぱり誰とも結婚できない
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翌日、寝坊することなく三人とも村の広場に集合。
まずは馬をレンタルすることから始める。
馬はごく一般的な移動手段であり、冒険者や行商人であれば乗馬は必須スキルとなる。
俺も、山を下りてきて間もなく、三日ほど集中して訓練に励み、馬のしつけが良かったこともあって、なんとか駈歩までは出来るようになっていた。
冒険者のユナはもちろん、医者でお金持ち(たぶん)のジルさんも俺よりうまい。
その方が目的地まで早く着く、ということもあるが、万一竜と出くわしたとき、やはり馬に乗っていた方が逃げられる確率がぐんと高くなる。
なお、情報収集は前日にあらかた済ましている。
一番の情報源は、やはり冒険者ギルドだ。
この竜は賞金首になっていることもあって、そこそこネタが集まっていた。
ざっと調べたところでは、
「緑色で、山のように巨大だった」
「ものすごい勢いで走って追いかけてきた」
「五人でホシクズダケを取りに行っていたところ、その竜に出くわし、バラバラに逃げた。四人は無事帰還したが、一人は行方不明のまま」
等の情報が得られていた。
さらに、まだ本職のハンターによる討伐は一度も行われていない、とのことだった。
ユナによれば、やはり二百万ウェンで竜退治は、安すぎるということだ。
例えば五人で討伐に出たとしたならば、命がけの戦いになるのに、倒せても一人四十万ウェン。割に合わない。
竜の種族としては、緑色をしていて、走る速度が速いということで、やはり地竜と呼ばれる最も一般的な竜である可能性が高いとのことだ。
この竜、空こそ飛べないが、上位種である(空を飛ぶ)真竜と比べても、走力は短距離であればそれほど劣らず、凶暴であるという。
山のように巨大、というのが少々気になるが、体長が七~八メル、大物になれば十メル、体高も三~四メルにもなるというのだから、初めて見た人は大げさに『山のように』と表現してもおかしくはない、ということだった。
さらに注目すべきは、五人で逃げて、四人助かったという点。
ユナによれば、散り散りに逃げた結果、一人だけが襲われて、あとの四人は助かったのだろうということだ。
「申し訳ないけど、襲われたら食べられてくれる? 私達、その間に逃げるから」
という彼女の悪魔の様なお願いは、もちろん全力で拒否しておいた。
冗談だとは思うが、本音だったら怖い。
この日の天気は快晴。
見通しも良く、竜がいればすぐ見つけられる絶好のコンディションだ。
といっても、狩るわけではなく、逃げるためなのだが。
一時間ほど馬に乗り、目的の『星の洞窟』近くに到着。
背の高い木はほとんど生えておらず、草原の中にごつごつとした石灰岩柱が生えている。
視界を遮る物は存在せず、これなら、竜が近づいて来ればすぐ分かる。
そしてその洞窟は、ぽっかりと、大きな口を開けているように存在していた。
縦に十メル、横に三十メルほどもの大きさがあり、斜め下に緩やかな傾斜で入り込んでいるという。
俺達は、用心のために百メルほど離れたところで馬を降り、まずユナが、一人で様子見にその入り口へと近づいていった。
だが、その穴の中に入ることはなく……血相を変えて、すぐに帰ってきた。
「ありえない……何かの間違いよ。すぐに引き返しましょう……」
心なしか、震えているようにも見える。
「……竜が、洞窟の中に居るのか?」
「ううん、多分いない。『生物探知』の魔法に引っかからなかったから」
「……だったら、チャンスじゃないのか?」
「そういうレベルじゃないの! 足跡……信じられないけど、地竜のサイズじゃない。それよりも、遙かに大きな……」
と、その時、辺りが一瞬暗くなった。
全員驚いて空を見上げると、眼前を巨大な……本当に巨大な、『山のような』何かが通り過ぎた。
そしてそれは、二百メルほど先に、轟音と共に着陸……いや、不時着した。
それほど、バタバタとした着地だった。
そして全員、目を見張った。
「そんな……どうして……どうして、真竜がいるの……話が違う……」
青ざめるユナ。
ジルさんも、呆然としている。
俺は、夢でも見ているのかと思った。
体高、約十メル。
体長、約二十五メル。最大級の鯨に匹敵する。
これが、この生物が、空を飛んでいたのだ。
伝説級の古代種、真竜。
翼に傷を負っているのか、かなり気にしてるようだった。
その化け物が、我々を視界に捕らえ、そして凄まじい咆吼を上げた。
そこに居た三人共が、耳を押さえてしゃがみ込んだ。
馬は三匹とも、全力で逃げていった。
そしてその巨竜は、ゆっくりと、地響きを轟かせながらこちらに向かってくる。
少しずつ、その歩みが速くなり……俺は、死を意識した。
と、一歩前に出たユナ。
大きく印を結び、長い詠唱で魔力を両手に集中させている。
バチバチと、全身から身の毛がよだつような恐ろしい音が聞こえる。
そして次の瞬間、
「大疾空雷撃破!」
ユナの叫びにも似た呪文の発動と共に、両手から衝撃波を伴った凄まじい雷撃が発せられ、狙い違わず巨竜に直撃した。
直後、ユナは、ふらふらとよろめきながらも視線を真竜に向け、
「お願い……お願い……」
と、呟いていた。
俺も、ジルさんも、あの灰色熊の時とは比べものにならない、ユナの全力の魔法を食らった竜が、倒れるか、逃げ出すのを期待し、祈った。
……しかし、巨竜は……ほんの数秒、動きを止めたものの……かえって怒りを覚えたのが、ものすごい勢いでこちらに向かって走り出した。
逃げられない。
到底、逃げられるものではない。
死。
このままでは、あと十数秒後に確実に死が訪れる。
口の中が乾く。
さっきの咆吼で戦意など根こそぎ刈り取られており、立っていることがやっとの状態だった。
「……空を飛ばなかったのは、翼を怪我していたため。こんな餌のないところに真竜が住み着いたのも、おそらく、何らかの原因で不時着せざるをえなかったため。今、傷が癒え、試しに空を飛んで感触を確認していた……そして、『山のような』という目撃情報も、大げさじゃなかった……」
「ユナ、いいから、早く、逃げろ!」
呆然としているように見えるユナに、俺は大声で怒鳴った。
「ごめん、タク……ジルさん。私の判断ミス。星三つの冒険者なのに、とんだ失態……」
「そんな事、いま言っている場合じゃ無いだろう! 早く、早くっ!」
「……無駄よ。真竜の走る速度は、馬の全力疾走以上。確実に、一人は食い殺される……」
そしてユナは、ゆっくりと俺達の方に振り返った。
「タク……あなたの占い、凄いね。見事、的中……私は、やっぱり誰とも結婚できない……幸せにもなれなかったかった……」
目に涙をため、引きつった笑みを浮かべるユナ。
俺はその表情を、一生忘れることは無いだろう。
「ばかなっ! 諦めるな、逃げるんだっ!」
その言葉に、ユナは首を横に振った。
そして、鞘から長剣を抜く。
素人目にも分かる、微妙に虹色の輝きを放つ、強力な魔力の込められた逸品。
しかし、それでも、そんな長剣程度であの化け物を倒せるとは思えなかった。
「……二人だけで、全力で逃げてっ! その間、私が食い止めるからっ!」
それだけ言い残すと、満年齢で十六歳のその少女は、単身、伝説級の巨竜に立ち向かっていった。
自分の身を犠牲にして、我々二人を生き残らせるために。
まずは馬をレンタルすることから始める。
馬はごく一般的な移動手段であり、冒険者や行商人であれば乗馬は必須スキルとなる。
俺も、山を下りてきて間もなく、三日ほど集中して訓練に励み、馬のしつけが良かったこともあって、なんとか駈歩までは出来るようになっていた。
冒険者のユナはもちろん、医者でお金持ち(たぶん)のジルさんも俺よりうまい。
その方が目的地まで早く着く、ということもあるが、万一竜と出くわしたとき、やはり馬に乗っていた方が逃げられる確率がぐんと高くなる。
なお、情報収集は前日にあらかた済ましている。
一番の情報源は、やはり冒険者ギルドだ。
この竜は賞金首になっていることもあって、そこそこネタが集まっていた。
ざっと調べたところでは、
「緑色で、山のように巨大だった」
「ものすごい勢いで走って追いかけてきた」
「五人でホシクズダケを取りに行っていたところ、その竜に出くわし、バラバラに逃げた。四人は無事帰還したが、一人は行方不明のまま」
等の情報が得られていた。
さらに、まだ本職のハンターによる討伐は一度も行われていない、とのことだった。
ユナによれば、やはり二百万ウェンで竜退治は、安すぎるということだ。
例えば五人で討伐に出たとしたならば、命がけの戦いになるのに、倒せても一人四十万ウェン。割に合わない。
竜の種族としては、緑色をしていて、走る速度が速いということで、やはり地竜と呼ばれる最も一般的な竜である可能性が高いとのことだ。
この竜、空こそ飛べないが、上位種である(空を飛ぶ)真竜と比べても、走力は短距離であればそれほど劣らず、凶暴であるという。
山のように巨大、というのが少々気になるが、体長が七~八メル、大物になれば十メル、体高も三~四メルにもなるというのだから、初めて見た人は大げさに『山のように』と表現してもおかしくはない、ということだった。
さらに注目すべきは、五人で逃げて、四人助かったという点。
ユナによれば、散り散りに逃げた結果、一人だけが襲われて、あとの四人は助かったのだろうということだ。
「申し訳ないけど、襲われたら食べられてくれる? 私達、その間に逃げるから」
という彼女の悪魔の様なお願いは、もちろん全力で拒否しておいた。
冗談だとは思うが、本音だったら怖い。
この日の天気は快晴。
見通しも良く、竜がいればすぐ見つけられる絶好のコンディションだ。
といっても、狩るわけではなく、逃げるためなのだが。
一時間ほど馬に乗り、目的の『星の洞窟』近くに到着。
背の高い木はほとんど生えておらず、草原の中にごつごつとした石灰岩柱が生えている。
視界を遮る物は存在せず、これなら、竜が近づいて来ればすぐ分かる。
そしてその洞窟は、ぽっかりと、大きな口を開けているように存在していた。
縦に十メル、横に三十メルほどもの大きさがあり、斜め下に緩やかな傾斜で入り込んでいるという。
俺達は、用心のために百メルほど離れたところで馬を降り、まずユナが、一人で様子見にその入り口へと近づいていった。
だが、その穴の中に入ることはなく……血相を変えて、すぐに帰ってきた。
「ありえない……何かの間違いよ。すぐに引き返しましょう……」
心なしか、震えているようにも見える。
「……竜が、洞窟の中に居るのか?」
「ううん、多分いない。『生物探知』の魔法に引っかからなかったから」
「……だったら、チャンスじゃないのか?」
「そういうレベルじゃないの! 足跡……信じられないけど、地竜のサイズじゃない。それよりも、遙かに大きな……」
と、その時、辺りが一瞬暗くなった。
全員驚いて空を見上げると、眼前を巨大な……本当に巨大な、『山のような』何かが通り過ぎた。
そしてそれは、二百メルほど先に、轟音と共に着陸……いや、不時着した。
それほど、バタバタとした着地だった。
そして全員、目を見張った。
「そんな……どうして……どうして、真竜がいるの……話が違う……」
青ざめるユナ。
ジルさんも、呆然としている。
俺は、夢でも見ているのかと思った。
体高、約十メル。
体長、約二十五メル。最大級の鯨に匹敵する。
これが、この生物が、空を飛んでいたのだ。
伝説級の古代種、真竜。
翼に傷を負っているのか、かなり気にしてるようだった。
その化け物が、我々を視界に捕らえ、そして凄まじい咆吼を上げた。
そこに居た三人共が、耳を押さえてしゃがみ込んだ。
馬は三匹とも、全力で逃げていった。
そしてその巨竜は、ゆっくりと、地響きを轟かせながらこちらに向かってくる。
少しずつ、その歩みが速くなり……俺は、死を意識した。
と、一歩前に出たユナ。
大きく印を結び、長い詠唱で魔力を両手に集中させている。
バチバチと、全身から身の毛がよだつような恐ろしい音が聞こえる。
そして次の瞬間、
「大疾空雷撃破!」
ユナの叫びにも似た呪文の発動と共に、両手から衝撃波を伴った凄まじい雷撃が発せられ、狙い違わず巨竜に直撃した。
直後、ユナは、ふらふらとよろめきながらも視線を真竜に向け、
「お願い……お願い……」
と、呟いていた。
俺も、ジルさんも、あの灰色熊の時とは比べものにならない、ユナの全力の魔法を食らった竜が、倒れるか、逃げ出すのを期待し、祈った。
……しかし、巨竜は……ほんの数秒、動きを止めたものの……かえって怒りを覚えたのが、ものすごい勢いでこちらに向かって走り出した。
逃げられない。
到底、逃げられるものではない。
死。
このままでは、あと十数秒後に確実に死が訪れる。
口の中が乾く。
さっきの咆吼で戦意など根こそぎ刈り取られており、立っていることがやっとの状態だった。
「……空を飛ばなかったのは、翼を怪我していたため。こんな餌のないところに真竜が住み着いたのも、おそらく、何らかの原因で不時着せざるをえなかったため。今、傷が癒え、試しに空を飛んで感触を確認していた……そして、『山のような』という目撃情報も、大げさじゃなかった……」
「ユナ、いいから、早く、逃げろ!」
呆然としているように見えるユナに、俺は大声で怒鳴った。
「ごめん、タク……ジルさん。私の判断ミス。星三つの冒険者なのに、とんだ失態……」
「そんな事、いま言っている場合じゃ無いだろう! 早く、早くっ!」
「……無駄よ。真竜の走る速度は、馬の全力疾走以上。確実に、一人は食い殺される……」
そしてユナは、ゆっくりと俺達の方に振り返った。
「タク……あなたの占い、凄いね。見事、的中……私は、やっぱり誰とも結婚できない……幸せにもなれなかったかった……」
目に涙をため、引きつった笑みを浮かべるユナ。
俺はその表情を、一生忘れることは無いだろう。
「ばかなっ! 諦めるな、逃げるんだっ!」
その言葉に、ユナは首を横に振った。
そして、鞘から長剣を抜く。
素人目にも分かる、微妙に虹色の輝きを放つ、強力な魔力の込められた逸品。
しかし、それでも、そんな長剣程度であの化け物を倒せるとは思えなかった。
「……二人だけで、全力で逃げてっ! その間、私が食い止めるからっ!」
それだけ言い残すと、満年齢で十六歳のその少女は、単身、伝説級の巨竜に立ち向かっていった。
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