11 / 35
第11話 同棲生活の準備
しおりを挟む
「……はっ?」
あまりに突然のミリアの申し出に、俺は一瞬、奇妙な声を出してしまった。
「その……実は……今夜から、泊まるところがなくなってしまって……」
申し訳なさそうな、怯えたような表情でそう語る、まだ十代の清楚な美少女。
「何があったんだ?」
「……実は、私たちが活動していた劇団の支援者が、ご破算してしまったみたいで……借りていた小さな劇場も使えなくなって、住まわせてもらっていた宿舎も、今日中に出て行かないといけないことになってしまって……」
「それじゃあ、その……今まで頑張ってきた劇団は、活動できなくなったっていうことなのか?」
「事実上の解散です……近々そうなるだろうとは聞かされていましたが、あまりに突然で……」
俺は冒険以外の活動には疎いのだが、なかなかシビアなんだな……。
「……それで、他の団員達はどうなったんだ?」
「もともと、お給料は少なかったので多くの人は副業という形で参加していたので、その方達はちょっと収入が減るだけです。問題は、宿舎に寝泊まりしていた子達。みんな、一旦諦めて実家に帰るって言ってましたけど、私は……一昨年母親も亡くして一人っきりなので……」
……切実な問題だ……本当に今日、帰るところがなくなってしまうんだ……。
でも、それなら事情は分かった。別に、俺に好意を寄せて泊めて欲しい、って言っているのではなく、仕方なく、なのだ。
「……そういうことなら、どうしても他にあてがないなら、少しの間なら俺のところで泊めてあげてもいいけど……あ、けど、スポンサーっていうわけじゃないけどな」
あまり深く考えずにそう言うと、彼女の表情はぱっと明るくなった。
「本当に良いんですか? ありがとうございます! 泊めていただけるだけで十分です! 掃除でも洗濯でも何でもしますので、しばらくの間、よろしくお願いします!」
本当に喜んでいるような感じだ……それで十分、俺の心は満たされる。
――とは言っても、よく考えると、アラフォーの独身の男と、まだ十代の若い娘が一緒に住むことには変わりない。そのことを、この娘はどう考えているのだろうか。
俺のことを、人畜無害な草食系と思っているのか、それとも、そういう関係になってもいいと思っているのか……。
いや、ひょっとしたら、男の家に泊まることに慣れている?
「パパ活」では大人の関係までは至っていなかったといっていたが、スポンサーを探していたことからも分かるように、自分を支援してくれる男性を募っていたことは事実だ。そうであれば、男性と一夜を共にし、報酬を得るような事をしていたとしても不思議ではない。
清楚で、癒やし系の美少女だが、自分の夢のためには覚悟を厭わない、そんな強さを持っていることは、これまで話をしてきた中でも知っている。
そして俺を頼ってくれたということは、そういう関係になってもいいと思ってくれているのではないだろうか。
――いやいや、少なくとも今まで俺が接した中では、そんな下心を見せたことはなかった。だから、彼女にとっては父親と一緒に住むような感覚でいるに違いない。
いずれにせよ、ミリアのことを気に入っている俺にとっても、彼女がそうしたいと言っているならば、一緒に住めることは嬉しいことだ。
俺のアパートはちょっと奥まったところにあって、独り身の冒険者と言うことでご近所付き合いなんかもあんまりしていないし、誰かに見られたとしても気にならない。
スポンサー契約のように高額のお金を渡さなくても良いのであれば、泊めてあげるだけならばなんら問題ないように思えた。
「でも、本当によかったです。貯金もあんまり無かったし、宿を取ったとしても数日で路頭に迷うところでしたから……あと、ハヤトさん、本当に独身だったのですね」
「えっ? 疑ってたのか?」
「いえ、別にそういうわけでは……ただ、もし奥さんがいたなら、泊めてもらうのは無理かな、と思っていましたので。あと、彼女さんがいたとしても」
「ははっ、それだったらそもそも『パパ活』なんかしてないよ」
「そうですよね……ただ、先に会った方々は、ご結婚されている人の方が多かったので……」
……ということは、その人たちは「愛人」を探していたということか?
パパ活、恐るべし……。
そういうことで話がまとまったので、俺は自分の住所を教えた。
しかしよく考えたら、荷物とかもあると思ったので、一緒に彼女の住んでいた宿舎に行ってみることにした。
――そこにあったのは、今にも崩れそうな日々だらけの石造りの建物だった。
実際、雨漏りなんかも結構会ったようで、狭い部屋に数人が雑魚寝するような生活だったという。
これなら、自分を認めてくれるスポンサーを見つけたい、という気になるのも分かる気がするな……それはそれで勇気が要ることだが、それで夢を叶えられるなら、独占的に身を任せてでも支援を得て、一流の女優への近道を歩むことになるのだ。
……もっとも、今の俺では金銭的にも、社会的地位も中途半端なのだが。
彼女の荷物も、思ったよりずっと少なかった。
大きめの背負い袋と、ちょっと大きな手提げバックが一つ。それだけだった。
ミリアは、同僚の女の達と別れの挨拶をしていた。
また一緒に舞台に立とう、みたいな話をしているのが聞こえる。
俺のことをチラチラと見る人もいたが、本当の親ではなく、そういう支援者なのだと誤解したかもしれないな、と思った……ミリアも、それは承知の上なのだろう。
そして俺のアパートを見せると、
「広い……」
と目を輝かせていた。
決して新しくはないが、丈夫な建物の三階で、広さは日本で言うところの12畳ぐらいのリビングに6畳ぐらいの寝室、そしてもう一部屋、やはり6畳ぐらいの予備の部屋があり、俺はそこに剣や鎧なんかの荷物を置いている。
それらを片付ければ、女の子一人ぐらいが寝られるスペースは十分確保できる。
また、この世界には水道があり、魔道具を使って屋上に集められた水をシャワーとして浴びることができる。
給湯器も存在しており、その燃料となるのは「魔核」だ。
魔物や妖魔を倒して得られる「魔核」は、こんなふうに熱源や動力、照明のためのエネルギーとして活用されているのだ。
俺の部屋には、シャワールームと水洗のトイレが完備されている。これで月の家賃は8万ウェン。独身の俺には十分だった。
「本当にここで寝泊まりさせてもらっていいんですか?」
彼女は謙虚だ。
「ああ、俺としても仲良くなったミリアと一緒に住めるなら嬉しいしよ」
「……ありがとうございます」
彼女は、少し赤くなった。そしてその表情に、ドキリとさせられた。
その後、ミリアが生活に必要になると思われるものを、一緒に買いに行った。
基本的に自分の分しか食器を持っていなかったので、彼女の分のそれと、あと、寝具なんかも新しく買った。
ピンクの可愛いパジャマに、ミリアは赤くなって照れながらも、嬉しそうにしていた。
自分としては少しの間だけ泊めてあげるつもりだったが、来客用のそれらのものを持ち合わせていなかったのでちょうど良かったが……ミリアは、
「私のために、こんなに揃えてもらえるなんて……信じられないぐらいに嬉しいです」
と言ってくれた……って、長期間泊まるつもりなのだろうか……まあ、彼女がそれでいいのなら、今付き合っている女性がいない俺も問題ないが。
そして、折りたたみ式のベッドを新しく買うか、それとも床にマットを敷いて寝るのでもいいか、と聞くと、彼女は、えっというような表情で俺の方を見た。
「あの、その……一緒のベッドで寝るのではないのでしょうか……?」
あまりに突然のミリアの申し出に、俺は一瞬、奇妙な声を出してしまった。
「その……実は……今夜から、泊まるところがなくなってしまって……」
申し訳なさそうな、怯えたような表情でそう語る、まだ十代の清楚な美少女。
「何があったんだ?」
「……実は、私たちが活動していた劇団の支援者が、ご破算してしまったみたいで……借りていた小さな劇場も使えなくなって、住まわせてもらっていた宿舎も、今日中に出て行かないといけないことになってしまって……」
「それじゃあ、その……今まで頑張ってきた劇団は、活動できなくなったっていうことなのか?」
「事実上の解散です……近々そうなるだろうとは聞かされていましたが、あまりに突然で……」
俺は冒険以外の活動には疎いのだが、なかなかシビアなんだな……。
「……それで、他の団員達はどうなったんだ?」
「もともと、お給料は少なかったので多くの人は副業という形で参加していたので、その方達はちょっと収入が減るだけです。問題は、宿舎に寝泊まりしていた子達。みんな、一旦諦めて実家に帰るって言ってましたけど、私は……一昨年母親も亡くして一人っきりなので……」
……切実な問題だ……本当に今日、帰るところがなくなってしまうんだ……。
でも、それなら事情は分かった。別に、俺に好意を寄せて泊めて欲しい、って言っているのではなく、仕方なく、なのだ。
「……そういうことなら、どうしても他にあてがないなら、少しの間なら俺のところで泊めてあげてもいいけど……あ、けど、スポンサーっていうわけじゃないけどな」
あまり深く考えずにそう言うと、彼女の表情はぱっと明るくなった。
「本当に良いんですか? ありがとうございます! 泊めていただけるだけで十分です! 掃除でも洗濯でも何でもしますので、しばらくの間、よろしくお願いします!」
本当に喜んでいるような感じだ……それで十分、俺の心は満たされる。
――とは言っても、よく考えると、アラフォーの独身の男と、まだ十代の若い娘が一緒に住むことには変わりない。そのことを、この娘はどう考えているのだろうか。
俺のことを、人畜無害な草食系と思っているのか、それとも、そういう関係になってもいいと思っているのか……。
いや、ひょっとしたら、男の家に泊まることに慣れている?
「パパ活」では大人の関係までは至っていなかったといっていたが、スポンサーを探していたことからも分かるように、自分を支援してくれる男性を募っていたことは事実だ。そうであれば、男性と一夜を共にし、報酬を得るような事をしていたとしても不思議ではない。
清楚で、癒やし系の美少女だが、自分の夢のためには覚悟を厭わない、そんな強さを持っていることは、これまで話をしてきた中でも知っている。
そして俺を頼ってくれたということは、そういう関係になってもいいと思ってくれているのではないだろうか。
――いやいや、少なくとも今まで俺が接した中では、そんな下心を見せたことはなかった。だから、彼女にとっては父親と一緒に住むような感覚でいるに違いない。
いずれにせよ、ミリアのことを気に入っている俺にとっても、彼女がそうしたいと言っているならば、一緒に住めることは嬉しいことだ。
俺のアパートはちょっと奥まったところにあって、独り身の冒険者と言うことでご近所付き合いなんかもあんまりしていないし、誰かに見られたとしても気にならない。
スポンサー契約のように高額のお金を渡さなくても良いのであれば、泊めてあげるだけならばなんら問題ないように思えた。
「でも、本当によかったです。貯金もあんまり無かったし、宿を取ったとしても数日で路頭に迷うところでしたから……あと、ハヤトさん、本当に独身だったのですね」
「えっ? 疑ってたのか?」
「いえ、別にそういうわけでは……ただ、もし奥さんがいたなら、泊めてもらうのは無理かな、と思っていましたので。あと、彼女さんがいたとしても」
「ははっ、それだったらそもそも『パパ活』なんかしてないよ」
「そうですよね……ただ、先に会った方々は、ご結婚されている人の方が多かったので……」
……ということは、その人たちは「愛人」を探していたということか?
パパ活、恐るべし……。
そういうことで話がまとまったので、俺は自分の住所を教えた。
しかしよく考えたら、荷物とかもあると思ったので、一緒に彼女の住んでいた宿舎に行ってみることにした。
――そこにあったのは、今にも崩れそうな日々だらけの石造りの建物だった。
実際、雨漏りなんかも結構会ったようで、狭い部屋に数人が雑魚寝するような生活だったという。
これなら、自分を認めてくれるスポンサーを見つけたい、という気になるのも分かる気がするな……それはそれで勇気が要ることだが、それで夢を叶えられるなら、独占的に身を任せてでも支援を得て、一流の女優への近道を歩むことになるのだ。
……もっとも、今の俺では金銭的にも、社会的地位も中途半端なのだが。
彼女の荷物も、思ったよりずっと少なかった。
大きめの背負い袋と、ちょっと大きな手提げバックが一つ。それだけだった。
ミリアは、同僚の女の達と別れの挨拶をしていた。
また一緒に舞台に立とう、みたいな話をしているのが聞こえる。
俺のことをチラチラと見る人もいたが、本当の親ではなく、そういう支援者なのだと誤解したかもしれないな、と思った……ミリアも、それは承知の上なのだろう。
そして俺のアパートを見せると、
「広い……」
と目を輝かせていた。
決して新しくはないが、丈夫な建物の三階で、広さは日本で言うところの12畳ぐらいのリビングに6畳ぐらいの寝室、そしてもう一部屋、やはり6畳ぐらいの予備の部屋があり、俺はそこに剣や鎧なんかの荷物を置いている。
それらを片付ければ、女の子一人ぐらいが寝られるスペースは十分確保できる。
また、この世界には水道があり、魔道具を使って屋上に集められた水をシャワーとして浴びることができる。
給湯器も存在しており、その燃料となるのは「魔核」だ。
魔物や妖魔を倒して得られる「魔核」は、こんなふうに熱源や動力、照明のためのエネルギーとして活用されているのだ。
俺の部屋には、シャワールームと水洗のトイレが完備されている。これで月の家賃は8万ウェン。独身の俺には十分だった。
「本当にここで寝泊まりさせてもらっていいんですか?」
彼女は謙虚だ。
「ああ、俺としても仲良くなったミリアと一緒に住めるなら嬉しいしよ」
「……ありがとうございます」
彼女は、少し赤くなった。そしてその表情に、ドキリとさせられた。
その後、ミリアが生活に必要になると思われるものを、一緒に買いに行った。
基本的に自分の分しか食器を持っていなかったので、彼女の分のそれと、あと、寝具なんかも新しく買った。
ピンクの可愛いパジャマに、ミリアは赤くなって照れながらも、嬉しそうにしていた。
自分としては少しの間だけ泊めてあげるつもりだったが、来客用のそれらのものを持ち合わせていなかったのでちょうど良かったが……ミリアは、
「私のために、こんなに揃えてもらえるなんて……信じられないぐらいに嬉しいです」
と言ってくれた……って、長期間泊まるつもりなのだろうか……まあ、彼女がそれでいいのなら、今付き合っている女性がいない俺も問題ないが。
そして、折りたたみ式のベッドを新しく買うか、それとも床にマットを敷いて寝るのでもいいか、と聞くと、彼女は、えっというような表情で俺の方を見た。
「あの、その……一緒のベッドで寝るのではないのでしょうか……?」
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
追放シーフの成り上がり
白銀六花
ファンタジー
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。
前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。
これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。
ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。
ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していたはずなのに……
「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。
ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。
新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。
理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。
そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。
ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。
それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。
自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。
そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」?
戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
解体の勇者の成り上がり冒険譚
無謀突撃娘
ファンタジー
旧題:異世界から呼ばれた勇者はパーティから追放される
とあるところに勇者6人のパーティがいました
剛剣の勇者
静寂の勇者
城砦の勇者
火炎の勇者
御門の勇者
解体の勇者
最後の解体の勇者は訳の分からない神様に呼ばれてこの世界へと来た者であり取り立てて特徴らしき特徴などありません。ただひたすら倒したモンスターを解体するだけしかしません。料理などをするのも彼だけです。
ある日パーティ全員からパーティへの永久追放を受けてしまい勇者の称号も失い一人ギルドに戻り最初からの出直しをします
本人はまったく気づいていませんでしたが他の勇者などちょっとばかり煽てられている頭馬鹿なだけの非常に残念な類なだけでした
そして彼を追い出したことがいかに愚かであるのかを後になって気が付くことになります
そしてユウキと呼ばれるこの人物はまったく自覚がありませんが様々な方面の超重要人物が自らが頭を下げてまでも、いくら大金を支払っても、いくらでも高待遇を約束してまでも傍におきたいと断言するほどの人物なのです。
そうして彼は自分の力で前を歩きだす。
祝!書籍化!
感無量です。今後とも応援よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる