一行日記 2023年6月

犬束

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6月11日(日)

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・今週も映画を観に行く。
 何回か鑑賞はしてる作品ながら、テレビの画面でしか見たことなかったので、映画館へ足を運びましたよ。
 スクリーンのサイズも音の大きさも、家とは大違い。もう美の氾濫、出し惜しみなし!
 な の に …
 こちらの感受性が鈍っているのでしょう。やっぱり、先週と同じ、映画館を後にすると、たちまち夢が覚めたというのか、いつまでも興奮して、その世界の出来事で頭がいっぱい。なんて事態にはならないのですよ。
 残念というべきか、寂しいというべきか。あるいは、今の自分を熱狂させるのは、その作品ではないのか。

・本日の毎日新聞の一面は、なんとコナン・ドイルに迫る。『心霊主義者の顔』『ホームズ 名作誕生秘話』。
 その名作とは『バスカビル家の犬』。近代都市ロンドンに暮らす合理主義者のホームズが、土俗的な田舎で魔犬伝説に挑む。合理主義と心霊主義。コナン・ドイルの中の二つの要素が融合した作品。
 『バスカビル家の犬』って、ドラマでも見たし、小説も読んだはずなのに、オチがよく分からないんスよね🐺
 そういえば、数年前にテレビの旅行番組(多分)で、舞台になったダートムアでの『バスカビル家の犬ツアー』を紹介してたな。

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