一行日記 2024年６月 ☂️

６月24日（月）

・『失われた時を求めて』

　３巻の半分くらいまで読みました。
　仲良くなった男前侯爵は、恋人との関係に難儀してて、相手の女優は別れたがっているけど、今しばらくお金を引っ張るために、引き伸ばしてる状態。
　一方、「私」は、闊歩する子猫ちゃんの一団に見惚れて、いかに親しくなるか考え中。

・ドラマ『ゲゲゲの女房』

　教師になれた長女の藍子ちゃん。
　祖父や父・茂の妨害に遭いつつ、仕事に励んでおりました。が、順調だったのも束の間、児童たちからの反発、保護者からも叱責されて、すっかり落ち込んでしまいます。
　あんなに教師になるのを反対してた、茂お父ちゃん、ついに藍子ちゃんに、仕事場にも貼っているゲーテの言葉を送ります。
　そして、「戦わずに土俵を降りるのはつまらんぞ」と。
　家族の励ましのお陰で、辞めたいとまで追い詰められていたものの、藍子ちゃんはまた学校へ出かけて行くのでした。

・『クレイジージャーニー』
　特派員による「アフリカの闇」特集

　まず、ジンバブエにある、密猟犯罪組織と戦う女性のみのレンジャー部隊。
　仕事もなく、暴力を受け、地獄のような生活から逃れさせるために、レンジャーが組織されたらしい。けれども、犯罪組織相手の危険な仕事。その入隊試験も非常に過酷。

　次が、マダガスカル。危険鉱山での児童労働。貧しくて、家族総出で働いているらしいけれど、まず、家から鉱山まで片道３時間。鉱山には学校みたいに小さい子がわらわらおります。掘ったなりの、10メートル以上の穴を、命綱なしで降りて行く。穴が狭いので、子供の方が潜りやすい、ゆうのもあるみたいです。そして暑い・熱い。
　そこで採掘されたマイカ。日本でも使われる化粧品、携帯の液晶の原材料とか。外国に買い叩かれ、10キロ30円。家族で採掘しても採れるのは一日に20キロ。

　最後がナイジェリア。原油を盗むゲリラと政府の戦争。原油ゲリラ当人に取材するんですと。
　原油を送るパイプを破壊して盗むので、世界最大のニジェールデルタは、漏れ出た原油で環境がすっかり破壊されている。海の近くのマーケットは、生の魚はほとんど売られていなくて、あっても輸入品だとか。
　盗んだ原油を、原始的で危険な方法で精製するのは、ゲリラに格安で雇われた少年・少女たち。