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恋愛感情
第9話
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私は透かさず暴露する。
「え⁉なんで言うんすか⁉」
西君はまさか暴露されるとは思わなかったのか、驚きを見せて私を見る。
「へぇ~、因みにこれ選んだの過去9回あって初めてですよ」
そう佐藤さんは言う。
「そりゃーそうですよ(笑)。普通の人は選ばないもん」
「えーー」
私がそう言った事に対して頭を抱える西君。
「あ、言い直すと、選択肢の候補としてはありましたが、最終的に選んだのは今回が初めてです」
「ですって。ある意味記念ですね」
佐藤さんの言葉にそう伝える私。
「はい、なんかすみません」
「いゃなんで謝るんですか?全然大丈夫ですよ」
「因みに、これにした理由は?」
「えっと…それは‥」「欲の現れですよね?」
「うぇ!ちょっと待って…なんでも正直に言わなくても…」
私は西君をからかう様に言った。言われている西君も、なんだかまんざらでもない様子だ。するとその姿を見ていた佐藤さんは
「今までモデルなさった方々でも断トツにお似合いですね。まるで本当のカップルさんみたいで、握手会を除いて本当に初対面?って感じで」
私達はドキッとしてお互いに見つめ合ってしまった。その為少し間が開くが
「いゃいゃ、本当に握手会が初めてでそれ以来ですよー。握手会自体も約3ヶ月前だったので、1シーズン以来です」
と、私がそう言った
「凄い。だとしてもここまで意気投合してるのは初めて見ました」
すると西君が佐藤さんに質問する。
「つかぬ事お聞きしますが、先ほど”今までモデルなさった方々でも断トツ”とおっしゃってましたが、過去にこの仕事を切っ掛けにお付き合いされた方とかいらっしゃるんですか?」
「お付き合いに関しては分かりませんが、過去にこの仕事を切っ掛けに結婚に至った組は9組のウチ、5組いますね」
「「5組も⁉」」
「わー、息がぴったり!そうですよ、この式場を選ぶのも、この仕事が切っ掛けだからって」
そう佐藤さんは言った。5割越えの確率で結婚に至っているという事実。式場のだけあってご利益がありそうだ。
「え⁉なんで言うんすか⁉」
西君はまさか暴露されるとは思わなかったのか、驚きを見せて私を見る。
「へぇ~、因みにこれ選んだの過去9回あって初めてですよ」
そう佐藤さんは言う。
「そりゃーそうですよ(笑)。普通の人は選ばないもん」
「えーー」
私がそう言った事に対して頭を抱える西君。
「あ、言い直すと、選択肢の候補としてはありましたが、最終的に選んだのは今回が初めてです」
「ですって。ある意味記念ですね」
佐藤さんの言葉にそう伝える私。
「はい、なんかすみません」
「いゃなんで謝るんですか?全然大丈夫ですよ」
「因みに、これにした理由は?」
「えっと…それは‥」「欲の現れですよね?」
「うぇ!ちょっと待って…なんでも正直に言わなくても…」
私は西君をからかう様に言った。言われている西君も、なんだかまんざらでもない様子だ。するとその姿を見ていた佐藤さんは
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「いゃいゃ、本当に握手会が初めてでそれ以来ですよー。握手会自体も約3ヶ月前だったので、1シーズン以来です」
と、私がそう言った
「凄い。だとしてもここまで意気投合してるのは初めて見ました」
すると西君が佐藤さんに質問する。
「つかぬ事お聞きしますが、先ほど”今までモデルなさった方々でも断トツ”とおっしゃってましたが、過去にこの仕事を切っ掛けにお付き合いされた方とかいらっしゃるんですか?」
「お付き合いに関しては分かりませんが、過去にこの仕事を切っ掛けに結婚に至った組は9組のウチ、5組いますね」
「「5組も⁉」」
「わー、息がぴったり!そうですよ、この式場を選ぶのも、この仕事が切っ掛けだからって」
そう佐藤さんは言った。5割越えの確率で結婚に至っているという事実。式場のだけあってご利益がありそうだ。
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