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@藤堂side
11.4月1日22:09 ベッドへ@藤堂side
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「さくら、俺に触られて、嫌じゃないんだよな?会社の役職に遠慮する事ないんだよ」
嫌じゃないという言質をとって、俺は臆病に進む。
「嫌じゃない…です。あったかい…」
「ん…」
さくらの体を一瞬解放して、肩をつかんでこちらに向ける。
はにかんだように笑うさくら。
「泣き止んだ。」
「はい。ありがとうございました。」
謝るのではなく、感謝してくれる。いい子だな。
俺はさくらの額に、頬に、キスをする。
さくらは目を閉じて味わうように受けている。
「いいの?さくら?」
「え?なに?」
口をさくらの耳元に近付ける。
「このまま、進めるよ?さくらを、抱いていい?」
さくらはじっと俺の目を見ている。
俺の言う「抱く」の意味を考えているのだろうか。
「さくらのこと、もらっていい?はじめてでしょ?」
さくらははっとした表情をした。
そして、コクリとうなずいた。
「いいんだね。」
「はい…」
俺はもう一度さくらの額に口づける。
そのまま、さくらを横にして抱く。
さくらがしがみつく。
ベッドの上にさくらを仰向けに横たえ、その横にさくらの方へ体を向けて俺も寝そべる。
俺を見るさくら、頬を撫でながら顔に何度もキスをする。かわいいなあ。
唇を重ねる。さくらの唇を俺の唇で挟む。
「ん…」
さくらが声を出す。
「くすぐったい…」
「ふふ、かわいい。」
髪を指で漉き、耳元にもキスする。
「あっ」
さくらが肩をすくめる。
「あの…藤堂さん…」
「ん?何?」
「その…私…初めてなので…どうしたらいいか…わからなくて…。教えて…下さい…」
恥ずかしそうに、振り絞るように言うさくら。
うわ~。かわいい。反則。
「さくらは、何もしなくていいんだよ。優しくするけど、痛かったり嫌なことは言って?」
「はい…。」
こんな時までけなげなのか、この子。一生懸命仕事するときと変わらない。
唇を重ねてさくらの唇の弾力を味わう。
「さくら、口開けて」
さくらの唇の間から舌を差し込みさくらの舌と絡める。
ぎこちなく応える彼女に興奮する。
鼻で荒く息をするお互いの息が上唇をくすぐる。頭の中で唾液の音が響く。
より深く混ざりたくて角度を変えたときにお互いの歯がぶつかる。
初めての深いキスに必死で応えるさくら。
キスをしながらネクタイを緩める。襟から抜き取るときに、キスを中断してさくらの顔を見る。
半開きの口の周りを二人の唾液でぬらして、蕩けた顔をしている。
たまんない。
「さくら…もっと…しよ…」
すぐにキスを再開する。
さくらの腰や腹をシャツの上からゆっくり探る。
キスの合間のさくらの息遣いが甘くなる。鼻に抜けていくような吐息ような声。
「ん…うん…、はぁ…」
そのまま手を上にはわせていく。
嫌じゃないという言質をとって、俺は臆病に進む。
「嫌じゃない…です。あったかい…」
「ん…」
さくらの体を一瞬解放して、肩をつかんでこちらに向ける。
はにかんだように笑うさくら。
「泣き止んだ。」
「はい。ありがとうございました。」
謝るのではなく、感謝してくれる。いい子だな。
俺はさくらの額に、頬に、キスをする。
さくらは目を閉じて味わうように受けている。
「いいの?さくら?」
「え?なに?」
口をさくらの耳元に近付ける。
「このまま、進めるよ?さくらを、抱いていい?」
さくらはじっと俺の目を見ている。
俺の言う「抱く」の意味を考えているのだろうか。
「さくらのこと、もらっていい?はじめてでしょ?」
さくらははっとした表情をした。
そして、コクリとうなずいた。
「いいんだね。」
「はい…」
俺はもう一度さくらの額に口づける。
そのまま、さくらを横にして抱く。
さくらがしがみつく。
ベッドの上にさくらを仰向けに横たえ、その横にさくらの方へ体を向けて俺も寝そべる。
俺を見るさくら、頬を撫でながら顔に何度もキスをする。かわいいなあ。
唇を重ねる。さくらの唇を俺の唇で挟む。
「ん…」
さくらが声を出す。
「くすぐったい…」
「ふふ、かわいい。」
髪を指で漉き、耳元にもキスする。
「あっ」
さくらが肩をすくめる。
「あの…藤堂さん…」
「ん?何?」
「その…私…初めてなので…どうしたらいいか…わからなくて…。教えて…下さい…」
恥ずかしそうに、振り絞るように言うさくら。
うわ~。かわいい。反則。
「さくらは、何もしなくていいんだよ。優しくするけど、痛かったり嫌なことは言って?」
「はい…。」
こんな時までけなげなのか、この子。一生懸命仕事するときと変わらない。
唇を重ねてさくらの唇の弾力を味わう。
「さくら、口開けて」
さくらの唇の間から舌を差し込みさくらの舌と絡める。
ぎこちなく応える彼女に興奮する。
鼻で荒く息をするお互いの息が上唇をくすぐる。頭の中で唾液の音が響く。
より深く混ざりたくて角度を変えたときにお互いの歯がぶつかる。
初めての深いキスに必死で応えるさくら。
キスをしながらネクタイを緩める。襟から抜き取るときに、キスを中断してさくらの顔を見る。
半開きの口の周りを二人の唾液でぬらして、蕩けた顔をしている。
たまんない。
「さくら…もっと…しよ…」
すぐにキスを再開する。
さくらの腰や腹をシャツの上からゆっくり探る。
キスの合間のさくらの息遣いが甘くなる。鼻に抜けていくような吐息ような声。
「ん…うん…、はぁ…」
そのまま手を上にはわせていく。
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