上 下
5 / 22

5.処女のまま命じられる奉仕

しおりを挟む
「達したのだな・・・・ギルフォード、そこに仰向けに横になれ。」
 ローズを床におろし、ギルフォードが大公に従った。秘所への刺激が止まり、床に足がつき、体を安定させることのできたローズは、少し正気を取り戻せた。
 それもつかの間
「ローズ、ギルフォードの顔にまたがりなさい。」
「え?」
「ギルフォードにもっと気持ちよくしてもらいなさい」
 やっと地獄の時間が終わったと思ったところにさらに恥ずかしいことをさせようとする大公に、さらなる絶望へ落とされた。
「そんなこと…嫌…」
 大公はローズの手首のリボンをほどき解放し、動けずにいるローズを抱き上げ、ギルフォードの胸の上に下ろし、後ろから腿をつかんで足を広げ、ギルフォードの顔に向けさせた。非力なローズの抵抗は下からローズの腿を両腕で巻き取り、秘部を自分の口元に引き寄せる騎士の力に砕かれた。ギルフォードが、ローズの秘所は自分のものだというように再び口淫を始める。先ほどよりも遠慮なく吸い付き、舌で蜜口をなぞる。

「ギルフォード、そのまま、自身のものを慰めて鎮めるがいい。」
 ローズの足をつかむギルフォードの腕の拘束が解けた。
ローズの後ろでかちゃかちゃというベルトや布ずれ音がする。やがてギルフォードの息が荒くなり、それがローズの秘部にかかるようになった。

「ローズ、そなたはこっちだ」
 ローズの目の前に立った大公がナイトガウンの前を寛げ、自身の肉棒を取り出した。
 生まれて初めて見る男のものにローズは驚いた。固く大きく猛り、そそり立っている…。
「そなたが知る男のものは、一生、私のものだけだ。後ろは見るな。」
 後ろで何が起きているのか、よく理解できないままのローズの頭を大公が抑えた。頭を撫でられているようで、ローズは一瞬安堵したが、大公はもう片方の手で自身の太い肉棒を支えローズの顔の前に運んだ。美しい大公の顔からは想像もつかないグロテスクな色と形のものがそそり立っている。これが本当に人間の一部だろうか。ローズは現実とは思えない目の前の光景に言葉がなかった。

「そなたは、夫の私に奉仕するのだ。」
 ギルフォードの舌技に、思考の働かないローズが、意味を理解できずにいると、大公はそのままローズの口に肉棒の先をあて、ローズの頭を引き寄せ、口にねじ込んだ。
 ローズは突然口の中に差し入れられた異物に驚き頭を引こうとするが大公に抑えられ、そのまま喉奥を突かれた。
「ごふっ」
「ああ・・・、穢れを知らぬそなたがわたしのモノを淫らに咥えて、処女のまま、口を犯されている・・・。素晴らしい光景だ・・・。」
 大公は腰を振り、ローズの口の中で自身のものを動かした。ローズの口の中に生臭い味とにおいが満ち、ぬちゃぬちゃと音が響いた。

 ギルフォードの荒い息に、大公の息遣いも重なり、ローズの喉からも「んっんっ」という苦しい呻きが漏れた。粘膜同士の接している部分からの音も加わり、寝室はみだらな音に満ちた。

 大公が冷静さを失い、息を荒くし、顔をゆがめるのを見上げたローズと、ローズの淫らな顔を見下ろし堪能していた大公の目線が合う。
 こんな状況でも大公と目が合うことに胸の高鳴りを感じ、辱めを受けながらも自分に欲情する大公の姿に喜びを感じているのを否定できない。
―カーライル様が私に正気をなくして、欲情されている・・・。
「あっ、くっ!」
 大公がさらに顔をゆがめ、腰の動きを止めた。
「ローズ、真に夫婦となろう。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】堕ちた令嬢

マー子
恋愛
・R18・無理矢理?・監禁×孕ませ ・ハピエン ※レイプや陵辱などの表現があります!苦手な方は御遠慮下さい。 〜ストーリー〜 裕福ではないが、父と母と私の三人平凡で幸せな日々を過ごしていた。 素敵な婚約者もいて、学園を卒業したらすぐに結婚するはずだった。 それなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう⋯? ◇人物の表現が『彼』『彼女』『ヤツ』などで、殆ど名前が出てきません。なるべく表現する人は統一してますが、途中分からなくても多分コイツだろう?と温かい目で見守って下さい。 ◇後半やっと彼の目的が分かります。 ◇切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。 ◇全8話+その後で完結

辺境騎士の夫婦の危機

世羅
恋愛
絶倫すぎる夫と愛らしい妻の話。

【R18】禁断の絶頂

未来の小説家
恋愛
絶頂を我慢したい彼女の話

【R18】白い薔薇であったご令嬢は快楽の沼に堕ちた

未来の小説家
恋愛
 中世ヨーロッパの優雅な令嬢の初めての性的な体験

レイプ短編集

sleepingangel02
恋愛
レイプシーンを短編形式で

【R18】お父さんとエッチした日

ねんごろ
恋愛
「お、おい……」 「あっ、お、お父さん……」  私は深夜にディルドを使ってオナニーしているところを、お父さんに見られてしまう。  それから私はお父さんと秘密のエッチをしてしまうのだった。

【R18】散らされて

月島れいわ
恋愛
風邪を引いて寝ていた夜。 いきなり黒い袋を頭に被せられ四肢を拘束された。 抵抗する間もなく躰を開かされた鞠花。 絶望の果てに待っていたのは更なる絶望だった……

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

処理中です...