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10章
昔の恋人
しおりを挟む以前付き合ってた人って・・・・。
良い思い出だけだと
なかなか忘れられません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私がこの地に住みだしてもう1カ月が経つ。
イコール大輔と別れて3カ月。
日々・・・うちのマンションの斜め前にあるパーキングにたむろってる奴等。
お風呂上がりにバルコニーでお酒を飲もうと思ったら・・・
居るしッ!!!
・・・・・・。
最近はあんな子達も少し可愛く見えてきた。
上原湊も・・・・。
その内の一人。
可愛い生徒の・・・・。
一人なんだ。
ある日・・・。
お昼休み中にまたお弁当を持って小見川先生と保健室に向かうと・・・・。
その途中の階段脇から・・・。
「ねぇーー・・なんで最近会ってくれないの???」
そんな声がした。
若いカップルのいざこざ(笑)
私と小見川先生は顔を見合わせてその階段をスルー。
しようとしたら・・・
「うっせーな!・・・別に付き合ってたわけじゃねーんだから、そうゆう束縛なしにしようぜ?」
・・・・・。
そう言って出てきたのは・・・・。
上原湊。
うわー・・・。
最近少し気を許していた私も・・・この光景を見て我に返った。
そうそう、コイツこういう奴だった・・・。
上原君は私を見ると何もなかったように私の横をスルー・・・。
へぇー・・・(笑)
なーーにが3カ月で落とすよ・・・(笑)
上原君を追いかけて行った女の子は多分2組のギャル。
まぁまぁ可愛い小柄な子。
「湊ーーーっ!!待ってってば~―!!!」
私は振り返り・・・
そう・・・。
そうゆう感じがお似合い。
私なんかより上原君には今時の可愛いギャルが似合ってる。
保健室にて
「葉月ちゃんは彼氏と別れたって言ってたけど(笑)・・・今はいないの???」
小見川先生が言った。
あ・・・(笑)
あの就任した日皆の前で言っちゃったからね(笑)
「あーー・・(笑)はい、同棲してた人に振られて・・理由はよくわからないですけどねッ・・・」
そう・・結局よくわからなかった。
「えーー??理由聞かなかったの???」
「んー・・(笑)うん・・・」
てか、聞けなかった(笑)
そんな話を保健の木原先生は笑って聞いて・・・・
「でも葉月先生、最近生徒の中で上原君と仲が良いって噂あるから気を付けなさい???(笑)」
えっ・・・・
マジ???
木原先生の方を見て・・・。
「そんな噂があるんですか??」
「あーーー、でも球技大会の日??上原君が葉月ちゃんお姫様抱っこした時女子生徒の中から悲鳴が聞こえたもんねーー(笑)」
えっ・・・
全然覚えてない。
「まぁ・・・今は噂で留まってるけどーーー・・保健室で結構みんな言ってるわよ?(笑)上原君人気ある子だから気を付けなさいね・・・。」
・・・・・・。
湊said
何度かやった相手・・・。
違うクラスの沙也加・・・・。
ただのやりまんギャル。
「んっ・・・あんっ・・・湊もっと奥ーー・・・」
あーーー・・久々だからもう出そう・・・・。
学校の帰りに海岸沿いのトイレでやった。
でも何だこの虚しい感じ。
沙也加の腰をグッと抑え後ろから思いきり奥をッ・・・
「きゃぁああんっ!!ぁあああーーーーーっ!!!!!」
沙也加は腰が砕ける様に便座にもたれて倒れ込んだ・・
俺も沙也加のケツに思い切りだし・・・・
はぁー・・・。
なーーんか・・・・。
不発な感じ。
俺の脳裏に・・・・
昼間に廊下で逢った瑠衣の顔・・・・。
「はぁ・・湊・・・口でしてあげる・・・」
沙也加は起き上がり俺のモノを握って口に入れようとした。
「あっ!!・・・わりぃっ・・!!もういいや!」
「えっ?!」
直ぐに制服のズボンをはき・・・トイレを出た。
「湊ッ?!・・・待ってよ湊ーーーーっ!!!」
なんか違う・・・。
やっぱ違う・・・。
俺はチャックを上げ、バイクを置いてある駐輪場まで戻り・・・。
家に戻った。
俺の家は江の島から藤沢方面に少し行った海沿いの定食屋の上。
定食屋に入ると・・・・。
「おっ!湊ッ、今日バイトか?」
龍の従兄の祐一兄さんが店の奥から言って来た。
「あーーー・・夜中バイトっす(笑)ちょっと着替えて出かけます!」
奥の階段を駆け上がり2階に行くと・・・・。
「上地せんぱっ!!・・・ぁっ・・・/////」
はっ?!
隣の龍の部屋から女の声が聞こえた(笑)
あーーー・・アイツ女連れ込みやがって・・・。
俺は龍の部屋の扉を叩き・・・・。
「龍ッ!!連れ込み禁止だぞッ(笑)・・俺出かけるからまたバイト先で合流な!」
そう言うと・・・・
「あーーーっ!!・・・わーーーーったよ!!」
(笑)(笑)
瑠衣said
仕事を終え学校を出て・・・。
今日は直ぐ近くのスーパーで寄り道。
一人だとあまり食材使わないな・・・。
お酒コーナーでワインと・・・・少し野菜と・・お肉・・・。
久々シチューでも作ろうか・・・。
レジの方に向かうと・・・・。
「・・・瑠衣?・・・・」
・・・・・・・。
その声は・・・・。
嘗て私が大好きだった・・・その人の声。
振り返ると・・・・
「・・・大輔・・・・」
そう・・・。
そこに立っていたのは・・・大輔。
何故か私は・・・。
お金やら家具やらを持って出て行った元カレと・・・
海沿いを歩いている。
「ごめんな、・・・瑠衣・・・。」
・・・・・。
私はスーパーの袋を下げ足を止めた。
「な・・・何が???」
大輔も立ち止まって私の方を見て・・・・。
「あの日・・・ちゃんと相談すりゃよかったな・・・。」
え・・・。
何がッ???
一回海沿いのベンチに腰掛け話を聞くと・・・・。
あの時実は大輔は消費者金融にお金を借りていて・・・。
返済が滞っていたという。
それでもう逃げられずお金と・・・家具を・・・。
「家具とか売ったってこと??」
そう言うと大輔は頷き・・・・。
「今、食品メーカーに就職が決まってさっきのスーパーは営業で来てて・・・。」
・・・・・・。
確かに・・・以前はパチンコ屋でバイトだったから私服だったけど・・・。
今日はスーツだ。
「ねっ・・瑠衣、・・・もう一回やりなおせないかな?」
大輔は私の手を握って言って来た。
え・・・・・//////
私ってバカかもしれない。
「はぁ・・あーー・・瑠衣ッ・・上で腰振って!!」
なんか違う・・・。
大好きだった大輔との久々のエッチ・・・。
大輔に言われるまま上にいき腰を動かした。
「そうっ・・すっげーいい・・気持ちいいよッ!!」
私は全然気持ちよくない・・・。
でも・・・。
戻って来てくれたの・・・。
大輔はまた上に来て思いきり腰を動かし・・・・。
「はぁー・・あーーーいくーーー!!!」
声を上げて私のお腹に出した。
「はぁー・・・スッゲーよかった・・・やっぱ瑠衣の中気持ちいいや・・・(笑)」
大輔・・・。
エッチを済ませると大輔は服を着て・・・。
「またこっちの営業あるからここ来ていい?(笑)」
・・・・。
「もう帰るの??」
急いでネクタイを絞めて・・・・。
「あぁ、一回会社に戻らないといけなくて・・・(笑)・・・また連絡するよ!!」
・・・・・・。
「あ・・、大輔ッ・・・・」
私は慌ててTシャツを着てショートパンツをはき玄関先まで追いかけて行った・・・。
「どうした??(笑)」
大輔は・・・一緒に暮らしてた時と変わらない顔で返事をした。
・・・・・。
「あの・・・私の事好きなの???」
そう言うと大輔は笑って・・・。
私を抱き寄せ・・・。
「好きに決まってるじゃん(笑)・・・俺には瑠衣だけだって・・瑠衣としかセックスできない男だよ??」
・・・・///////
「直ぐ連絡くれる???」
「直ぐするよ(笑)大好きな瑠衣が何処か行っちゃわないよーにね(笑)」
そう言って・・・。
チュー――っとキスをして・・・。
「大好きな瑠衣・・俺だけを見ててね・・(笑)」
・・・・・・・//////
そう言って・・・・・
出て行った・・・・。
嘘・・・・///////
だ・・・・
大輔が戻って来た!!!//////
私だけとしかできないって言った!!!
湊said
あーーあ、・・・今日はアイツ風呂上がりに酒飲まないのかな。
マンションの前のパーキングでマンションを眺め一服。
時間は20時半・・・。
携帯を眺め・・・。
もう・・・バイト行かねーとな・・・。
俺はバイクに跨って・・・そのパーキングから離れた。
最近俺って・・・変だよな。
瑠衣と出逢って・・・俺はなんか変だ。
あの日に連絡先を聞けずずっとモヤモヤしてた。
龍に頼んであの香奈って女にあの女の連絡先を聞こうかって思ったくらいモヤついた。
でも・・・あの女は教師として俺の前にまた現れて・・・。
そして言われたんだ。
教師と生徒じゃなかったら・・・・って・・・。
マジで・・・。
俺・・・
やっぱ変だ。
7月
あの女と知り合って・・・2カ月が経ってしまった。
3カ月で落とすと言ったけど・・・(笑)
最近まったーーーーーーく!!って言うほどあの女とは接触できていない。
てか避けられてる???
授業もうちのクラスはオカマ教師しか来ねーし・・・・。
俺は今日も教室の机に伏せて・・・居眠り・・・。
キーーンコーーンカーンコーーン・・・・・。
チャイムは俺の子守歌でーー・・・
ガラガラ・・・・。
オカマ教師の英語も俺の子守歌ーー・・・。
さっきまで煩かった教室内が何故か急に静まり返った・・・。
「・・・おい・・・湊起きろ・・・。」
隣の龍が俺の腕を掴みゆすった。
はぁー・・・。
「マジもう少し寝かせろ・・・超眠い・・・。」
・・・・・・。
パッコーーン!!!!
・・・・・。
はっ?!
俺は何かで頭を殴られ・・・・。
「何すんだよッ!!!」
勢いよく立ち上がると・・・・・。
・・・・・・・。
「あ・・・・・。」
勢いよくそう言ったはいいものの・・・・・。
俺の目の前に居たのは・・・・。
「瑠衣・・・・。」
思わず言ってしまった・・・・。
瑠衣は俺の顔を見て・・・・。
多分これで殴ったであろう教科書を手に持ち・・・・。
「Please don't call under the name.」
そう言った。
(笑)
それを聞いた龍はケタケタ笑う・・・・。
へー・・・。
名前で呼ぶなって?(笑)
「Don't avoid me.」
言い返してみる。
俺を避けるんじゃねーよ!
瑠衣はビックリした顔をして・・・・・。
「It isn't avoided.Because it was returned with boyfriend, please don't bother me.」
はぃぃっ?!(笑)
彼氏とよりを戻しただとッ?????
俺が何で英語が喋れるかって???(笑)
そりゃーー・・・天才だから!!
ただのバカじゃねーよ!
今日はオカマが風邪を引いたらしく臨時で瑠衣が6組に来た。
授業中はみーーんな瑠衣の英語をおとなしーーく聞いてたまーにどうでもいい質問をして瑠衣にパコーンと殴られる。
てか・・・。
あの・・・大輔ってバカとより戻したって???
・・・・・。
嘘だろッ????
授業が終わり瑠衣が教材を持って教室を出て行くと・・・俺は瑠衣を追いかけて行った・・・・。
「おいっ!!・・・ちょっと待てって・・・。」
腕を掴むと瑠衣は持ってた教材を下に落とし・・・・。
・・・・・。
「悪い・・・・」
一緒に拾った。
「英語・・・発音いいね(笑)習ってた?」
どうでもいい話をしてきやがった・・・。
「沖縄にはアメリカ人多いからな・・仲良くなって覚えた・・・。」
「あーー・・そっか(笑)沖縄出身だもんね・・・。」
ご機嫌そうに笑いやがって・・・・。
瑠衣は荷物をまた持ち立ち上がって歩き出す・・・。
俺はまたその横を歩き・・・・。
「より戻したってどういう意味?」
すたすたと歩く速度は気持ち早まり・・・・。
「偶然会ったの・・・話を聞いたら事情があったみたいで謝って来た・・・。だから許して・・今また付き合ってる!」
はぁ????
「金を持ち逃げしたのに事情があったからって許したのか??」
瑠衣は一回立ち止まり・・・・。
「そうよ、・・・大輔は・・・私だけが好きって言ってくれた・・・私だけって!!・・・・。それだけで十分だもん!」
私だけ・・・。
「お前だけって言ったら誰でもいいのか?」
・・・・・・。
「もう関わらないでッ!!マンション前にも来ないで・・・誤解されても困るから!」
なっ・・・・
なにぃぃーーーーーっ?!
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