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三章
模擬授業です!
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ハルトさんが真新しいチョークを手にとる。そしてその白いチョークをプラプラとさせながら言った。
「じゃあ、子竜ちゃん達と姫様のために頑張って授業をしてみようかな。竜について――は、むしろ僕の方が教えてほしいくらいだから止めておくとして、やるなら魔術についてだよねぇ……」
ハルトさんが宙を見て少し考え込む。どうやらどんな授業にするか考えてくれているみたいだ。
ちらりと隣を見ると三頭がちょこんと机に両前脚を置き、キラキラとした瞳でハルトさんを見ている。その視線を受けてハルトさんも満更でもなさそうだ。心なしかデレデレしている。
「でも、竜よりも高度な魔術は知らないし使えないしなぁ……。あ、みんな魔法陣とか使ってみる? 生粋の竜だったら使ったこともこれから使うこともなさそうだし。ただ姫様がちょっと退屈になっちゃうけど」
「お気になさらないでください。私はこの雰囲気だけで十分楽しんでますので」
ちょっとどころか、本来の学校とは随分と違うのだろうけど、学校ってこんな感じなのかなと思うと結構楽しい。
「学校ってそんなにいいもんじゃないと思うけど、まあ姫様が楽しそうでよかったよ。じゃあ魔法陣用意するね」
そう言うとハルトさんは黒板にサラサラと魔法陣を描き始めた。
さすがに描きなれていて、綺麗な魔法陣だ。
ノヴァたちは「これなんだろう?」と首を傾げながら黒板を見詰めている。
確かに、竜であるみんなはあんまり魔法陣と触れる機会はないかもですね。そもそも魔術を使うのに魔法陣は必要ないですし。私がプレゼントした魔法陣はありますけど、あれは刻まれた魔法陣が摩耗するのを防ぐために外からは見えない作りになってますしね。というか、魔道具は基本的に外からは魔法陣が見えない作りになっている。
ものの数分でハルトさんが魔法陣を描き終える。
「さあみんな、これは何の魔法陣だと思う? 分かった竜は手を挙げてね」
「「「きゅっ!!」」」
子竜達が一斉に短い両手を挙げた。ばんざいの格好だ。
ぎゃんかわです。
前を見れば、ハルトさんも顔を覆って悶えていた。よくわかりますよ、その気持ち。
たしかにハルトさんは手を挙げてとしか言ってなかったので子竜達が両手を挙げてしまったのも頷ける。思わぬ僥倖ですね。しっかりと脳にこの光景を刻んでおこう。
「う~ん、じゃあノヴァ!」
ハルトさんがノヴァを指名した。
「きゅ! きゅきゅっ!!!」
ノヴァが一生懸命鳴いてハルトさんに答えを伝える。
「うんうん、なるほどね。姫様、ノヴァはなんて言ってるの?」
涼しい顔で頷いていたハルトさんがクルリとこちらを見てそう言った。そうですよね、子竜の言葉は分かりませんもんね。
「温風を出す魔法陣だって言ってます」
「うんうん、正解だよ」
「きゅ~!!」
ハルトさんに褒められてノヴァが嬉しそうに鳴き声を上げる。それを見て、指名されなかったリューンとカノンは不満気に「ぎゅ~ぎゅ~」鳴いた。自分達も分かっていたぞと。これは通訳しなくてもハルトさんに伝わったようだ。
「ああ、ごめんね。リューンとカノンも分かってたんだね。次からはみんな同時に答える形式にしようか」
ハルトさんが言い終わる前にリューンはパタパタと羽を動かし、黒板の前まで飛んで行った。そして、なんだなんだと私達が見守る中、ぴとりと魔法陣に触れる。
瞬間――
ゴォッ!!!
「!?」
魔法陣から凄まじい勢いで温風が吹き出した。暴風がハルトさんを襲う。
幸いにも風が出たのは一瞬で、すぐに風は納まった。だけど、ものすごい勢いの風に襲われたハルトさんの髪はぐしゃぐしゃで服も大分乱れてしまっている。
ハルトさんがガシッとリューンの両脇を掴んだ。
「す、すごいよリューン!! 補助インクを使った魔法陣でもないのに発動させられたの!? あ、そういえば前に姫様も補助インクなしで魔法陣を修復してたことがあったよね。竜には関係ないのかな……」
瞳を輝かせてリューンを褒めたと思ったら何かを考え込み始めてしまったハルトさん。
「あ、でもこの魔法陣を介して魔術を発動したかどうかは分からないよね。そもそも竜には必要ないものだし……」
「きゅ~!!」
リューンが身を捩ってハルトさんの腕から逃れる。そして小さな羽をパタパタと動かして自分の席に戻って行った。
「きゅきゅ!」
「早く次と言ってます」
「うぅ、そうだよね、授業中だもんね。仕方ない、考察は後にしよう」
そう言ってハルトさんは次の魔法陣を黒板に描き始めた。
そして、それから一時間程授業を受けると子竜達は満足したようで、その場はお開きになった。
私も楽しかったです。子竜のみんなもかわいかったですし。
初めての体験に興奮していた私は、ヴォルフス様に会うや否や今日あった出来事の話をした。
私が話し終えるとヴォルフス様は勢いよく頭を抱えた。どうしたんでしょう?
目をぱちくりさせる私の前でヴォルフス様が低く唸る。
「ぐぅぅぅ、悔しい! なんで俺はそんなかわいい光景を見てないんだ!! 断固やり直しを要求する!!」
「……」
たしかに、子竜ズはとってもかわいかったですね。
満足して子竜達は寝てしまったためヴォルフス様の要求が叶うことはなく、また今度機会があったらということになった。
********************
【お知らせ】
いつも「生贄令嬢は怠惰に生きる ~小動物好き竜王陛下に日々愛でられてます~」をお読みいただきありがとうございます!
この作品は現在レジーナブックス様で書籍化企画進行中です。
正式に決定しますと、11/30に一章部分(番外編を除く)を非公開にさせていただくことになります。
ご不便をおかけして申し訳ありません!
無料で読み返せるのは11/30までとなってしまうので、もし読み返したい方がいらっしゃればそれまでにどうぞ!
これからも「生贄令嬢は怠惰に生きる ~小動物好き竜王陛下に日々愛でられてます~」
ついでに、遅ればせながらTwitterをはじめました!
よかったら遊びに来てくれると嬉しいです!!
@yukino_yukinoda
「じゃあ、子竜ちゃん達と姫様のために頑張って授業をしてみようかな。竜について――は、むしろ僕の方が教えてほしいくらいだから止めておくとして、やるなら魔術についてだよねぇ……」
ハルトさんが宙を見て少し考え込む。どうやらどんな授業にするか考えてくれているみたいだ。
ちらりと隣を見ると三頭がちょこんと机に両前脚を置き、キラキラとした瞳でハルトさんを見ている。その視線を受けてハルトさんも満更でもなさそうだ。心なしかデレデレしている。
「でも、竜よりも高度な魔術は知らないし使えないしなぁ……。あ、みんな魔法陣とか使ってみる? 生粋の竜だったら使ったこともこれから使うこともなさそうだし。ただ姫様がちょっと退屈になっちゃうけど」
「お気になさらないでください。私はこの雰囲気だけで十分楽しんでますので」
ちょっとどころか、本来の学校とは随分と違うのだろうけど、学校ってこんな感じなのかなと思うと結構楽しい。
「学校ってそんなにいいもんじゃないと思うけど、まあ姫様が楽しそうでよかったよ。じゃあ魔法陣用意するね」
そう言うとハルトさんは黒板にサラサラと魔法陣を描き始めた。
さすがに描きなれていて、綺麗な魔法陣だ。
ノヴァたちは「これなんだろう?」と首を傾げながら黒板を見詰めている。
確かに、竜であるみんなはあんまり魔法陣と触れる機会はないかもですね。そもそも魔術を使うのに魔法陣は必要ないですし。私がプレゼントした魔法陣はありますけど、あれは刻まれた魔法陣が摩耗するのを防ぐために外からは見えない作りになってますしね。というか、魔道具は基本的に外からは魔法陣が見えない作りになっている。
ものの数分でハルトさんが魔法陣を描き終える。
「さあみんな、これは何の魔法陣だと思う? 分かった竜は手を挙げてね」
「「「きゅっ!!」」」
子竜達が一斉に短い両手を挙げた。ばんざいの格好だ。
ぎゃんかわです。
前を見れば、ハルトさんも顔を覆って悶えていた。よくわかりますよ、その気持ち。
たしかにハルトさんは手を挙げてとしか言ってなかったので子竜達が両手を挙げてしまったのも頷ける。思わぬ僥倖ですね。しっかりと脳にこの光景を刻んでおこう。
「う~ん、じゃあノヴァ!」
ハルトさんがノヴァを指名した。
「きゅ! きゅきゅっ!!!」
ノヴァが一生懸命鳴いてハルトさんに答えを伝える。
「うんうん、なるほどね。姫様、ノヴァはなんて言ってるの?」
涼しい顔で頷いていたハルトさんがクルリとこちらを見てそう言った。そうですよね、子竜の言葉は分かりませんもんね。
「温風を出す魔法陣だって言ってます」
「うんうん、正解だよ」
「きゅ~!!」
ハルトさんに褒められてノヴァが嬉しそうに鳴き声を上げる。それを見て、指名されなかったリューンとカノンは不満気に「ぎゅ~ぎゅ~」鳴いた。自分達も分かっていたぞと。これは通訳しなくてもハルトさんに伝わったようだ。
「ああ、ごめんね。リューンとカノンも分かってたんだね。次からはみんな同時に答える形式にしようか」
ハルトさんが言い終わる前にリューンはパタパタと羽を動かし、黒板の前まで飛んで行った。そして、なんだなんだと私達が見守る中、ぴとりと魔法陣に触れる。
瞬間――
ゴォッ!!!
「!?」
魔法陣から凄まじい勢いで温風が吹き出した。暴風がハルトさんを襲う。
幸いにも風が出たのは一瞬で、すぐに風は納まった。だけど、ものすごい勢いの風に襲われたハルトさんの髪はぐしゃぐしゃで服も大分乱れてしまっている。
ハルトさんがガシッとリューンの両脇を掴んだ。
「す、すごいよリューン!! 補助インクを使った魔法陣でもないのに発動させられたの!? あ、そういえば前に姫様も補助インクなしで魔法陣を修復してたことがあったよね。竜には関係ないのかな……」
瞳を輝かせてリューンを褒めたと思ったら何かを考え込み始めてしまったハルトさん。
「あ、でもこの魔法陣を介して魔術を発動したかどうかは分からないよね。そもそも竜には必要ないものだし……」
「きゅ~!!」
リューンが身を捩ってハルトさんの腕から逃れる。そして小さな羽をパタパタと動かして自分の席に戻って行った。
「きゅきゅ!」
「早く次と言ってます」
「うぅ、そうだよね、授業中だもんね。仕方ない、考察は後にしよう」
そう言ってハルトさんは次の魔法陣を黒板に描き始めた。
そして、それから一時間程授業を受けると子竜達は満足したようで、その場はお開きになった。
私も楽しかったです。子竜のみんなもかわいかったですし。
初めての体験に興奮していた私は、ヴォルフス様に会うや否や今日あった出来事の話をした。
私が話し終えるとヴォルフス様は勢いよく頭を抱えた。どうしたんでしょう?
目をぱちくりさせる私の前でヴォルフス様が低く唸る。
「ぐぅぅぅ、悔しい! なんで俺はそんなかわいい光景を見てないんだ!! 断固やり直しを要求する!!」
「……」
たしかに、子竜ズはとってもかわいかったですね。
満足して子竜達は寝てしまったためヴォルフス様の要求が叶うことはなく、また今度機会があったらということになった。
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