エナドリ大冒険 〜知られざる文明ネフェリウス文明！！祖父の残した日記からたどるミステリー〜

プロローグ1

古代エジプト文明の前にも、神秘的な文明が栄えていたとされる。その文明は未知の技術や知識を持ち、古代エジプト文明の興隆よりも古くから存在していたと伝えられている。

伝説によれば、この古代の文明は天文学、建築、医学などの分野で驚異的な進歩を遂げていた。彼らは太陽や星々の運行を正確に観測し、神聖な建造物や天文台を建設し、また医学の知識を駆使して病気や怪我を治療していたと伝えられている。
様々な伝説が残されている中で、特に有名なのは彼らの文明は「エナジードリンク」と呼ばれる飲み物が作られていたとされていることである。このエナジードリンクは、人々に驚異的なエネルギーと力を与え、長寿や健康に関する秘密を持っていると伝えられている。そのエナジードリンクを飲むと、人々は特殊な能力を、得ることができるそうだ。


そんな不思議に包まれた文明。彼らはこの文明を「ネフェリウス文明」と呼んでいる。
しかし、その文明はいつの間にか消え去り、その技術や知識も失われてしまった。

多くの冒険家や学者がその謎を解き明かそうとしてきたが、成功した者は一人もおらず、生還した人もごくわずかである。

リアンは古代エジプト文明が栄えている地域で育った。
彼の心には常に探究心と冒険心が宿っていた。彼は幼い頃から、遺跡や古代の遺物に興味を持ち、彼の祖父に良く質問をしていた。
祖父は、歴史に詳しく昔は冒険家をしていた。リアンに自分が知っている様々な知識を教えたたり、分からないことでも 自分なりの 推察を教えていた。

ある日のこと、彼の大好きな祖父が病にかかってるしまった。
みるからに、回復の余地はなく、寿命もあとわずがだと思われる。
そんな状態で、祖父も死を悟ったのか、リアンにネフェリウス文明の謎を解き明かして欲しい頼んだ。
唐突だった。リアン自身ネフェリウス文明に興味を持っていた。

リアンは、今は自分の命よりも冒険への興味の方が勝り、快諾した。
リアンはこれから待ち受ける恐怖などまったく考えていなかった。

冒険を決めたところで、祖父にもっと詳しく その時の話を聞こうと思ったものの、祖父にはもはやその力も残っておらず情報はほぼないに等しい。
祖父の病態はどんどん悪化していく。
もはや ダメかと思った時、祖父が口を開いた。

「これが最後の言葉になるだろう。私の机の中に冒険した時の日記を書いておいた。きっと役に立つだろう。頑張って 私がたどり着けなかった謎を解明してくれ。天国で待ってるぞ。」

家族は涙を流しながらも、祖父の願いを叶えてあげようと決意するのだった。
　
------------------------------------------------------------------------------


ここから始まるリアンの大冒険。
ファンダジー小説でもありながら、ミステリー要素もあります。
緩く更新していくので完結までどうかお付き合いください。