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第一章 なんだよこのヒロイン(笑)
12話
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「はぁ」
昨日はなんてことをッ!
結局、告った訳でもないし、
凛香が俺のこと
どう思ってるのかもよくわかんないし、
昨日の今日で、凛香と上手く話せるかな...
「はあ~~」
「よお、どうした~」
「うぉおッ!?
雅紀!?驚かせんなよ~!!」
「怒んなよ~老けるぞ~
で、ため息ついてて、どうした?」
「いゃあ~、昨日あの後凛香と色々あったんだけど」
「告ったの??」
「...いや、それが曖昧な感じになっちまって...」
っていうか雅紀って確か...
「...それらしいことは言ったんだろ?
大きな進歩じゃねぇか!良かったな!!」
眩しい笑顔を見せる雅紀
「は...?良かったってお前、凛香のことすきだよな?」
「...あ~でも言わないとお前、行動起こさねぇかと思って...」
そうだったのか...
「...お前、いいやつなんだな」
「ん??今さら!??そーだよ俺めっちゃいいやつ!!エッヘン!」
「...やっぱ今のなしで...。」
「ひどいッ!?俺、お前の恋のキューピッド!!
お前、俺があん時言うまで
凛香に何も言わないつもりだったろ...;
ほんと...感謝しろよな!
...とにかく!頑張れよ!!」
「ッああ!!ありがとな!!!」
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「...ッ..ほんと..頑張れよ.....」
そう言って 落ちる滴の音は
きっとあいつには届かなかったろう
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「はぁ」
昨日はなんてことをッ!
結局、告った訳でもないし、
凛香が俺のこと
どう思ってるのかもよくわかんないし、
昨日の今日で、凛香と上手く話せるかな...
「はあ~~」
「よお、どうした~」
「うぉおッ!?
雅紀!?驚かせんなよ~!!」
「怒んなよ~老けるぞ~
で、ため息ついてて、どうした?」
「いゃあ~、昨日あの後凛香と色々あったんだけど」
「告ったの??」
「...いや、それが曖昧な感じになっちまって...」
っていうか雅紀って確か...
「...それらしいことは言ったんだろ?
大きな進歩じゃねぇか!良かったな!!」
眩しい笑顔を見せる雅紀
「は...?良かったってお前、凛香のことすきだよな?」
「...あ~でも言わないとお前、行動起こさねぇかと思って...」
そうだったのか...
「...お前、いいやつなんだな」
「ん??今さら!??そーだよ俺めっちゃいいやつ!!エッヘン!」
「...やっぱ今のなしで...。」
「ひどいッ!?俺、お前の恋のキューピッド!!
お前、俺があん時言うまで
凛香に何も言わないつもりだったろ...;
ほんと...感謝しろよな!
...とにかく!頑張れよ!!」
「ッああ!!ありがとな!!!」
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「...ッ..ほんと..頑張れよ.....」
そう言って 落ちる滴の音は
きっとあいつには届かなかったろう
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