ギャルゲーかよ(笑)

ねむり

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第一章 なんだよこのヒロイン(笑)

1話 

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『パシンッ親友だと思ってたのに!』


俺、速水光希はやみこうき...


「クッソォ!!全然攻略出来ねぇじゃん
このヒロイン!!」


絶賛ギャルゲー中である



「お前は本当に女子だよな??
口調いつもとちがくね??
っていうかしょーがねぇだろ?この幼馴染みキャラヒロインは難易度高いんだから
チョー鈍感なんだよ!」


まるで誰かさんみたいだ




「鈍感??程があるでしょ!?
っていうか主人公もあれだよな~
なんで今まで告んなかったんだよってはなしだよな
ヘタレかよ!!」




「ギクッ)...ゲームだろ
よく少女マンガであるだろ 多分」


ヘタレで悪かったな



「少女マンガといったらこういう展開なら~~ニヤ

私たちがこのゲームのようになるフラグ建築!!見たいな??なに??光希告ってくれるの!??」



このギャルゲーヒロインがお前に似てるから買った


「~っ!!んな訳ないだろ!!
ってか語彙力ねぇな!!?」


なんて、言えるわけがない



「ぱしんっ!!酷い!!恋人になれると思ってたのに!」



「突っ込みどころ満載だな!?ギャルゲーの真似か??っていうか“ぱしんっ“って口で言うなよ
口元ニヤけてんのバレバレなんだよ...」



「ありゃバレちった??」





この想いは胸に秘めておきたい




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