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1章 始まり
ステータス確認
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(あの大きな水晶玉でステータスが見れるようになるのか?)
そう思いながら、自分の頭と同じくらい大きな水晶玉をじっと眺めていると
「アーマンくん?だっけ。この子さっきからずっとこの水晶玉見てるね。どうしてこんな物があるのか気になるのかな?」
「多分そうだろう。まだ生まれて4日目だから新しく見るもの全てが気になるのだろう」
そう言いながら父親(ノーマン)は俺の頭と優しく撫でるのであった。
(お父さん。違います。確かに水晶玉は気になりますが、精神年齢は18歳です。)
アーマンは心の中で謝りながらそういうのだった。
「ナトリクスさん。雑談は後でも出来ますから、早くこの子のステータスを見せてください」
と言いながらアイーダは今すぐにでも見たいと言うふうにさっきからずっとソワソワしているのだ。
「アイーダさん。ごめんね。それじゃ直ぐにステータスの確認をするよ」
そう言うとナトリクスは水晶玉に両手の手のひらを向けながら
「アーマン・ヘンドリクス・ペネシットのステータス表示。水晶玉よ。私の願いを届けよ。」
そう言うと段々と水晶玉が光っていき、その光が収まると水晶玉の中に
〈ステータス表示〉
出身地 アルバーン王国ヘンドリクス領地
名前 ノーマン・ヘンドリクス・ペネシット
加護 創造神オリジンの加護
「「「「…」」」」
(おいーー!!!あの時会った子どもっぽい神様この世界の名前と同じだと思ったらやっぱり創造神だったのかよ。それよりこの空気をどうにかしてくれ)
そう思いながらステータスが表示されて、10秒くらいの沈黙が経った後くらいに急にアイーダが、
「きゃー!!さすが私とノーマンの子供ね!今まで、創造神の加護を貰ったと言われる生物はこの世に1人としていなかったと呼ばれるのに!」
「これは喜ぶべき事だが…ナトリクス。これはどういう事がわかるか?」
「すまん。俺も創造神どころか人間で実際に神の加護を持った奴を見るのは初めてだ。さらに創造神の加護とは。」
「とりあえずゆっくり話したいから別室に移動するか。それにアーマンもそろそろお昼寝の時間だと思うからな」
「確かにそうね。アーくんはそろそろお昼寝の時間ですからノーマン。私はアーくんを寝かしてくるわ」
「分かった。アーマン君が寝た後に3人で話をしよう」
(えっ。その話とても重要何じゃないの?俺も聞きたいんだけど。)
アーマンは抵抗使用としたが上手く手が動かないため結局アイーダにいつも寝ている部屋まで連れていかれ、ベットに入っり少し経つと眠気が来て寝てしまうのであった。
アイーダはアーマンを寝かしつけた後、サリアちゃんにお茶を出すよう頼み、ノーマンとナトリクスのいる部屋に向かうのであった。
「お待たせしました。アーくんがなかなか眠らなくて少し時間かかってしまいましたわ。それとサリアちゃんにお茶を頼みましたのでそれが来てから本題に入りましょう。」
「大丈夫だ。ナトリクスと世間話をしていたからそんなに気にしなくていいぞ。」
それから10分くらい雑談をしているとドアがノックされて、サリアちゃんがお茶を持って入って来たので、本題に入るのだった。
「それでアーマンの事だがアイーダとノーマンはどうしたい?」
「とりあえず、国王に報告は絶対にしなければいけないだろう」
「そうね。これは私たちだけで済む話ではないわ。国王にも報告して判断をしてもらわなければ」
「それとこの水晶玉で見れるのはこれが限界だから、教会に行って本格的に創造神の加護がどのようなものか見なければいけないな」
「王都に行って国王に話すのは親である私が行こう。アイーダはアーマンと一緒にいてくれ。」
「分かりました」
「とりあえずこの事は今のうちは私たちの間で最優先機密事項として扱う。私は準備でき次第、馬車で王都に向かう。」
「とりあえずはこのくらいか。それにしてもこれから大変そうだ。ステータスを見て終わりかと思ってきてみれば。」
「そう言うな。おかげで珍しいものを見れたのだから。ではこの場は解散とし、私は王都に向かう準備を始める」
そう言ってアーマンの将来に関係してくる話は終わり、ノーマンは次の日の早朝に王都に向けて出発し、4日間掛けて向かうのであった。
「大司教様。重要な話があるために教皇に面会の申請をお願い致します」
「ナトリクス司教。その重大な話とやらは私に話してからではダメなのか?」
「恐れながら申し上げますがこれは大司教様にでさえ気軽に話せるものではありません。これを話せるのは教皇のみと私は判断致しましす。」
「分かった…本来ならばそんなことなど許されるはずなどないが、ナトリクス司教の発言を信じ私が教皇の面会を求めるとする。だが、その話がくだらないことなら体と首が離れることと覚悟せよ。」
「ありがとうございます」
ナトリクスも今現在自分が所属しているヘンドリクス領地の教会にいる大司教に重要機密事項があることを話し、教皇との面会を求めるのであった。
そう思いながら、自分の頭と同じくらい大きな水晶玉をじっと眺めていると
「アーマンくん?だっけ。この子さっきからずっとこの水晶玉見てるね。どうしてこんな物があるのか気になるのかな?」
「多分そうだろう。まだ生まれて4日目だから新しく見るもの全てが気になるのだろう」
そう言いながら父親(ノーマン)は俺の頭と優しく撫でるのであった。
(お父さん。違います。確かに水晶玉は気になりますが、精神年齢は18歳です。)
アーマンは心の中で謝りながらそういうのだった。
「ナトリクスさん。雑談は後でも出来ますから、早くこの子のステータスを見せてください」
と言いながらアイーダは今すぐにでも見たいと言うふうにさっきからずっとソワソワしているのだ。
「アイーダさん。ごめんね。それじゃ直ぐにステータスの確認をするよ」
そう言うとナトリクスは水晶玉に両手の手のひらを向けながら
「アーマン・ヘンドリクス・ペネシットのステータス表示。水晶玉よ。私の願いを届けよ。」
そう言うと段々と水晶玉が光っていき、その光が収まると水晶玉の中に
〈ステータス表示〉
出身地 アルバーン王国ヘンドリクス領地
名前 ノーマン・ヘンドリクス・ペネシット
加護 創造神オリジンの加護
「「「「…」」」」
(おいーー!!!あの時会った子どもっぽい神様この世界の名前と同じだと思ったらやっぱり創造神だったのかよ。それよりこの空気をどうにかしてくれ)
そう思いながらステータスが表示されて、10秒くらいの沈黙が経った後くらいに急にアイーダが、
「きゃー!!さすが私とノーマンの子供ね!今まで、創造神の加護を貰ったと言われる生物はこの世に1人としていなかったと呼ばれるのに!」
「これは喜ぶべき事だが…ナトリクス。これはどういう事がわかるか?」
「すまん。俺も創造神どころか人間で実際に神の加護を持った奴を見るのは初めてだ。さらに創造神の加護とは。」
「とりあえずゆっくり話したいから別室に移動するか。それにアーマンもそろそろお昼寝の時間だと思うからな」
「確かにそうね。アーくんはそろそろお昼寝の時間ですからノーマン。私はアーくんを寝かしてくるわ」
「分かった。アーマン君が寝た後に3人で話をしよう」
(えっ。その話とても重要何じゃないの?俺も聞きたいんだけど。)
アーマンは抵抗使用としたが上手く手が動かないため結局アイーダにいつも寝ている部屋まで連れていかれ、ベットに入っり少し経つと眠気が来て寝てしまうのであった。
アイーダはアーマンを寝かしつけた後、サリアちゃんにお茶を出すよう頼み、ノーマンとナトリクスのいる部屋に向かうのであった。
「お待たせしました。アーくんがなかなか眠らなくて少し時間かかってしまいましたわ。それとサリアちゃんにお茶を頼みましたのでそれが来てから本題に入りましょう。」
「大丈夫だ。ナトリクスと世間話をしていたからそんなに気にしなくていいぞ。」
それから10分くらい雑談をしているとドアがノックされて、サリアちゃんがお茶を持って入って来たので、本題に入るのだった。
「それでアーマンの事だがアイーダとノーマンはどうしたい?」
「とりあえず、国王に報告は絶対にしなければいけないだろう」
「そうね。これは私たちだけで済む話ではないわ。国王にも報告して判断をしてもらわなければ」
「それとこの水晶玉で見れるのはこれが限界だから、教会に行って本格的に創造神の加護がどのようなものか見なければいけないな」
「王都に行って国王に話すのは親である私が行こう。アイーダはアーマンと一緒にいてくれ。」
「分かりました」
「とりあえずこの事は今のうちは私たちの間で最優先機密事項として扱う。私は準備でき次第、馬車で王都に向かう。」
「とりあえずはこのくらいか。それにしてもこれから大変そうだ。ステータスを見て終わりかと思ってきてみれば。」
「そう言うな。おかげで珍しいものを見れたのだから。ではこの場は解散とし、私は王都に向かう準備を始める」
そう言ってアーマンの将来に関係してくる話は終わり、ノーマンは次の日の早朝に王都に向けて出発し、4日間掛けて向かうのであった。
「大司教様。重要な話があるために教皇に面会の申請をお願い致します」
「ナトリクス司教。その重大な話とやらは私に話してからではダメなのか?」
「恐れながら申し上げますがこれは大司教様にでさえ気軽に話せるものではありません。これを話せるのは教皇のみと私は判断致しましす。」
「分かった…本来ならばそんなことなど許されるはずなどないが、ナトリクス司教の発言を信じ私が教皇の面会を求めるとする。だが、その話がくだらないことなら体と首が離れることと覚悟せよ。」
「ありがとうございます」
ナトリクスも今現在自分が所属しているヘンドリクス領地の教会にいる大司教に重要機密事項があることを話し、教皇との面会を求めるのであった。
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