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時間稼ぎ
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「あった、あった」
落ちていた剣を見つけたレオンは近付くと
「遅かったわね」
声に反応し直ぐに剣を拾い構えた
「誰だ!?」
「怖い顔ね」
目線の先には魅冬が立っていた
「お前はあいつらの仲間の1人」
魅冬は微笑みながら
「お前じゃなくて魅冬よ、坊や」
「俺は坊やじゃねぇ、レオンだ」
「それはごめんなさいね、レオン君」
「お前と喋ってる場合じゃねぇんだよ、早く戻らないと」
レオンは来た道を走って戻り始めると
魅冬がポツリと呟いた
「戻れるかしら?」
レオンは途中で足が止まり
「なんで、進まねぇんだよ?」
「どうしたの?急いで戻らなくても良いのかしら?」
レオンは魅冬を睨み付けながら
「お前の仕業か?」
人差し指を唇に当てながら
「それは内緒よ」
「まぁいい、だったらお前を倒すだけだ」
「あら怖い、女に向かって言うことかしら?まぁいいわ、相手をしてあげる」
魅冬が手をパンパンと叩くと
2つの魔方陣が地面に現れ
体調が1m位の銀と黒の蜘蛛が二匹現れた
「この子達がね」
「2対1とは卑怯だぞ、お前は戦わねぇのかよ」
「私は戦闘職じゃなくてどちらかというと支援職になるかしら」
三味線を取り出し
「私のジョブは花魁、男を魅了し強くすることに特化してるの」
三味線を弾き始めると
蜘蛛達は赤いオーラを身に纏った
「花魁は蜘蛛も呼べるのかよ」
「この子達は私の種族の特性の一つよ」
「特性?」
「えぇ私の種族は女郎蜘蛛、一週間に一回蜘蛛型モンスターを産み出すことができるのよ」
「産み出す?」
「まぁ産み出すと言っても卵が現れるだけなんだけど、そしてランダムに召喚することが出来るのよ、ちなみに銀色の子は鋼蜘蛛、黒色の子はシャドースパイダーよ、話はここまでにして始めましょうか?」
「あぁ、とっとと倒させてもらうぜ」
花魁
男性、オスの能力を強化し
魅了することができるジョブ
女郎蜘蛛
特殊種族変更クエストでなれる種族の一つ
落ちていた剣を見つけたレオンは近付くと
「遅かったわね」
声に反応し直ぐに剣を拾い構えた
「誰だ!?」
「怖い顔ね」
目線の先には魅冬が立っていた
「お前はあいつらの仲間の1人」
魅冬は微笑みながら
「お前じゃなくて魅冬よ、坊や」
「俺は坊やじゃねぇ、レオンだ」
「それはごめんなさいね、レオン君」
「お前と喋ってる場合じゃねぇんだよ、早く戻らないと」
レオンは来た道を走って戻り始めると
魅冬がポツリと呟いた
「戻れるかしら?」
レオンは途中で足が止まり
「なんで、進まねぇんだよ?」
「どうしたの?急いで戻らなくても良いのかしら?」
レオンは魅冬を睨み付けながら
「お前の仕業か?」
人差し指を唇に当てながら
「それは内緒よ」
「まぁいい、だったらお前を倒すだけだ」
「あら怖い、女に向かって言うことかしら?まぁいいわ、相手をしてあげる」
魅冬が手をパンパンと叩くと
2つの魔方陣が地面に現れ
体調が1m位の銀と黒の蜘蛛が二匹現れた
「この子達がね」
「2対1とは卑怯だぞ、お前は戦わねぇのかよ」
「私は戦闘職じゃなくてどちらかというと支援職になるかしら」
三味線を取り出し
「私のジョブは花魁、男を魅了し強くすることに特化してるの」
三味線を弾き始めると
蜘蛛達は赤いオーラを身に纏った
「花魁は蜘蛛も呼べるのかよ」
「この子達は私の種族の特性の一つよ」
「特性?」
「えぇ私の種族は女郎蜘蛛、一週間に一回蜘蛛型モンスターを産み出すことができるのよ」
「産み出す?」
「まぁ産み出すと言っても卵が現れるだけなんだけど、そしてランダムに召喚することが出来るのよ、ちなみに銀色の子は鋼蜘蛛、黒色の子はシャドースパイダーよ、話はここまでにして始めましょうか?」
「あぁ、とっとと倒させてもらうぜ」
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