24 / 69
夏みかんツアー〈十天聖編〉
しおりを挟む
「こちらをご覧ください」
夏みかんが旗で指した先を見ると高層ビルが建っていた
「こちらは十天聖の記録館になります」
「高い」
「一階は総合受付と十天聖のグッズを売っているショップがございます、売れ筋商品は十天聖のフィギュアになります」
「フィギュアなんか売ってるんだ」
「2階~11階は一階ずつ十天聖の資料が展示されており、それぞれの階では十聖天毎に限定ショップがございます、二階から上がる毎に第十天聖から1つずつ上がって行きます、ちなみに10階と11階はまだ公開されていません」
「そうなんだ」
「12階・13階は十天聖のスポンサー、企業、研究所などが入っています」
「そんなものまで」
「14階は〈超歌姫〉セレフィのコスメショップ〈歌姫〉と〈超天使〉フェルの雑貨屋〈白〉がございます
15階は〈重盾戦士〉アルゥの防具屋〈守護鎧〉〉と〈神風神速〉クナイの武器屋〈忍〉がございます
16階は〈超魔術師〉カイルの魔道具屋〈超魔術師の家〉と〈呪滅師〉グレイルのアイテムショップ〈呪術の館〉がございます
17階は〈超聖闘志〉リュンの格闘ジム〈リュン道場〉と〈超狙撃〉椿の射撃訓練所〈一射入魂(ショット)〉がございます
18階は公開されていません」
「十天聖も大変だね」
「19階は世界各国の料理が集うレストランフロアとなります、有名な店は新鮮な魚介類の料理を出す〈人魚の館〉珍しい肉料理を出す〈タイタン〉等になります」
「〈人魚の館〉は行ってみたいな」
「20階~25階はホテル十天聖になります
20階は受付・娯楽などがございます
21階はシングルが25室ございます
22階はツインが20室ございます
23階はスイートが4室で全室からフラムを一望することができます
25階は温泉となっています
温泉に浸かりながら綺麗な夜景が見れることで有名です
最後に屋上は無料開放の庭園となっており、季節毎に色とりどりの花が咲きます」
「そうなんだ、見てみたいな」
「どうだった?」
「本物の案内人みたいだった」
「そうでしょ」
(暗記しといて良かった)
「本当はここも案内してあげたかったんだけど、ちょっとこのあと予定があってごめんね」
「良いよ、案内ありがとう」
「どういたしまして、最後に始めてくれたお礼にプレゼント」
夏みかんは何かを取り出した
「まず、ダメージを無効にしてくれる〈無効の札〉3枚とフラムの地図と私の初アルバム〈夏みかん〉のサイン付きよ」
すだちは受け取った物を仕舞った
「アイテムはタッチすれば使い方が出てくるから」
「わかった」
「私からはこれだ」
椿から大剣をよろけながら受け取り、仕舞った
「それは黒龍の牙で造られた大剣で闇属性が付与されている」
「そんな高価な物を良いんですか?」
「あぁもう使うことがないからな、カボスとも相性が良いだろう」
「椿さんありがとうございます、にしてもよくあんな重い物で戦えましたね」
「あぁ私の最初のジョブは剣士で剣士には初期スキルに〈剣補正(ソードマスター)〉というどんな剣でも扱えるスキルがあったからね」
「だから、使えていたんですね」
「そうだよ」
「じゃあ最後は私ね」
マカロンは藁人形をすだちに手渡した
「藁人形?」
「それはね、〈呪いの藁人形〉で1度だけ受ける筈のダメージを相手に返して、その上に24時間状態異常にもなるの、耐性があっても関係なくね」
「それは凄いですね」
「しかもログアウトしている間は時間が進まないからゲーム内で24時間経たないと駄目なの」
「恐いですね」
「〈呪いの藁人形〉だからね」
藁人形を仕舞い
「ありがとうございます、マカロンさん」
「それじゃあ私達は行くけど、すだちはどうするの?」
「もうちょっと観光してみる」
「わかった、最後にステータス画面の所に時間が出てるからそこを一回タッチしたら下に違う時間が出てくるけど、それが現実の時間だからアラーム設定したら良いよ」
「わかった」
「それと街のなかではあまり魔法を使うことをおすすめはしないけどカボス位なら召喚していても大丈夫だから、ボディガード代わりにね」
「わかった、召喚しとく」
「それじゃあね、すだち」
夏みかん達は去っていた
〈黒龍の大剣〉ランクA
黒龍の牙から造られた大剣で闇の力を纏っている
〈呪いの藁人形〉ランクS
ありとあらゆる怨念が込められた藁人形
受けたダメージを全て相手に返して
24時間経たないと解けない呪い(状態異常)を掛ける
耐性があっても必ずかかる
夏みかんが旗で指した先を見ると高層ビルが建っていた
「こちらは十天聖の記録館になります」
「高い」
「一階は総合受付と十天聖のグッズを売っているショップがございます、売れ筋商品は十天聖のフィギュアになります」
「フィギュアなんか売ってるんだ」
「2階~11階は一階ずつ十天聖の資料が展示されており、それぞれの階では十聖天毎に限定ショップがございます、二階から上がる毎に第十天聖から1つずつ上がって行きます、ちなみに10階と11階はまだ公開されていません」
「そうなんだ」
「12階・13階は十天聖のスポンサー、企業、研究所などが入っています」
「そんなものまで」
「14階は〈超歌姫〉セレフィのコスメショップ〈歌姫〉と〈超天使〉フェルの雑貨屋〈白〉がございます
15階は〈重盾戦士〉アルゥの防具屋〈守護鎧〉〉と〈神風神速〉クナイの武器屋〈忍〉がございます
16階は〈超魔術師〉カイルの魔道具屋〈超魔術師の家〉と〈呪滅師〉グレイルのアイテムショップ〈呪術の館〉がございます
17階は〈超聖闘志〉リュンの格闘ジム〈リュン道場〉と〈超狙撃〉椿の射撃訓練所〈一射入魂(ショット)〉がございます
18階は公開されていません」
「十天聖も大変だね」
「19階は世界各国の料理が集うレストランフロアとなります、有名な店は新鮮な魚介類の料理を出す〈人魚の館〉珍しい肉料理を出す〈タイタン〉等になります」
「〈人魚の館〉は行ってみたいな」
「20階~25階はホテル十天聖になります
20階は受付・娯楽などがございます
21階はシングルが25室ございます
22階はツインが20室ございます
23階はスイートが4室で全室からフラムを一望することができます
25階は温泉となっています
温泉に浸かりながら綺麗な夜景が見れることで有名です
最後に屋上は無料開放の庭園となっており、季節毎に色とりどりの花が咲きます」
「そうなんだ、見てみたいな」
「どうだった?」
「本物の案内人みたいだった」
「そうでしょ」
(暗記しといて良かった)
「本当はここも案内してあげたかったんだけど、ちょっとこのあと予定があってごめんね」
「良いよ、案内ありがとう」
「どういたしまして、最後に始めてくれたお礼にプレゼント」
夏みかんは何かを取り出した
「まず、ダメージを無効にしてくれる〈無効の札〉3枚とフラムの地図と私の初アルバム〈夏みかん〉のサイン付きよ」
すだちは受け取った物を仕舞った
「アイテムはタッチすれば使い方が出てくるから」
「わかった」
「私からはこれだ」
椿から大剣をよろけながら受け取り、仕舞った
「それは黒龍の牙で造られた大剣で闇属性が付与されている」
「そんな高価な物を良いんですか?」
「あぁもう使うことがないからな、カボスとも相性が良いだろう」
「椿さんありがとうございます、にしてもよくあんな重い物で戦えましたね」
「あぁ私の最初のジョブは剣士で剣士には初期スキルに〈剣補正(ソードマスター)〉というどんな剣でも扱えるスキルがあったからね」
「だから、使えていたんですね」
「そうだよ」
「じゃあ最後は私ね」
マカロンは藁人形をすだちに手渡した
「藁人形?」
「それはね、〈呪いの藁人形〉で1度だけ受ける筈のダメージを相手に返して、その上に24時間状態異常にもなるの、耐性があっても関係なくね」
「それは凄いですね」
「しかもログアウトしている間は時間が進まないからゲーム内で24時間経たないと駄目なの」
「恐いですね」
「〈呪いの藁人形〉だからね」
藁人形を仕舞い
「ありがとうございます、マカロンさん」
「それじゃあ私達は行くけど、すだちはどうするの?」
「もうちょっと観光してみる」
「わかった、最後にステータス画面の所に時間が出てるからそこを一回タッチしたら下に違う時間が出てくるけど、それが現実の時間だからアラーム設定したら良いよ」
「わかった」
「それと街のなかではあまり魔法を使うことをおすすめはしないけどカボス位なら召喚していても大丈夫だから、ボディガード代わりにね」
「わかった、召喚しとく」
「それじゃあね、すだち」
夏みかん達は去っていた
〈黒龍の大剣〉ランクA
黒龍の牙から造られた大剣で闇の力を纏っている
〈呪いの藁人形〉ランクS
ありとあらゆる怨念が込められた藁人形
受けたダメージを全て相手に返して
24時間経たないと解けない呪い(状態異常)を掛ける
耐性があっても必ずかかる
0
お気に入りに追加
91
あなたにおすすめの小説
放置された公爵令嬢が幸せになるまで
こうじ
ファンタジー
アイネス・カンラダは物心ついた時から家族に放置されていた。両親の顔も知らないし兄や妹がいる事は知っているが顔も話した事もない。ずっと離れで暮らし自分の事は自分でやっている。そんな日々を過ごしていた彼女が幸せになる話。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
World of Fantasia
神代 コウ
ファンタジー
ゲームでファンタジーをするのではなく、人がファンタジーできる世界、それがWorld of Fantasia(ワールド オブ ファンタジア)通称WoF。
世界のアクティブユーザー数が3000万人を超える人気VR MMO RPG。
圧倒的な自由度と多彩なクラス、そして成長し続けるNPC達のAI技術。
そこにはまるでファンタジーの世界で、新たな人生を送っているかのような感覚にすらなる魅力がある。
現実の世界で迷い・躓き・無駄な時間を過ごしてきた慎(しん)はゲーム中、あるバグに遭遇し気絶してしまう。彼はゲームの世界と現実の世界を行き来できるようになっていた。
2つの世界を行き来できる人物を狙う者。現実の世界に現れるゲームのモンスター。
世界的人気作WoFに起きている問題を探る、ユーザー達のファンタジア、ここに開演。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる