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夏みかんツアー〈ギルド編〉4
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「じゃあ次はギルド内の施設の案内行くよ、まずは練習場に行くよ」
夏みかん達は受付カウンターの横の通路を通り、奥へと向かった
「ねぇお姉ちゃん」
すだちは夏みかんのスカートを軽く引きながら話しかけた
「なに?すだち」
夏みかんは立ち止まり振り返った
「受付はしなくてもいいの?」
「あぁ今から行くところは共同練習場だから受付はいらないの、個人練習場は受付が必要だけどね」
「そうなんだ、わかった」
夏みかん達が先に進むと扉があった
「じゃあ、さっきもらったギルドカードを出してね」
「わかった」
すだちはギルドカードを取り出した
「じゃあ、今から見本みせるから同じことをしてね」
夏みかんは銀色のカードを近付けると姿が消えた
「えっお姉ちゃんは?」
「大丈夫、共同練習場に行っただけだよ」
すだちは振り返り
「どういうことですか?椿さん」
「共同練習場は受付をしなくて良い代わりにギルドカードを登録しないといけないんだ、もしもそいつが悪いやつだった場合はギルドの牢屋に送られるんだけどね」
「そうなんですか」
「そうだよ、だから怖がらないでやってごらん」
「わかりました」
すだちがギルドカードを扉に近付けると扉は消えて目の前には夏みかんが笑顔で立っていた
「びっくりした?」
すだちは無言で杖を降り下ろすが避けられた
「危ないな、杖はしまっといたら?邪魔でしょ」
すだちは軽く舌打ちをしながら杖をアイテムボックスに仕舞った
「ねぇ今、舌打ちしなかった?」
「してない」
「それなら良いけど、ここが共同練習場だよ」
すだちが周りを見回すと的に向かって炎の球を撃ち出している人や剣で木の人形をバラバラにしている人などが居た
「どう?すだちちゃん」
すだちが振り返ると椿とマカロンが立っていた
「皆さん楽しそうです、椿さん」
「そうだね」
「じゃあ、すだちもやってみる?」
「やってみるって私まだ魔法覚えてないよ」
「さっきもらったゴーレムの核があるでしょ?」
「あるけど」
「ゴーレム生成でゴーレムを作って、的を攻撃させたらいいんだよ」
「そっか、どうしたらいいの?」
「まず、ゴーレムの核を地面に置いて」
すだちはゴーレムの核を地面に置いた
「そしたら3つの文が現れるから、一つ選んでそれを後2回するの」
すだちは文を選んだ
「選んだら、あとはその文を読んで最後にゴーレム生成と言えば出来上がりよ」
「わかった」
すだちは目をつむり
「我は願う、我と共に戦う友よ、我の問いかけに応じ現れたまえ〈ゴーレム生成〉」
石は黒の光を放ち姿を変えた
夏みかん達は受付カウンターの横の通路を通り、奥へと向かった
「ねぇお姉ちゃん」
すだちは夏みかんのスカートを軽く引きながら話しかけた
「なに?すだち」
夏みかんは立ち止まり振り返った
「受付はしなくてもいいの?」
「あぁ今から行くところは共同練習場だから受付はいらないの、個人練習場は受付が必要だけどね」
「そうなんだ、わかった」
夏みかん達が先に進むと扉があった
「じゃあ、さっきもらったギルドカードを出してね」
「わかった」
すだちはギルドカードを取り出した
「じゃあ、今から見本みせるから同じことをしてね」
夏みかんは銀色のカードを近付けると姿が消えた
「えっお姉ちゃんは?」
「大丈夫、共同練習場に行っただけだよ」
すだちは振り返り
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「そうなんですか」
「そうだよ、だから怖がらないでやってごらん」
「わかりました」
すだちがギルドカードを扉に近付けると扉は消えて目の前には夏みかんが笑顔で立っていた
「びっくりした?」
すだちは無言で杖を降り下ろすが避けられた
「危ないな、杖はしまっといたら?邪魔でしょ」
すだちは軽く舌打ちをしながら杖をアイテムボックスに仕舞った
「ねぇ今、舌打ちしなかった?」
「してない」
「それなら良いけど、ここが共同練習場だよ」
すだちが周りを見回すと的に向かって炎の球を撃ち出している人や剣で木の人形をバラバラにしている人などが居た
「どう?すだちちゃん」
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「そうだね」
「じゃあ、すだちもやってみる?」
「やってみるって私まだ魔法覚えてないよ」
「さっきもらったゴーレムの核があるでしょ?」
「あるけど」
「ゴーレム生成でゴーレムを作って、的を攻撃させたらいいんだよ」
「そっか、どうしたらいいの?」
「まず、ゴーレムの核を地面に置いて」
すだちはゴーレムの核を地面に置いた
「そしたら3つの文が現れるから、一つ選んでそれを後2回するの」
すだちは文を選んだ
「選んだら、あとはその文を読んで最後にゴーレム生成と言えば出来上がりよ」
「わかった」
すだちは目をつむり
「我は願う、我と共に戦う友よ、我の問いかけに応じ現れたまえ〈ゴーレム生成〉」
石は黒の光を放ち姿を変えた
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