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114 新婚旅行3日目です 9
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ここは飛行島のコテージです。
ウェディングパーティーが終了しました。
ゲストの皆さんはコテージの外にいます。
美波さんと聖子さんが預かっていた荷物をゲストに返却しています。
聖子 「これから日本に戻ります。忘れ物はございませんか」
わたしも客室やダイニングを千里眼で確認しました。大丈夫です。
美波さんと聖子さんがわたしのところに来ました。
美波 「私と聖子さん、少し残ってもいいかな?
ちゃんと食事したいし、片付けもあるから」
アンナ「はい。いいですよ」
美波さんと聖子さんには、お世話になりました。
*
アンナ「皆さん、ありがとうございました。検疫をします」
ゲストをロックオンして・・・
アンナ「クリーン・・・鑑定」
アンナ「問題ありません。検疫終了です。
お化粧が落ちてしまいましたが、ご了承ください」
アンナ「日本に送還します。よろしいですか?」
政樹さんと朝美さんは、深々とお辞儀をします。
ゲストの皆さんは、手を振っています。
わたしは転移先の安全を確認して・・・
アンナ「送還」
*
ゲストの皆さんは、日本に帰りました。
アンナ「お疲れ様でした」
朝美 「アンナさん、ありがとう」(泣)
朝美さんは、わたしに抱きつきます。
政樹 「本当にありがとう」
アンナ「お礼を言うのは、まだ早いですよ」
二人 『?』
アンナ「新婚旅行が、まだ途中です。」
政樹 「まだどこかに行くの?」
アンナ「当然です。肝心のフォトウェディングがまだ終っていません。
そのためのウェディングドレスです」
政樹 「だからお色直しをしなかったのか」
アンナ「そういうことです」
朝美 「ありがとう」(泣)
アンナ「コテージに戻って、休憩しましょう」
私たちはコテージに戻ります。
*
私たちはダイニングに戻ってきました。
美波さんと聖子さんは食事をしています。
政樹さんはコーヒー、朝美さんは紅茶を飲んでいます。
美波 「美味しい」
聖子 「美味しいよね」
美波 「ビール美味しい」
聖子 「このビール最高」
政樹 「だろう」
朝美 「政樹はもうだめだからね」
政樹 「しょうがないな」
朝美 「アンナさん、酔い覚ましお願いできる?」
アンナ「はい。いいですよ」
アンナ「ヒール」
朝美 「スッキリした」
朝美 「聖子、このブレスレット貸してくれてありがとう」
聖子 「それより、夫が出席出来なくて、ごめんね。
ウイルス対応で人手不足だから、休みが取れなかったの」
政樹 「どこも似たようなものだな。
俺たちは新婚旅行と結婚式が出来てラッキーだったな」
朝美 「アンナさん、赤字になってないの?」
アンナ「大丈夫です。ゲストの皆さんから参加費用を
一人2万円ずついただきました。」
聖子 「私と美波さんは、無料にしてもらったの」
アンナ「それくらいは当然です。
美波さんと聖子さんは最大の功労者です。
美波さんからの連絡がなければ新婚旅行は実現しませんでした。
それと、聖子さんの根回しがなければ、
結婚式は実現しませんでした」
朝美 「本当にありがとう」
政樹 「ありがとう」
聖子 「友達はともかく、ご両親の説得は結構大変だった」
美波 「私も同行しました。異世界のことを知っているのは、
私だけですから」
政樹 「そんなことがあったのかあ」
朝美 「全然知らなかった。ありがとう」
聖子 「このあと、朝美たちはどうするの?」
朝美 「ドレスのままフォトウェディング」
聖子 「いいな」
美波 「アンナさん、お願いがあるんだけど」
アンナ「なんですか?」
美波 「ハートの洞窟をこの目で見てみたいの」
聖子 「私も見たい」
朝美 「みんなで行って写真撮ろうよ。アンナさん、いいでしょ?」
アンナ「はい。もちろんです」
美波 「やったー」
聖子 「私も楽しみ」
*
食事と休憩が終わり、トイレも済ませました。
アンナ「陽子さん、ビュッフェを片付けてください。これから出掛けます」
陽子 「はい。わかりました」
アンナ「それでは、これから洞窟に向かいます」
アンナ「転移」
* * *
私たちは洞窟内のクリスタルホール入口に転移しました。
政樹 「真っ暗」
アンナ「眩しくなるので、目を閉じてください」
わたしは光魔法で光球を作り、クリスタルホールを明るくします。
アンナ「目を開けてください」
聖子 「すごーい」
美波 「ほんとにハートになってる」
アンナ「美波さん、前回は気付かず、すみませんでした」
美波 「私たちも気が付かなかったよ」
アンナ「まずは新郎新婦の写真を撮ります」
政樹さんと朝美さんがクリスタルホールの入口に立ち、腕を組みます。
アンナ「撮ります」
カシャ。
クリスタルホールが背景、ハートフレームのウェディングフォトになりました。
すてきな写真が撮れました。
ウェディングパーティーが終了しました。
ゲストの皆さんはコテージの外にいます。
美波さんと聖子さんが預かっていた荷物をゲストに返却しています。
聖子 「これから日本に戻ります。忘れ物はございませんか」
わたしも客室やダイニングを千里眼で確認しました。大丈夫です。
美波さんと聖子さんがわたしのところに来ました。
美波 「私と聖子さん、少し残ってもいいかな?
ちゃんと食事したいし、片付けもあるから」
アンナ「はい。いいですよ」
美波さんと聖子さんには、お世話になりました。
*
アンナ「皆さん、ありがとうございました。検疫をします」
ゲストをロックオンして・・・
アンナ「クリーン・・・鑑定」
アンナ「問題ありません。検疫終了です。
お化粧が落ちてしまいましたが、ご了承ください」
アンナ「日本に送還します。よろしいですか?」
政樹さんと朝美さんは、深々とお辞儀をします。
ゲストの皆さんは、手を振っています。
わたしは転移先の安全を確認して・・・
アンナ「送還」
*
ゲストの皆さんは、日本に帰りました。
アンナ「お疲れ様でした」
朝美 「アンナさん、ありがとう」(泣)
朝美さんは、わたしに抱きつきます。
政樹 「本当にありがとう」
アンナ「お礼を言うのは、まだ早いですよ」
二人 『?』
アンナ「新婚旅行が、まだ途中です。」
政樹 「まだどこかに行くの?」
アンナ「当然です。肝心のフォトウェディングがまだ終っていません。
そのためのウェディングドレスです」
政樹 「だからお色直しをしなかったのか」
アンナ「そういうことです」
朝美 「ありがとう」(泣)
アンナ「コテージに戻って、休憩しましょう」
私たちはコテージに戻ります。
*
私たちはダイニングに戻ってきました。
美波さんと聖子さんは食事をしています。
政樹さんはコーヒー、朝美さんは紅茶を飲んでいます。
美波 「美味しい」
聖子 「美味しいよね」
美波 「ビール美味しい」
聖子 「このビール最高」
政樹 「だろう」
朝美 「政樹はもうだめだからね」
政樹 「しょうがないな」
朝美 「アンナさん、酔い覚ましお願いできる?」
アンナ「はい。いいですよ」
アンナ「ヒール」
朝美 「スッキリした」
朝美 「聖子、このブレスレット貸してくれてありがとう」
聖子 「それより、夫が出席出来なくて、ごめんね。
ウイルス対応で人手不足だから、休みが取れなかったの」
政樹 「どこも似たようなものだな。
俺たちは新婚旅行と結婚式が出来てラッキーだったな」
朝美 「アンナさん、赤字になってないの?」
アンナ「大丈夫です。ゲストの皆さんから参加費用を
一人2万円ずついただきました。」
聖子 「私と美波さんは、無料にしてもらったの」
アンナ「それくらいは当然です。
美波さんと聖子さんは最大の功労者です。
美波さんからの連絡がなければ新婚旅行は実現しませんでした。
それと、聖子さんの根回しがなければ、
結婚式は実現しませんでした」
朝美 「本当にありがとう」
政樹 「ありがとう」
聖子 「友達はともかく、ご両親の説得は結構大変だった」
美波 「私も同行しました。異世界のことを知っているのは、
私だけですから」
政樹 「そんなことがあったのかあ」
朝美 「全然知らなかった。ありがとう」
聖子 「このあと、朝美たちはどうするの?」
朝美 「ドレスのままフォトウェディング」
聖子 「いいな」
美波 「アンナさん、お願いがあるんだけど」
アンナ「なんですか?」
美波 「ハートの洞窟をこの目で見てみたいの」
聖子 「私も見たい」
朝美 「みんなで行って写真撮ろうよ。アンナさん、いいでしょ?」
アンナ「はい。もちろんです」
美波 「やったー」
聖子 「私も楽しみ」
*
食事と休憩が終わり、トイレも済ませました。
アンナ「陽子さん、ビュッフェを片付けてください。これから出掛けます」
陽子 「はい。わかりました」
アンナ「それでは、これから洞窟に向かいます」
アンナ「転移」
* * *
私たちは洞窟内のクリスタルホール入口に転移しました。
政樹 「真っ暗」
アンナ「眩しくなるので、目を閉じてください」
わたしは光魔法で光球を作り、クリスタルホールを明るくします。
アンナ「目を開けてください」
聖子 「すごーい」
美波 「ほんとにハートになってる」
アンナ「美波さん、前回は気付かず、すみませんでした」
美波 「私たちも気が付かなかったよ」
アンナ「まずは新郎新婦の写真を撮ります」
政樹さんと朝美さんがクリスタルホールの入口に立ち、腕を組みます。
アンナ「撮ります」
カシャ。
クリスタルホールが背景、ハートフレームのウェディングフォトになりました。
すてきな写真が撮れました。
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