異世界ツアーしませんか?

ゑゐる

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022 異世界ツアー3日目です 1

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 ここはピレリー山の麓《ふもと》です。

 キャンプをしています。朝になりました。
 私たちはゲルの中にいます。

アンナ「皆さん、起きてください。異世界ツアー3日目です。
    おはようございます」

 どうやら皆さん、起きたようです。

アンナ「着替え終わったら出発します。
    寒いところに行くので、トイレの後、防寒着を着てください」

 皆さん、外の様子を見ています。

令奈 「まだ、うす暗いね」
菜々子「雲が多いね」
秋恵 「うん」
美波 「山がよく見えない」

 皆さんテンション低いです。

 トイレを済ませた後、防寒着を着てもらいました。
 またここに戻ってくるので、ゲルやトイレはそのままです。

アンナ「皆さん、魔法で転移します。いいですか・・・いきますよ」

千里眼で安全を確認して・・・

アンナ「転移」


*    *    *


四人 「うわー」
令奈 「なにこれ?」
秋恵 「すごーい」
菜々子「雲の上・・・だよね」
美波 「昨日来た山頂?」

アンナ「皆さん撮影急いでください。
    太陽が昇ると朝焼けは、うまく撮影できないと思います」

 皆さんスマホを出して、朝焼けの雲海を撮影をします。

 わたしは、朝焼けをバックに皆さんの集合写真を撮りました。
 すると・・・

美波 「太陽」
菜々子「日の出・・・きれい」
令奈 「なにこの景色・・・すごいね」
美波 「まるで、異世界みたい」
秋恵 「ここ異世界じゃん」
四人 「 wwww 」

アンナ「皆さん、雲の上を飛んでみたいと思いませんか」
令奈 「飛んでみたい」
菜々子「私も」
秋恵 「うちも」
美波 「私も」

 これから雲海の遊覧飛行をします。

アンナ「美波さん、秋恵さん、行きましょう」
美波 「はい」
秋恵 「はい」

 二人はわたしの手を握りました。わたしは飛翔魔法で上昇します。

 旋回、回転、背面飛行、宙返りなどをします。
 時々山頂付近をゆっくり飛行します。

 次にわたしは雲海近くまで降下しました。
 雲海すれすれを飛行します。

美波 「きゃー、海の上を飛んでるみたい」

 わたしは雲の中に入ります。

秋恵 「きゃー、楽しい」

 わたしは雲を出て、水平飛行、背面飛行、回転飛行、そして上昇します。
 山頂付近を旋回して、ゆっくり着地しました。

秋恵 「最高だったよ」
美波 「楽しかっ。」

令奈 「いい写真撮れたよ」

 令奈さんは山頂から、飛行しているところを写真に撮ってくれました。

 次は令奈さんと菜々子さんです。二人はわたしの手を握り、上昇します。
 先ほどと同様に色々な飛行をしました。

 わたしは雲海近くまで降下して、水平飛行をします。

菜々子「雲が近い」

 そして雲の中に入ります。

令奈 「きゃー。真っ白」
二人 「 ww 」

 わたしは雲を出て背面飛行をします。
 天地が逆になります。目の前に青空、頭上に雲が見える奇妙な光景です。

菜々子「なにこれ」
令奈 「すごーい」

 わたしは雲海のすぐ上をゆっくり回転飛行しました。天地が交互に入れ替わります。

令奈 「もう、どっちが上で、どっちが下か、わからない」
菜々子「 ww 楽しい」

 わたしは上昇して、山頂付近を旋回します。そしてゆっくり着地しました。

菜々子「感動したよ」
令奈 「雲の上、もう最高」

美波 「二人の写真撮れたよ」

 雲海の遊覧飛行はとても楽しかったです。



 お腹がすきましたね。朝食しましょう。
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