15 / 243
015 異世界ツアー2日目です 4
しおりを挟む
ここはピレリー山です。
わたしは登山ルートを確認しています。
標高2000メートル付近から上に向かって、飛行と歩行を繰り返しています。
落石や滑落の危険性はありません。初心者でも登れるルートです。問題ありません。
ん?
あれは野生動物?かわいいのがいます。4人が見たら喜ぶと思います。
動物以外も色々な高山植物がたくさんあります。どれもきれいです。
わたしは飛翔魔法で標高2500メートル付近に向かい、着地しました。
例の植物があるとしてらこの辺りでしょうか。
ギルドで見た絵を思い出しながら・・・
アンナ「探索」
見つけました。充分な量があります。
わたしはサンプルを1本採取してアイテムボックスに収納しました。
せっかくなので一休みしましょう。
わたしはアイテムボックスから焼きたてのデニッシュを出して食べました。
美味しいです。パン屋のご主人、腕を上げましたね、この味なら合格です。
ここから頂上まではわりと近いです。
歩いて1時間半くらいでしょうか。
わたしは飛行と歩行を繰り返しながら頂上を目指します。問題ありません。
頂上に着きました。
アンナ「・・・・・・」
* * *
わたしは天幕に戻ってきました。
アンナ「ただいま戻りました」
令奈 「どうだった?」
アンナ「登山ルートは問題ありません。ただし、
気を抜かず、安全第一でお願いします」
四人 「はい」
美波 「アンナさん、デニッシュ美味しかったよ」
アンナ「わたしも食べました。美味しいですよね」
美波 「うん。焼きたては最高」
秋恵 「うちらは、さっきキツネを見たよ」
アンナ「そうですか。上に登る途中で、
運がよければ他にもいるかもしれませんよ」
秋恵 「本当に。楽しみ」
令奈 「アンナさん、青空の色が地上より濃いような
気がするんだけど、気のせいかな?」
アンナ「令奈さんの言う通りです。青空の色が濃いです。
理由は、光の乱反射にあります。
地上は空気が濃いため光の乱反射が多いです。
その光のせいで、地上から見ると空は少し白っぽく、
青が薄く見えます。
逆に山は、空気が薄いため光の乱反射が少ないです。
そのため空の色が少し暗くなり、青が濃く見えます。」
令奈 「そうなんだ」
菜々子「アンナさん、若いのに物知りね」
アンナ「ツアーガイドですから、当然です」
すみません。さっきインターネットで検索したばかりです。
* * *
わたしは、天幕・椅子・テーブル・トイレを片付けていきます。
そのあと皆さんと一緒に準備運動をしました。
アンナ「登山の注意点を説明します。当たり前の話ですが、
足元を注意しながら歩いてください。
景色を見るときは、必ず立ち止まってください。
歩幅は、やや狭く、ゆっくり歩いてください。
呼吸は、深くするように意識してください。
皆さん、よろしいですか」
四人 「はい」
アンナ「わたしが先頭を歩きます。
しんがりは、令奈さん、お願いします」
れいな「はい」
わたしはアイテムボックスから、ストックと双眼鏡を取り出します。
アンナ「皆さんにストックをお貸しします。
不要ならアイテムボックスに入れてください。
それと双眼鏡が1個だけあります。交代で使ってください。
ただし、双眼鏡をのぞくときは、
必ず立ち止まって見てください」
アンナ「それでは、出発します」
四人 「はい」
登山開始です。
わたしは登山ルートを確認しています。
標高2000メートル付近から上に向かって、飛行と歩行を繰り返しています。
落石や滑落の危険性はありません。初心者でも登れるルートです。問題ありません。
ん?
あれは野生動物?かわいいのがいます。4人が見たら喜ぶと思います。
動物以外も色々な高山植物がたくさんあります。どれもきれいです。
わたしは飛翔魔法で標高2500メートル付近に向かい、着地しました。
例の植物があるとしてらこの辺りでしょうか。
ギルドで見た絵を思い出しながら・・・
アンナ「探索」
見つけました。充分な量があります。
わたしはサンプルを1本採取してアイテムボックスに収納しました。
せっかくなので一休みしましょう。
わたしはアイテムボックスから焼きたてのデニッシュを出して食べました。
美味しいです。パン屋のご主人、腕を上げましたね、この味なら合格です。
ここから頂上まではわりと近いです。
歩いて1時間半くらいでしょうか。
わたしは飛行と歩行を繰り返しながら頂上を目指します。問題ありません。
頂上に着きました。
アンナ「・・・・・・」
* * *
わたしは天幕に戻ってきました。
アンナ「ただいま戻りました」
令奈 「どうだった?」
アンナ「登山ルートは問題ありません。ただし、
気を抜かず、安全第一でお願いします」
四人 「はい」
美波 「アンナさん、デニッシュ美味しかったよ」
アンナ「わたしも食べました。美味しいですよね」
美波 「うん。焼きたては最高」
秋恵 「うちらは、さっきキツネを見たよ」
アンナ「そうですか。上に登る途中で、
運がよければ他にもいるかもしれませんよ」
秋恵 「本当に。楽しみ」
令奈 「アンナさん、青空の色が地上より濃いような
気がするんだけど、気のせいかな?」
アンナ「令奈さんの言う通りです。青空の色が濃いです。
理由は、光の乱反射にあります。
地上は空気が濃いため光の乱反射が多いです。
その光のせいで、地上から見ると空は少し白っぽく、
青が薄く見えます。
逆に山は、空気が薄いため光の乱反射が少ないです。
そのため空の色が少し暗くなり、青が濃く見えます。」
令奈 「そうなんだ」
菜々子「アンナさん、若いのに物知りね」
アンナ「ツアーガイドですから、当然です」
すみません。さっきインターネットで検索したばかりです。
* * *
わたしは、天幕・椅子・テーブル・トイレを片付けていきます。
そのあと皆さんと一緒に準備運動をしました。
アンナ「登山の注意点を説明します。当たり前の話ですが、
足元を注意しながら歩いてください。
景色を見るときは、必ず立ち止まってください。
歩幅は、やや狭く、ゆっくり歩いてください。
呼吸は、深くするように意識してください。
皆さん、よろしいですか」
四人 「はい」
アンナ「わたしが先頭を歩きます。
しんがりは、令奈さん、お願いします」
れいな「はい」
わたしはアイテムボックスから、ストックと双眼鏡を取り出します。
アンナ「皆さんにストックをお貸しします。
不要ならアイテムボックスに入れてください。
それと双眼鏡が1個だけあります。交代で使ってください。
ただし、双眼鏡をのぞくときは、
必ず立ち止まって見てください」
アンナ「それでは、出発します」
四人 「はい」
登山開始です。
0
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
もふもふ精霊騎士団のトリマーになりました
深凪雪花
ファンタジー
トリマーとして働く貧乏伯爵令嬢レジーナは、ある日仕事をクビになる。意気消沈して帰宅すると、しかし精霊騎士である兄のクリフから精霊騎士団の専属トリマーにならないかという誘いの手紙が届いていて、引き受けることに。
レジーナが配属されたのは、八つある隊のうちの八虹隊という五人が所属する隊。しかし、八虹隊というのは実はまだ精霊と契約を結べずにいる、いわゆる落ちこぼれ精霊騎士が集められた隊で……?
個性豊かな仲間に囲まれながら送る日常のお話。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
何故、わたくしだけが貴方の事を特別視していると思われるのですか?
ラララキヲ
ファンタジー
王家主催の夜会で婚約者以外の令嬢をエスコートした侯爵令息は、突然自分の婚約者である伯爵令嬢に婚約破棄を宣言した。
それを受けて婚約者の伯爵令嬢は自分の婚約者に聞き返す。
「返事……ですか?わたくしは何を言えばいいのでしょうか?」
侯爵令息の胸に抱かれる子爵令嬢も一緒になって婚約破棄を告げられた令嬢を責め立てる。しかし伯爵令嬢は首を傾げて問返す。
「何故わたくしが嫉妬すると思われるのですか?」
※この世界の貴族は『完全なピラミッド型』だと思って下さい……
◇テンプレ婚約破棄モノ。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる