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014 異世界ツアー2日目です 3
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ここは街の中です。
私たちは冒険者ギルドの前にいます。
アンナ「皆さん、これから冒険者活動をします。ギルドカードを首から下げてください」
皆さん服装が冒険者っぽくありません。ギルドカードで冒険者であることをアピールします。
中に入り、依頼掲示板に向かいました。
アンナ「冒険者ギルドとは、日本で言えば、ハローワークまたは
人材派遣センターです」
令奈 「なるほど」
アンナ「まずは、どのような依頼があるのか、見てください」
美波 「色々あるね」
菜々子「討伐、採取、護衛・・・」
秋恵 「清掃、配達、店の手伝いもあるよ」
アンナ「皆さんが気になるもの、ありますか」
四人 「・・・・・・」
アンナ「なければ、わたしが選んだ依頼を受けようと思います」
令奈 「どうする?」
美波 「どれも自信ない」
秋恵 「うちも」
菜々子「アンナさんに任せようか」
令奈 「うん」
アンナ「それでは、この依頼を受けます」
わたしは、その依頼書に指をさします。
令奈 「希少な高山植物の採取」
菜々子「大丈夫?」
アンナ「大丈夫です。それでは令奈さん、その依頼書をカウンターに
持って行きましょう」
令奈さんは依頼書をはがして、カウンターに持って行きます。
令奈 「これお願いします」
受付の女性の名前はヒルダさんです。
ヒルダ「本当にこの依頼受けてくれるんですか?」
令奈 「はい」(ん?)
ヒルダ「とある方からの重要な依頼なんですが、
採取場所が遠くて、誰も受けてくれないんですよ」
アンナ「大丈夫です。念のため、その植物の絵を見せてください」
ヒルダ「はい・・・・・・これです。大きさはこの絵と同じです」
アンナ「わかりました。」
ヒルダ「最低でも10本。できれば20本。
葉と根を切らずにお願いします」
アンナ「はい。問題ありませ。」
ヒルダ「わかりました。皆さん、ギルドカードの提出をお願いします」
全員ギルドカードを提出します。
その後、達成条件や報酬などの説明を受けて、カードが返却されました。
依頼番号の木札を受け取り、手続き終了です。
ヒルダ「それでは皆さん、がんばってください」
私たち「はい」
私たちギルドを出ました。
街の門に向かって歩き、門を出て街の外に出ました。
令奈 「高い山に行くんでしょ。大丈夫かな」
アンナ「皆さん登山の経験はありますか」
菜々子「四人で高尾山に登っただけ」
アンナ「問題ありません。まずは移動しましょう」
秋恵 「やっぱり魔法で行くの?」
アンナ「はい。移動時間がもったいないです」
美波 「そうだよね」
アンナ「それでは魔法で転移します。準備はいいですか?」
四人 「はい」
千里眼で転移先の安全を確認して・・・
アンナ「転移」
* * *
四人 「うわー」
皆さん、転移してすぐに周りを見渡します。目の前には雄大な山岳風景が広がっています。
ここはピレリー山脈のピレリー山です。
菜々子「これは想像以上・・・きれい」
令奈 「なにこの景色」
秋恵 「すごーい」
美波 「ヨーロッパのアルプスみたい」
わたしは、天幕・椅子・テーブルを用意します。椅子は、景色が楽しめる並べ方にしました。
トイレは少し離れた風下に設置しました。そしてすぐに防寒着を出します。
令奈 「ここって標高どれくらいなの」
アンナ「この場所は標高約2000m、採取場所は2500mです」
秋恵 「だから寒いのか」
アンナ「防寒着は用意しました。その前に身体強化の魔法をかけます」
わたしは、皆さんに身体強化の魔法をかけて、増血細胞を活性化、主に赤血球を増やしました。
アンナ「高山病対策のため、魔法で赤血球を増やしました。
これで呼吸が楽になると思います」
美波 「それなら安心ね」
アンナ「皆さんに防寒着を用意してありますので、
好きなものを選んで着てください」
令奈さんと菜々子さんは、パンツスタイルです。
秋恵さんはスカート、美波さんはワンピースです。
アンナ「それと、秋恵さんと美波さんには、
タイツを用意しました。履いてください」
秋恵 「よかった」
美波 「よかったね」
わたしは、着替えている間にお茶の準備をします。
*
皆さん、着替え終わったようです。
アンナ「お茶の用意ができました。
それと朝に購入した焼きたてのデニッシュがあります。
熱いうちにどうぞ」
令奈 「アンナさんは防寒着なくても平気なの?」
アンナ「わたしは魔法で体感温度を調節できるので大丈夫です」
秋恵 「それなら、うちらも魔法で・・・」
アンナ「いいえ。異世界の気温を肌で感じるのも、体験のうちです」
菜々子「それもそうね」
アンナ「それでは今から30分、休憩にします。
わたしは登山ルートを確認してきます」
わたしは魔法で飛翔します。
4人 「・・・・・・」
美波 「行っちゃった。」
秋恵 「空を飛んで登山するのは、チートだよ」
わたしは飛翔魔法で山の上を目指しました。
私たちは冒険者ギルドの前にいます。
アンナ「皆さん、これから冒険者活動をします。ギルドカードを首から下げてください」
皆さん服装が冒険者っぽくありません。ギルドカードで冒険者であることをアピールします。
中に入り、依頼掲示板に向かいました。
アンナ「冒険者ギルドとは、日本で言えば、ハローワークまたは
人材派遣センターです」
令奈 「なるほど」
アンナ「まずは、どのような依頼があるのか、見てください」
美波 「色々あるね」
菜々子「討伐、採取、護衛・・・」
秋恵 「清掃、配達、店の手伝いもあるよ」
アンナ「皆さんが気になるもの、ありますか」
四人 「・・・・・・」
アンナ「なければ、わたしが選んだ依頼を受けようと思います」
令奈 「どうする?」
美波 「どれも自信ない」
秋恵 「うちも」
菜々子「アンナさんに任せようか」
令奈 「うん」
アンナ「それでは、この依頼を受けます」
わたしは、その依頼書に指をさします。
令奈 「希少な高山植物の採取」
菜々子「大丈夫?」
アンナ「大丈夫です。それでは令奈さん、その依頼書をカウンターに
持って行きましょう」
令奈さんは依頼書をはがして、カウンターに持って行きます。
令奈 「これお願いします」
受付の女性の名前はヒルダさんです。
ヒルダ「本当にこの依頼受けてくれるんですか?」
令奈 「はい」(ん?)
ヒルダ「とある方からの重要な依頼なんですが、
採取場所が遠くて、誰も受けてくれないんですよ」
アンナ「大丈夫です。念のため、その植物の絵を見せてください」
ヒルダ「はい・・・・・・これです。大きさはこの絵と同じです」
アンナ「わかりました。」
ヒルダ「最低でも10本。できれば20本。
葉と根を切らずにお願いします」
アンナ「はい。問題ありませ。」
ヒルダ「わかりました。皆さん、ギルドカードの提出をお願いします」
全員ギルドカードを提出します。
その後、達成条件や報酬などの説明を受けて、カードが返却されました。
依頼番号の木札を受け取り、手続き終了です。
ヒルダ「それでは皆さん、がんばってください」
私たち「はい」
私たちギルドを出ました。
街の門に向かって歩き、門を出て街の外に出ました。
令奈 「高い山に行くんでしょ。大丈夫かな」
アンナ「皆さん登山の経験はありますか」
菜々子「四人で高尾山に登っただけ」
アンナ「問題ありません。まずは移動しましょう」
秋恵 「やっぱり魔法で行くの?」
アンナ「はい。移動時間がもったいないです」
美波 「そうだよね」
アンナ「それでは魔法で転移します。準備はいいですか?」
四人 「はい」
千里眼で転移先の安全を確認して・・・
アンナ「転移」
* * *
四人 「うわー」
皆さん、転移してすぐに周りを見渡します。目の前には雄大な山岳風景が広がっています。
ここはピレリー山脈のピレリー山です。
菜々子「これは想像以上・・・きれい」
令奈 「なにこの景色」
秋恵 「すごーい」
美波 「ヨーロッパのアルプスみたい」
わたしは、天幕・椅子・テーブルを用意します。椅子は、景色が楽しめる並べ方にしました。
トイレは少し離れた風下に設置しました。そしてすぐに防寒着を出します。
令奈 「ここって標高どれくらいなの」
アンナ「この場所は標高約2000m、採取場所は2500mです」
秋恵 「だから寒いのか」
アンナ「防寒着は用意しました。その前に身体強化の魔法をかけます」
わたしは、皆さんに身体強化の魔法をかけて、増血細胞を活性化、主に赤血球を増やしました。
アンナ「高山病対策のため、魔法で赤血球を増やしました。
これで呼吸が楽になると思います」
美波 「それなら安心ね」
アンナ「皆さんに防寒着を用意してありますので、
好きなものを選んで着てください」
令奈さんと菜々子さんは、パンツスタイルです。
秋恵さんはスカート、美波さんはワンピースです。
アンナ「それと、秋恵さんと美波さんには、
タイツを用意しました。履いてください」
秋恵 「よかった」
美波 「よかったね」
わたしは、着替えている間にお茶の準備をします。
*
皆さん、着替え終わったようです。
アンナ「お茶の用意ができました。
それと朝に購入した焼きたてのデニッシュがあります。
熱いうちにどうぞ」
令奈 「アンナさんは防寒着なくても平気なの?」
アンナ「わたしは魔法で体感温度を調節できるので大丈夫です」
秋恵 「それなら、うちらも魔法で・・・」
アンナ「いいえ。異世界の気温を肌で感じるのも、体験のうちです」
菜々子「それもそうね」
アンナ「それでは今から30分、休憩にします。
わたしは登山ルートを確認してきます」
わたしは魔法で飛翔します。
4人 「・・・・・・」
美波 「行っちゃった。」
秋恵 「空を飛んで登山するのは、チートだよ」
わたしは飛翔魔法で山の上を目指しました。
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