オートマタはカスケードの夢を見るか?

 自分を含め、すべての記憶が無い主人公は荒廃した世界で目覚めた。

 物知り顔で脳内を支配するバグと、恩人である「誰かの記憶」を頼りに主人公は歩き始める。

 本能に誘われるまま世界に干渉し、無自覚にも深淵に取り込まれていく。

 異端な存在は、世界の終わりに何を掴み取るのか? 


「オートマタはカスケードの夢を見るか?」
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,188 位 / 192,188件 ライト文芸 7,628 位 / 7,628件

あなたにおすすめの小説

おしゃべり本屋のお人柄

流音あい
ライト文芸
話好きな店主がいる本屋さんと、そこを訪れる客との交流のお話。静かに選びたい人もいる中で、おしゃべり好きな本屋の店主は疎まれることもしばしば。しゃべり過ぎる自覚がある店主は、大好きなおしゃべりを控えようとするが……。 1、おしゃべりな店主 2、アドバイスは適切に 3、あるまじきこと 4、贖罪、進展、再構築 5、おしゃべり本屋の噂の実態 6、おしゃべり店主のご紹介

推し様は二十二年前に捨てた継子(わがこ)

栄吉
ライト文芸
私(田中舘瑛美)は、定年退職して、毎日、暇な日々を送っていたが、声で繋がる配信アプリというものを見つけて、使ってみた。推しの配信者ができたのだが、その人は、私が、二十二年前に捨てた継子(わがこ)だった。

靴と過ごした七日間

ぐうすかP
ライト文芸
代わり映えのない毎日を繰り返す日々。 そんな代わり映えのないある日、恋人に振られた志村健一。 自覚はなくともショックを受けた健一に声を掛けたのはなんと、「靴」だった。 信じられない状況の中、 健一は一体何を信じればいいのだろうか? そして、「靴」の目的はなんなのだろうか。 ラブリーでフレンドリーそして混沌(カオス)な1週間が始まる。

この心が死ぬ前にあの海で君と

東 里胡
ライト文芸
旧題:感情ミュート 第6回ライト文芸大賞 青春賞をいただきました。応援下さった皆様、ありがとうございます。 北海道函館市に住む、成瀬 理都(なるせ りつ)高2の春。 いつの頃からか自分の感情を表に出せなくなってしまったリツ。 人当たりはいいが何を考えているのかよくわからない子と家族をはじめ、周りにはそう思われている。 抱えた問題の重さと孤独に耐え切れなくなったある日、リツが出逢ったのは 倉田 朝陽(くらた あさひ)という東京から引っ越ししてきた同い年の男の子。 リツの抑えてきた想いに気づき、踏み入ってくることに戸惑い最初は拒絶するも、 たった一人だけ自分の本当の感情に気づいてくれた朝陽と友達になる。 朝陽は同い年で従弟の牧野 奏太(まきの かなた)の家に居候。 奏太の幼馴染でありリツの親友、水谷 星(みずたに あかり)も加わり、 家族の確執、友情と恋が複雑に絡み合う中で朝陽自身も悩みを抱えていることをリツは知る。

夏の日の時の段差

秋野 木星
ライト文芸
暑い夏の日に由紀恵は、亡くなったおばあちゃんの家を片付けに来た。 そこで不思議な時の段差に滑り込み、翻弄されることになる。 過去で出会った青年、未来で再会した友達。 おばあちゃんの思いと自分への気づき。 いくつもの時を超えながら、由紀恵は少しずつ自分の将来と向き合っていく。 由紀恵の未来は、そして恋の行方は? 家族、進路、恋愛を中心にしたちょっと不思議なお話です。 ※ 表紙は長岡更紗さんの作品です。 ※ この作品は小説家になろうからの転記です。

三度目の庄司

西原衣都
ライト文芸
庄司有希の家族は複雑だ。 小学校に入学する前、両親が離婚した。 中学校に入学する前、両親が再婚した。 両親は別れたりくっついたりしている。同じ相手と再婚したのだ。 名字が大西から庄司に変わるのは二回目だ。 有希が高校三年生時、両親の関係が再びあやしくなってきた。もしかしたら、また大西になって、また庄司になるかもしれない。うんざりした有希はそんな両親に抗議すべく家出を決行した。 健全な家出だ。そこでよく知ってるのに、知らない男の子と一夏を過ごすことになった。有希はその子と話すうち、この境遇をどうでもよくなってしまった。彼も同じ境遇を引き受けた子供だったから。

あなたはだあれ?~Final season~

織本 紗綾
恋愛
〈あらすじ〉 南の島から懐かしい街に帰ってきた遥と海斗。樹梨亜や夢瑠、家族と再会して嬉しいけれど変わったことも色々あって戸惑う遥。 一方の海斗は…遥との将来のため、ロイドとして生きる事を決め奮闘します。でもそれが…二人の関係を少しずつ狂わせる事になるとは思っていませんでした。 遥と海斗が出会ってから5年…あなたはだあれ?その謎を通して大人になった遥がみつけた未来とは…。

碌の塔

ゆか太郎
ライト文芸
街中に佇む不思議な映画館。 真夜中の峠での不思議な出会い。 逸れたもの同士が繋いだ手。 薬屋、絵描き、ヒーロー。 名前のない職業の人々。 そしていずれ来る星の終わり。 多種多様な世界で生きる、命の綴り。 その不揃いな石を積み上げて、それでも私は塔を作る。 (こちらは以前Twitter(現X)にて掲載していたものと同様の内容です。)

処理中です...