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5章
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「……っ!」
「やっと起きたか」
意識を取り戻した僕の目の前にいたのは、昨日突然僕を襲った相良先生のストーカー男だった。
昨日、夏目くんに殴られた頬が痛々しく腫れている。
目は、狂気を孕んでいて、僕を冷ややかに見つめていた。
僕はといえば、見知らぬ部屋に手足をロープで封じられた状態で床に転がされていた。
「…あ、貴方は…。何故、僕を…」
「…こんなやせっぽっちの男の何がいいんだろうな。
僕なら、もっと彼を満足してやれるのに。どうして、こんな男が…。
こんな男の何がいいんだ」
男は不気味な声でブツブツと呟きながら、倒れている僕に近づくと首に手をかける。
逃げようとする僕の身体に男は馬乗りになると、男は首にかけていた指に力を込めた。
「…くは…ぅぅ…」
「大丈夫、ゆっくりなぶり殺してやるよ。
じわじわといたぶって血みどろにして、ちょっかい出したこと後悔させてやる」
憎しみが溢れている言葉。
昨日、夏目くんはこのストーカー男が先生に近づいた僕に対し報復にくるだろうと言っていた。
油断しなかったわけではなかったけれど、まさか昨日今日で現れるとは思ってもみなかった。
「僕を…殺すんです…か…」
「…まだ智がきてない…。
お前のことは、智を犯しながら、殺してやるよ。
まだ殺しはしない」
言葉通り、男はギリギリのタイミングで手を緩めては、また首を締めを繰り返していた。
やばい、この男はやばい。
しかし逃げ出したくても逃げることはできなくて…歯がガタガタ震えた。
「……ぁ…いや…」
「怖いか?」
「あ…」
僕の怯えた様子に、男は目を輝かせ、にんまりとほくそ笑む。
「苦し…」
じわり、と涙が浮かび視覚が朧気になる。
「お前がいけないんだよ…、おまえが…すべて…」
男は僕の耳元で、ねっとりと囁く。
僕が、いけない…。
僕がいけないから、夏目くんの元から飛び出したから…。
僕が、夏目くんを信じていたら…。
だから、僕がいけない。
こうなったのは、僕が…、
僕のせいで…。
僕がいけない…??
僕がいけないのか?
こんなところで、見ず知らずの男になんで殺されなくちゃいけないほど、僕は悪いことをしてきた?
こんなところで、終わらせてしまっていいのか?
まだ僕にはやりたいことが沢山あるのに。
トラウマである観覧車にも乗れてないのに。
夏目くんと…仲直りできないまま、死んでしまって良いのか。
僕を信じると言ってくれた夏目くんを、残して良いのか…。
僕が信じるまで待ってくれると言ってくれた人を、僕が裏切ってしまっていいのか。
わけも分からない男に、恋も人生も終わらせられてもいいのか。
そんなの…
「あんたなんかに、僕の人生奪われてたまるか…!!
諦めて終わってたまるか…!!」
渾身の力を込めて、馬乗りになっていた男の腹に思いっきり体当たりをした。
まさかの反撃に男がよろめいて蹲る。
男がうずくまっている間に逃げようとしたのだが、あいにく脚はロープで縛られており、這いつくばって距離を取ることしかできない。
反撃したところで、僕のピンチは変わらなかった。
むしろ、男の怒りを買うのは充分だったようで。
「もういい。殺してやるよ」
すぐに復活した男が、ナイフを手に僕の方へやってくる。
殺される…
ぎゅっと訪れる痛みに目を瞑っていると…
「待ちなさい…!」
訪れるはずの痛みはこず、こわごわと目を開けると、目の前には、相良先生の姿があった。
「先生…」
「智…来てくれたんだね…」
「貴方が呼んだんでしょう。来ないと宮沢さんを傷つけると。わざわざ電話して、フロントに鍵まで預けて…」
「そうだよ…君に逢いたかったんだ…。久しぶりだね、智」
男は、先生の姿に恍惚な表情を浮かべる。
対して先生の表情は強張っていた。
「貴方は僕に用があるのでしょう…!なんで、こんなことを…。宮沢さんは関係ありません。解放してください」
「先生…」
「だけど、智こいつは…」
「わざわざ電話してきて…貴方に用があるのは僕でしょう。
他人を巻き込むなんて、最低の人間がやることです」
先生は、キッときつく男を睨みつけると、僕の方へとかけよった。
「先生…、僕はいいので、早く逃げて…」
僕の縛られているロープを解こうとする先生に、僕のこは気にしないで逃げろと言ってみても、先生は首を横に振る。
先生は僕の言うことを聞かず、僕を拘束しているロープから手を離さなかった。
「先生、お願いです。このままじゃ…」
「宮沢さん、ごめんなさい。この人は、僕のストーカーです。
巻き込んでしまったのは、僕の方なのです。だから、宮沢さんだけでも…」
「智っ…」
ストーカー男は背後から先生に抱きつくと、そのまま僕の目の前で先生を床へ押し倒した。
「先生…!」
「彼を解放してください」
「嫌だと言ったら…」
「貴方を軽蔑しますし、今度こそ警察に逮捕してもらいます」
「どうせ、智は、すぐ僕の前から姿を消すだろう。
こうやって、拘束しないと、君はすぐどこかへ行ってしまうんだ…」
「それは…貴方が……」
「こんなに愛しているのに、どうして、君に通じないんだろう…
君はどうして、私の気持ちに答えてくれないんだろうね…」
先生の、着ている服を破り捨てて、男は先生の肌を愛撫しながらポツリポツリと呟く。
先生は、そんな男に対して怯えることなく表情ひとつ変えず男を見すえた。
「…僕には、好きな人がいるからです。
それは貴方ではありません」
「やはり、こいつなのか…。
この男が、いるから…。この男のせいで…」
「違います、僕の好きな人は宮沢さんじゃなくて…、僕の本当に好きな人は…ーー」
一瞬、先生の冷然とした表情が曇った。
先生は小さな消え入りそうな声で、「僕のことをとても恨んでいる…人だから…」とつぶやく。
「だから、宮沢さんは関係ないんです。ただ、僕がご厄介になっているだけで…、何の関係も…」
「許せないな…君にそんな顔させる人がいるなんて…。
こんなに僕の心を奪ったのに、君はそんな男に心を奪われたなんて。いっそ、僕のものにならないならば、このまま一緒にいってしまおうか…。ねぇ、そうしたらずっと誰にも邪魔なんてされないだろう…。智」
男はゾッとするほど、狂気めいた口調でいうと、先生の頬にナイフをあてた。
刃があてられた頬からは真っ赤な血が流れ落ちる。
「先生…っ」
「駄目です、宮沢さん。これは僕の責任なんですから…。貴方は、関係ないんです!こないでください」
「でも…!」
このままじゃ、僕も先生もこの男に殺されてしまう。
時間の問題だ。
でも、今の手足も封じられてしまった僕じゃ見ているだけしかできない。
なんで、こんなに役立たずなんだ。
先生に、もしものことがあったら…
もし、このままこの男が、僕も先生も手にかけてしまったら…ーーー
「助けて…助けて、誰か、助けて!!!」
「こいつ…」
叫び助けを求める僕に、ストーカー男が慌てて先生から僕へ標的を変える。
男は押し倒した先生の身体から離れ、僕に近寄ると、何度も僕を殴り続けた。
「夏目くん…!夏目くん…!夏目くん…!!!」
「ここか…!」
「え…」
まるで、僕の祈りが通じたかのように、部屋のドアが開いて人がなだれ込む。
1人は夏目くんで、もう1人は夏目くんの従兄弟さんだった。
「宮沢さん…」
僕の顔を見るなり、一瞬夏目くんは顔を顰めた。
今の僕といえば、顔はタコ殴りにされて見るも無残な顔をしているだろう。こんなぼろぼろな姿を見られたくなくて俯いていると
「「覚悟はできてるんだろうな…」」
怒気を孕んだ2つの重低音。
それからはほんとうにあっという間で。
ストーカー男は、夏目くんと従兄弟さんにボコボコに殴られて、動けなくなったところを夏目くんが持ってきたロープで拘束した。
「どうして…君が…」
「智…っ」
上半身裸の先生の身体に毛布をかけて、その毛布ごと先生を抱きしめる夏目くんの従兄弟さん。
先生はされるがまま、大人しく抱きしめられている。
確か先生は対人恐怖症で…男の人に触れられるのが駄目だったはず…。僕ですら、まだ先生に直接触れることができなかったのに、従兄弟さんは先生に普通に触れていて先生もそれを受け入れている。
「ったく、俺が言えたことじゃないですけど、頭に血が上り過ぎです…って、仕方ないか、久しぶりの再会ですもんね」
「夏目くん…?あの、どうして、ここが…」
「悔しいけどあの人のお陰ですよ。今先生を抱きしめている馬鹿な俺の従兄弟…」
「あの、なんでいとこさんが…」
「そりゃ、相良先生の恋人だからですよ。ああ、元恋人ですけど…。
獅童兄さん、盛り上がっているところ、悪いけど、俺もう帰るから。
あんたのせいで、俺すっごい誤解されたし、危険な目にも合わせちゃったし、ほんといい迷惑ですよ。
これは貸しだからな…
あとのことくらい任せてもいいよな?」
夏目くんはそういうと、従兄弟さんの返事も聞かずに、混乱している僕を連れてその場をあとにした。
僕が逃げないよう、ぎゅっと手を握りしめたまま。
「……っ!」
「やっと起きたか」
意識を取り戻した僕の目の前にいたのは、昨日突然僕を襲った相良先生のストーカー男だった。
昨日、夏目くんに殴られた頬が痛々しく腫れている。
目は、狂気を孕んでいて、僕を冷ややかに見つめていた。
僕はといえば、見知らぬ部屋に手足をロープで封じられた状態で床に転がされていた。
「…あ、貴方は…。何故、僕を…」
「…こんなやせっぽっちの男の何がいいんだろうな。
僕なら、もっと彼を満足してやれるのに。どうして、こんな男が…。
こんな男の何がいいんだ」
男は不気味な声でブツブツと呟きながら、倒れている僕に近づくと首に手をかける。
逃げようとする僕の身体に男は馬乗りになると、男は首にかけていた指に力を込めた。
「…くは…ぅぅ…」
「大丈夫、ゆっくりなぶり殺してやるよ。
じわじわといたぶって血みどろにして、ちょっかい出したこと後悔させてやる」
憎しみが溢れている言葉。
昨日、夏目くんはこのストーカー男が先生に近づいた僕に対し報復にくるだろうと言っていた。
油断しなかったわけではなかったけれど、まさか昨日今日で現れるとは思ってもみなかった。
「僕を…殺すんです…か…」
「…まだ智がきてない…。
お前のことは、智を犯しながら、殺してやるよ。
まだ殺しはしない」
言葉通り、男はギリギリのタイミングで手を緩めては、また首を締めを繰り返していた。
やばい、この男はやばい。
しかし逃げ出したくても逃げることはできなくて…歯がガタガタ震えた。
「……ぁ…いや…」
「怖いか?」
「あ…」
僕の怯えた様子に、男は目を輝かせ、にんまりとほくそ笑む。
「苦し…」
じわり、と涙が浮かび視覚が朧気になる。
「お前がいけないんだよ…、おまえが…すべて…」
男は僕の耳元で、ねっとりと囁く。
僕が、いけない…。
僕がいけないから、夏目くんの元から飛び出したから…。
僕が、夏目くんを信じていたら…。
だから、僕がいけない。
こうなったのは、僕が…、
僕のせいで…。
僕がいけない…??
僕がいけないのか?
こんなところで、見ず知らずの男になんで殺されなくちゃいけないほど、僕は悪いことをしてきた?
こんなところで、終わらせてしまっていいのか?
まだ僕にはやりたいことが沢山あるのに。
トラウマである観覧車にも乗れてないのに。
夏目くんと…仲直りできないまま、死んでしまって良いのか。
僕を信じると言ってくれた夏目くんを、残して良いのか…。
僕が信じるまで待ってくれると言ってくれた人を、僕が裏切ってしまっていいのか。
わけも分からない男に、恋も人生も終わらせられてもいいのか。
そんなの…
「あんたなんかに、僕の人生奪われてたまるか…!!
諦めて終わってたまるか…!!」
渾身の力を込めて、馬乗りになっていた男の腹に思いっきり体当たりをした。
まさかの反撃に男がよろめいて蹲る。
男がうずくまっている間に逃げようとしたのだが、あいにく脚はロープで縛られており、這いつくばって距離を取ることしかできない。
反撃したところで、僕のピンチは変わらなかった。
むしろ、男の怒りを買うのは充分だったようで。
「もういい。殺してやるよ」
すぐに復活した男が、ナイフを手に僕の方へやってくる。
殺される…
ぎゅっと訪れる痛みに目を瞑っていると…
「待ちなさい…!」
訪れるはずの痛みはこず、こわごわと目を開けると、目の前には、相良先生の姿があった。
「先生…」
「智…来てくれたんだね…」
「貴方が呼んだんでしょう。来ないと宮沢さんを傷つけると。わざわざ電話して、フロントに鍵まで預けて…」
「そうだよ…君に逢いたかったんだ…。久しぶりだね、智」
男は、先生の姿に恍惚な表情を浮かべる。
対して先生の表情は強張っていた。
「貴方は僕に用があるのでしょう…!なんで、こんなことを…。宮沢さんは関係ありません。解放してください」
「先生…」
「だけど、智こいつは…」
「わざわざ電話してきて…貴方に用があるのは僕でしょう。
他人を巻き込むなんて、最低の人間がやることです」
先生は、キッときつく男を睨みつけると、僕の方へとかけよった。
「先生…、僕はいいので、早く逃げて…」
僕の縛られているロープを解こうとする先生に、僕のこは気にしないで逃げろと言ってみても、先生は首を横に振る。
先生は僕の言うことを聞かず、僕を拘束しているロープから手を離さなかった。
「先生、お願いです。このままじゃ…」
「宮沢さん、ごめんなさい。この人は、僕のストーカーです。
巻き込んでしまったのは、僕の方なのです。だから、宮沢さんだけでも…」
「智っ…」
ストーカー男は背後から先生に抱きつくと、そのまま僕の目の前で先生を床へ押し倒した。
「先生…!」
「彼を解放してください」
「嫌だと言ったら…」
「貴方を軽蔑しますし、今度こそ警察に逮捕してもらいます」
「どうせ、智は、すぐ僕の前から姿を消すだろう。
こうやって、拘束しないと、君はすぐどこかへ行ってしまうんだ…」
「それは…貴方が……」
「こんなに愛しているのに、どうして、君に通じないんだろう…
君はどうして、私の気持ちに答えてくれないんだろうね…」
先生の、着ている服を破り捨てて、男は先生の肌を愛撫しながらポツリポツリと呟く。
先生は、そんな男に対して怯えることなく表情ひとつ変えず男を見すえた。
「…僕には、好きな人がいるからです。
それは貴方ではありません」
「やはり、こいつなのか…。
この男が、いるから…。この男のせいで…」
「違います、僕の好きな人は宮沢さんじゃなくて…、僕の本当に好きな人は…ーー」
一瞬、先生の冷然とした表情が曇った。
先生は小さな消え入りそうな声で、「僕のことをとても恨んでいる…人だから…」とつぶやく。
「だから、宮沢さんは関係ないんです。ただ、僕がご厄介になっているだけで…、何の関係も…」
「許せないな…君にそんな顔させる人がいるなんて…。
こんなに僕の心を奪ったのに、君はそんな男に心を奪われたなんて。いっそ、僕のものにならないならば、このまま一緒にいってしまおうか…。ねぇ、そうしたらずっと誰にも邪魔なんてされないだろう…。智」
男はゾッとするほど、狂気めいた口調でいうと、先生の頬にナイフをあてた。
刃があてられた頬からは真っ赤な血が流れ落ちる。
「先生…っ」
「駄目です、宮沢さん。これは僕の責任なんですから…。貴方は、関係ないんです!こないでください」
「でも…!」
このままじゃ、僕も先生もこの男に殺されてしまう。
時間の問題だ。
でも、今の手足も封じられてしまった僕じゃ見ているだけしかできない。
なんで、こんなに役立たずなんだ。
先生に、もしものことがあったら…
もし、このままこの男が、僕も先生も手にかけてしまったら…ーーー
「助けて…助けて、誰か、助けて!!!」
「こいつ…」
叫び助けを求める僕に、ストーカー男が慌てて先生から僕へ標的を変える。
男は押し倒した先生の身体から離れ、僕に近寄ると、何度も僕を殴り続けた。
「夏目くん…!夏目くん…!夏目くん…!!!」
「ここか…!」
「え…」
まるで、僕の祈りが通じたかのように、部屋のドアが開いて人がなだれ込む。
1人は夏目くんで、もう1人は夏目くんの従兄弟さんだった。
「宮沢さん…」
僕の顔を見るなり、一瞬夏目くんは顔を顰めた。
今の僕といえば、顔はタコ殴りにされて見るも無残な顔をしているだろう。こんなぼろぼろな姿を見られたくなくて俯いていると
「「覚悟はできてるんだろうな…」」
怒気を孕んだ2つの重低音。
それからはほんとうにあっという間で。
ストーカー男は、夏目くんと従兄弟さんにボコボコに殴られて、動けなくなったところを夏目くんが持ってきたロープで拘束した。
「どうして…君が…」
「智…っ」
上半身裸の先生の身体に毛布をかけて、その毛布ごと先生を抱きしめる夏目くんの従兄弟さん。
先生はされるがまま、大人しく抱きしめられている。
確か先生は対人恐怖症で…男の人に触れられるのが駄目だったはず…。僕ですら、まだ先生に直接触れることができなかったのに、従兄弟さんは先生に普通に触れていて先生もそれを受け入れている。
「ったく、俺が言えたことじゃないですけど、頭に血が上り過ぎです…って、仕方ないか、久しぶりの再会ですもんね」
「夏目くん…?あの、どうして、ここが…」
「悔しいけどあの人のお陰ですよ。今先生を抱きしめている馬鹿な俺の従兄弟…」
「あの、なんでいとこさんが…」
「そりゃ、相良先生の恋人だからですよ。ああ、元恋人ですけど…。
獅童兄さん、盛り上がっているところ、悪いけど、俺もう帰るから。
あんたのせいで、俺すっごい誤解されたし、危険な目にも合わせちゃったし、ほんといい迷惑ですよ。
これは貸しだからな…
あとのことくらい任せてもいいよな?」
夏目くんはそういうと、従兄弟さんの返事も聞かずに、混乱している僕を連れてその場をあとにした。
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