切なさよりも愛情を

槇村焔

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そんなひとどこにもいない。

菜月編・あとがき

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~あとがき~。
 完結ページまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
 数年前に書いた当初とは、また違った想いで作品を綴ることができました。
 相変わらずの乱文で、お目汚し失礼しました。
後半、駆け足駆け足でほんとすみません。2月になんとか終わらせたかったのです。春春書いていてなんですが、春にこの作品は書きたくなかったのです(笑)


数年たって変わった思いもあれば、今と同じ思いもあったり…。
キャラに対する思いも違っていれば、物語の見方も違っていて、まったく新しい気持ちで書けたような気がします。

香月あたりのドロドロは、急な家なき子ブーム故の、影響です。
今にして思えば、狼の時も家なき子要素があったような…。
どれだけ家なき子に影響されているんでしょう、私。


狼(別の作品)の時も、途中で修正しましたが、こちらのほうが修正により時間がかかりました。
途中でなにを言いたいのかよくわからなくなって(また…)何度も書き直し、削り、足して、削り…を繰り返し。
迷宮に迷い込みました。


さて、実はこの作品ここで完結ではありません。
もうちょっと続きます。
菜月編は終わりで、次は利弥編になります。
次は利弥が成長してくれる、はず。
菜月にはもう少し可哀想な目にあってもらい、利弥さんにはもっともっと後悔させて男になってもらおうと思います。
菜月が成長しすぎて、異様な死亡フラグがたっていますが…そこらへんも次回に続きます。無駄にゴホゴホしていたわけではなく、一応次への伏線としてとっています。
ラストが変わったのは利弥を成長させたいがため、変えました。利弥を懲らしめてください!というコメントがリメイク前は多かったので、ここで終わらせるのは駄目だなと(笑)
人間失格失格いっていた利弥のことも、復讐にこだわっていたのも香月への思いもそっちで多分わかるようになる…といいな(願望)

毎度のようにラストだけ決まっていて、真ん中がすっからかんでして、出来上がるのはまだしばらくかかりそうな感じです。

利弥が、どう成長してくれるのか…。
そもそも、槙村は書き上げることができるのか。
と、書いているそばから、あ…、これ書けないパターンだ…と思って仕方ないのですが(笑)
続いた時はよろしくお願いします(笑)



最後に。

変わらずに読んでくださる皆様


本当にありがとうございました!


感謝をこめまして…。

槇村焔。


20170228
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