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わすれんぼ
しおりを挟む私は長めの休みになるといつも、学生だった時のことを忘れてしまう。あれ、学校なんか通ってたっけ? と毎回なってしまっていた。
しかし、今回はちょくちょく現実に引っ張り戻されている。例えば、昨日千ちゃんから成績が見れるよ、とラインが来たので、『あぁ、人生より大切な成績がぁ!』とハーマイオニーっぽいことを口にし、留学生であることを思い出した。
そして少し勉強モードに入った私は、お気に入り数が2になったことも踏まえて、もっと日本語を勉強しようという気になった。読んでくれる人が一人だと日本語が下手でも許してくれるかもしれないが、二人になるとそうはいかない、と言う考えが働いたのだろう。
故に、これを書いている。
別にお気に入り数が増える度にそのことを取り上げるつもりはないが、今のところ嬉しいので感謝したい。いつか慣れてしまって読んでもらえるのが当たり前だと勘違いする前に、ハンブルだったころの私がちゃんといたことを書き留めて置こうと言う魂胆だ。どこまでも汚い。しかしそれが人間だ。
とても狡いと思う開き直り方の一つ。
人間だから、とか完璧じゃないから、とかそれは全ての人に当てはまる。多分誰も本気で誰かのことを神だと思ってもいないし、完璧だとも思っていないと私は信じたい。だからその言い訳は通用しない。人間だし、完璧じゃないと分かった上で、それは違うだろ、とかそれはやったらいけないと周りは言っているのだと思う。
しかし、人はこうであるべきだ、と決めつけてしまうのも何か違う気がする。
完璧な人間じゃないから何をやってもいいことにはならないし、完璧な人間じゃないから完璧に近付こうと毎日苦しむ必要もないと思う。
全てはバランスなのではないだろうか。
つまり何が言いたいかったか忘れたが、大事なことは、ありがとう!
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