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『お気に入り』は何回出てくるでしょう?
しおりを挟む誰かがこの作品(?)をお気に入り登録してくれている。
丸一日ちょい待って、夢か、もしくは自分で自分のことが好きすぎて知らない間にお気に入りのボタンをぽちっと押してしまったのか確認したが、どうやら他人の仕業らしい。これで家族だったら泣く。でも、家族だったらお気に入りに入れてくれないので多分違う。
まだ登録されている間に個人的にその人に感謝をしたい。しかしそんな方法はないようなのでここに記す。
ありがとおおおお!!!
お気に入りが何を意味するのか知らないが、響きが良いし、それに誰かが読んでくれているという証拠なので、嬉しい。うん。
しかし、一応読んでもらうために書いていたとはいえ、臆病なのでどうせ読まれていないんだろうな、のスタンスで適当に毎回書いていたので、これはこれでプレッシャーを感じてしまう。私は今までどう書いていたっけ? 何について書いていたっけ? などと考え出す。
インディーズの頃から応援してくれていたファンが、メジャーデビューして急激に減ってしまうあの感覚。単純に音楽が好きだったはずなのに、ビジネスを意識し始めたと気づいた途端に音が濁って聞こえてしまうあの現象。『いやいや、そもそもファンを集めている時点でもうビジネスだから。』なんてシニカルな大人に言われ、『私にとって音楽は今でもピュアなものだ!』と敢えて路上でまた歌い出すアーティストの心情。
そんなヒューマンドラマ的な要素が全て『お気に入り数:1』という画面を見ただけで頭に思い浮かべられちゃう私。
やはり私も数字というものに囚われている人の一人なのだろうか?
いやいや、そしたら『お気に入り』よりポイントやランキングを気にすると思うので、読んでもらえたことが単に嬉しいのだと思う。とポイントを確認しながら書く。
白々しく二度目のアザーッス!
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