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リハビリ♡の日

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「来週退院が決まったんだ」
「ほんと!? 慎二お兄ちゃんおめでとう」

 ベッド端に並んで座る二人、慎二は起きた後すぐ尊に告白し晴れて恋人同士となり退院日を報告する。

 今は病室で二人きりで医師の診察も終わったばかり、他の面会も後数時間は来ないことがわかっている。なので遠慮せずに恋人らしくピッタリ寄り添いいちゃついていた。

 退院すれば今尊が住んでいる部屋に慎二が再度住む形で同棲が始まることが決定していた。

「はぁ、同棲楽しみだな」
「ふふっ、わたしも楽しみ・・・でもお兄ちゃんエロ親父だからなぁ」
「エロ親父って、言い方酷くない?」

 そうおちょくりながらも同棲を楽しみにしている尊にたいして不服そうな慎二だが否定はできない、魂のみであった【何か】の時の事は覚えているからだ。

 魂だけの時の行動が本能のままに尊に触れていたと自覚もした、振り返れば確かにエロ親父の行動であると認めざるおえないだろう。


 慎二が起きてからはや二週間、リハビリは順調に進み今日退院日が決まった。いくらエロ親父と言われてもこれからの生活に胸躍り、正直我慢できないのが本音だ。

「同棲に向けてリハビリしたいな」

 そう言いながら服越しに尊の背中を弄ったが、思ったものは見つからなかった。

「・・・ブラしてないの?」
「うん、だってお兄ちゃんはエロ親父だから、すぐとっちゃうんだもん」

 確かに【何か】の時は何度か外したが、まさかブラを着けていなかったとは思いもしなかった慎二。ゆっくりとコートを脱がすと、Vネックのニットから見えるたわわな谷間とニットからもわかる乳首の膨らみが目に入る。

「俺、エロ親父でよかった」
「ふふっ、なにいって、あんっ」

 谷間に顔を埋めた慎二は久々のエッチに胸を躍らせる、何せ今までは魂のみのエッチだ。やっと生身の体で触れられる状態なのに我慢できるわけがない。

「はぁ、尊ちゃんっ、みことぉ」
「あんっ、しんじ、おにいちゃっ、からだぁ、あんせい、あぁん」

 谷間にキスをしながらVネックの胸元から胸が溢れ、直で乳首を弄くり回す。

「ぁ、んんっ、ここ、病院、あんせいにぃ」
「んーちゅっ、はぁ、生きてて、よかった」

 自分が霊になっていると気付いた時にはもう死んでいるものだと思っていた慎二、まさか生き返った上に尊にもう一度触れられるなんて思いもしなかった。

 起きてから毎日尊が見舞いに来てくれてはいたが、流石にセックスまでは出来ていなかった。しかも今日に限ってノーブラで見舞いにくるなんて可愛い事されたら我慢できるわけがない。

「我慢、できなっ、いっ」
「待って、我慢しなくていいから、待って!」

 そう言うと一旦体を突き放す尊、そして押し倒そうとしていた慎二に対して顔を真っ赤にしながら口を開いた。

「おにいちゃ、安静に、しないと、だから、私が、ぜんぶ、してあ、げ、る」

 そこまで言うと顔を真っ赤にしながらも慎二の上に乗ってくるため、デレデレの顔になりつつ慎二はそのまま押し倒される。

「あぁ、本当に、生きてて、よかったぁ」
「もう、バカ」

 そう言いながら尊から慎二にキスをする、音を立てながら次第に深くなりお互い口内を堪能して尊は思う。

(熱い、お兄ちゃんの体)

 魂だけの時は感じられなかった体温、それは彼が生きていると言う確かな証拠だった。ゆっくり体を離して雄の顔をしている慎二を見つめると、思わず涙がこぼれて彼の頬に落ちる。

「尊ちゃん?」
「おにいちゃっ・・・慎二が、生きてくれて、よかったっ」
「っ、尊っ!」

 慎二は愛しさが溢れぎゅっと尊の体を抱きしめると、尊も抱き返し幸せな空気が二人を包む。抱きしめたくても抱きしめられなかった体がそこにある。

「尊、もう大丈夫だよ、どこにもいかないから」
「絶対だよっ、どこにも、行かないでぇ」

 抱きしめ合いながら慎二は尊の頭を撫でる、再びキスを再開してお互いの服を脱がせていく。裸になって抱き合えばもっと体の熱と柔らかさをダイレクトに感じ、二人の興奮は高まってくる。

 慎二のちんこは硬くなり尊のまんこはぐっしょりぬれている、二人は繋がりたくてしょうがなかった。エッチな戯れも楽しいが今はそんな余裕はない。

 全てシテあげると約束した通り尊は慎二のちんこを咥えて濡らす、と同時に彼女自身でまんこもほぐしていく。

 ジュボッ、ジュボッ

「っ、はぁ、いい、よ、尊っ」

 クチャッ、クチャッ

「んんっ、れろぉ、んはぁん、じゅるっ」
「あぁ、俺の舐めながら、喘ぐのかわ、いいっ」

 クチャッ、ピチャッ

「はぁん、もう、いれてぇ、大丈夫ぅ」
「はあはあ、見せて、準備できた、まんこっ」
「んん、はぁ、う、うんっ」

 尊はゆっくりガチガチなちんこから口を離し、言われた通り慎二の顔を跨いでまんこを見せつける。指でひろげたソコはちんこを飲み込めるとひくついている。

「はぁ、エロくて、綺麗で、いい匂い」

 くんくんと動かす鼻がクリトリスを掠めて尊は体を震わせる、とろりと垂れる愛液を慎二はうっとりと眺めた。

「尊、この準備万端な、まんこに、俺のちんこ突っ込みたいっ」
「まっ、てぇ、いますぐぅ」

 そう言いながら体を移動させ、尊は自分でまんこにちんこをあてがう。

「あふぅ、しんじ、のぉ、おちんちん、あつ、いっ」
「この熱いので、まんこの中、擦ったら、気持ちいいだろうなぁ」
「はうぅ。んんぅ、がまん、できなっ、いれる、ね?」

 大きな胸を揺らしまさにちんこが入っていく瞬間、かなりのエロさに自分から腰を動かしそうになるが。

(騎乗位も、堪能しないと、な)

 と考えてしまい、やはり自分はエロ親父なんだと少し落ち込む。

 ズブッ、ズズッ

「あぁ、いいよ、みこ、とぉ」
「あぁんんっ、はいってくるぅ、んんっ、おちん、ちんんっ、熱いぃ」

 ズズッ、ズッ

「ひあぁん、じんじぃ、すきぃ、おちんちんもぉ、ぁん、すきぃ」
「みこ、と、はぁ、かわいい、かわいいっ、おれもぉすきぃ」

 ギシギシギシギシ

「うれしっ、あぁん、はげしっ、ひゃあん」

 堪らず慎二も下から腰を突き上げる。腰をいやらしく揺らし気持ちよさそう声をあげる尊も、そんなエロい姿を見ている慎二も絶頂はすぐそこまで来ていた。

「んんっ、あつくてぇ、ひゃん、こんなぁ、きもち、いいっ、もぅ、いっ、ちゃうよぉ」
「ふぅー、ふぅー、おれも、でそうっ、でるっ、くっ」

 ビュー、ビュー

「ああぁん、あふぅん」

 ビクン、ビクン

「あぁん、しゅ、ごいぃ」
「みこと、さいっこぉ」

 こうして二人同時に達し、生きて恋人同士になれたことを幸せに思うのだった。

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