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リリア
16
しおりを挟むセイとルナが14歳になり、冒険者になりたいとギルドに登録しに行った。
コツコツと依頼をこなし、ランクをあげていった。
セイは、剣の才能。
ルナは、魔法の才能があった。
セイとルナは、16歳になった。
2人は、外の世界を見ながら旅をしたいと。
私は、どうしようかと悩んだけど。母様が「リリア。心配なのは親として当たり前よ。だけどね。狭い世界にいるよりは、いろんな国を見るのも勉強になるわ。いろんな国の風習な考えを知るのも良いことよ。優れた師匠となる方との出会いも、あるかも知れないわ。」
「母様。わかったわ。2人とも無理しないでね。」
「2人とも。危険と思ったら、無理しないのよ。それに。時々は、帰ってくるのよ。手紙も忘れないのよ。ルナなら、魔法で簡単に送れるわよね。」
「「ありがとう。」」
「「母さん。おばあちゃん」」
数日後。2人は旅に出た。
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