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東の番クロエ 

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15日の朝。

私は「ハルト。朝食後。小龍(移動で使う龍の事。)に乗って龍国を出て、夕食前に帰ってきてくれるかしら。あ。その時にね。これを大事そうに。愛しそうに。抱っこしてきてほしいのよ。
(はたから見たら、赤ちゃんがつつまれているように見える。)
戻って来てからのやり取りの仕方は、この紙に書いておいたから後で読んでちょうだい。その後の事も簡単に書いてあるから。昼食用にお弁当も用意したから、料理長から受け取って。そして~夕食を食べてから、一緒に出発しましょう。慌ただしいけど。お願いね。」

ハルトは受け取ると、袋に詰めた。

「さぁ~朝食を食べましょう。今日は、なにかしらねぇ~♪」

クロエがウキウキしていると。
ハルトは呆れた感じで「母の嫌いな野菜がたっぷり入ったスープでは、ないですかね。好き嫌いが多いと料理長が、言ってましたよ。」

「え~!!」ガックリ

「出されたら、食べましょうね。は、は、う、え。」

「う。ハルトのが意地悪だぁ~。」

「は は (笑)」

食べてから、ハルトは料理長あらお弁当を受け取り出発した。

それを確認してから
「私も準備をしましょう。」と
使用人に夕食の時間まで部屋にこもると伝えてから、1つの部屋に入って行った。


朝食は…野菜たっぷりスープではなかった。しかし。ハルトが料理長に、夕食は野菜たっぷりスープをリクエストしていた事をクロエは知らない。
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