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龍国の王 ザナ

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次の日の朝。

特殊機関の者と東の宮を世話する使用人。そして~龍騎士団を迎えに行かせた。

私が、執務室で書類を見ていると。

コン コン

「入れ。」

「失礼します。王。東の番様が東の宮に到着をしました。」

「ご苦労。なにも(連れてくるのに)問題は、なかったか?」

「抵抗されましたが(笑)仕方がないので、父親とトムという男を殺しました。母親と番様は。その光景を見て泣き叫び、意識をなくし倒れました。母親はベッドに寝かし、番様のみ連れてきました。」

「他には~。」

「もう一点。あの情報提供した男がしつこかったので、途中黒龍の穴に餌として投げてきましたよ。昔から番様に言い寄っていたらしくて、それだけでも大罪人ですしね。」

「そうか。手間をかけたな。ま。無事に東の宮についたのであれば、問題ない。多少の犠牲は仕方がない。2年後が楽しみだな。さぁ~後1人。北の番を見つけなくてはな。」

「そうですね。」

笑い声が響いた~。

(狂ってきている。)
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