籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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432 〜イエナ・リネズ・ムスタ〜

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あの事件の事は~あまりの恐怖から自分達の記憶から消したイエナとリネズ。

いつも通りの生活を送っていた。

祭りが近づいてきて、街のあちらこちらで装飾しながら活気づいていた。

イエナ達の店も飾りつけながら

「イエナ。もうすぐ[愛の灯]という祭りね。楽しみだわ♪」

「そうね。それにちなんだ雑貨などを他国から仕入れたし。売り上げものばせそうね。
ロク様からの依頼された物も手に入ったし。きっと喜ばれるわね。ふふ。」

「確か…多少強引な手をつかって相手を手に入れても。許される日なのよね。(嘘の情報。)」

「そうそう。なんて良い祭りかしら。だから~沢山~」

「「高貴な人をゲットするわよ。」」

「俺もそろそろ本気をだすか。(ニヤリ)
あのおばさんとロザリア。2人を手に入れるよ。あのおばさんは、強引に奪ってしまえば俺の虜になるはずだ。まあまあのスタイルだし、抱くにも抵抗はないだろう。ロザリアには、紳士的になおかつ少し強引にいけば~俺に落ちるはずだ。」

「まぁ~ムスタも酷い男ね。(笑)お金を出す女と愛しあう女性を捕まえるのね。他国にもお金を出す女が沢山いるのに。」

「お金を出してもらう代わりに(ニヤリ)それなりの奉仕はしているぞ。イエナとリネズも人の事いえないだろう。」

「ふふ。そうね。でもそれは~私達が魅力的だからしかたがないのよ。」

「さぁ~計画を立てましょう。成功するためにね。」

「「了解♪」」
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