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514話
しおりを挟む「みなさん。おはようございます。お~凄い。新しい町がある。」
「「凄いなぁ~。」」
「グロウ達が来たから、家を建てて来るよ。花雪達はどうする?一緒に行く?それともスノウ2号の見学に行く?」
「どうしようかな?見学にも行きたいしな。」
「「私も。」」
グロウ達3人は。「え~。そんなぁ~」とガッカリしている姿が、あまりにもかわいそうだと思った遠野は「家を建てるのを見てから、その後に俺がスノウ2号を案内するよ。それでどうかな?」
「遠野さんが案内してくれるなら~わかりました。後で案内をお願いしますね。」
「それではみんな行こうか。」
遠野が歩き出した後ろを、みんなはついて行った。
トボトボと歩くグロウ達を見て。
「ハァ~仕方がないな。」
それぞれが
「グロウ。行くよ。」と手を繋いだ。
「ダードン。行くわよ。」と手繋いだ。
「もう。しっかりしてよ。ザーラド行くわよ。」と手を繋いだ。
グロウ達は、気持ちが海の底には沈んでいたのが空まで上昇した。
遠野は後ろを振り向きながら。
やれやれと思いながらいた。
家を建てる場所は、天音達の家がある。新婚区域だった。
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