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408話
しおりを挟む食堂には、ファストが待っていた。
ルビーは「みなさん。ごゆっくり。」と頭を下げ戻って行った。
テーブルには、美味しそうな料理が並んでいた。
「みんな。お腹空いただろ。
好きな席に座ってくれ。食べながら話をしよう。」
「「は~い。」」
それぞれが座わり、そしてみんなで「「いただきます。」」
パクパク モグモグと食べ始めた。
「あ~美味しい。」
「味付けも良いわね。」
「この料理を作ってみたい。」
「「「教えてもらいたい」」」
「お姉ちゃん達。食べる事になると、楽しそうだね。」
「そうだな。あ。深雪。あの肉料理、食べたら美味しかったぞ。とってやるよ。」
「本当♪食べたい。ありがとう♪律。」嬉しそうに深雪の世話をやく律。
そんな二人のやりとりを見ながら、十真が「ファスト様。聞きたい事がたくさんあるのですが、今いいですか?」
それを聞いて。みんなの手も止まり静かになった。
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