~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活～

379話

２人が振り向くと。

冒険者風の服装をした、細雪と霧生が急いで来た。

「どうしたんですか？急ぎの用ですか？すみませんが、今からいぶきとダンジョンに行くんですよ。なので。緊急の用でなければ、帰って来てからでお願いします。」
２人が動き出そうとすると

「いや。そういうのではなくて～そのダンジョンに、私達も連れて行ってもらおうと思ってな。」

「「はぁ～？」」

「なぜ。２人ともそんなに驚くんだ。なぁ～霧生。」

「細雪様。いきなりそんな事言われたら、２人とも驚くと思いますよ。」
細雪は？？だった。

「どうして急に、ダンジョンへ行こうと思ったんですか？」

「そうだなぁ～。この頃は体を動かす事もなくなったし、そろそろまずいと思ってな。
町の周りの魔物は弱いし、運動にもならない。ストレス発散のために倒すのもなんだしな。昔はダンジョン巡りもしていたんだが～町長にさせられてならは～」ブツブツ愚痴を言い始めた。

霧生が「すみません。あ～なると。どうにもならないので、ほっといて下さい。少し経つと戻りますので。」

「すばるどうする？ダンジョンに連れて行く？」

すばるは少し考え「ま。人数増えてもいいんじゃないか。２人の実力も見てみたいしな。
それに。細雪様と霧生さんの戦っている姿。興味あるし。」

「そうだね。」

「良いですよ。一緒に行きましょう。」

「「ありがとう。」」

「それでは。私の近くに来てください。」

いつもの細雪に戻り、遠野の瞬間移動でダンジョンに向かった