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352話

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「この手紙だけでは、判断できないな。私も一緒に話を聞こう。それでどうするか決めよう。ただなぁ~。レインがしずくの事を忘れて、新たな恋すると面倒になりそうだしな。レインの暴走を抑えるのに、しずくは適任だからな。」

「そうですよね。しずくには、申し訳ないですけどね。それにあの若さで、あの手腕は見事ですよ。」

「そうだよな。ハァ~まずは応接室に行って、話を聞こう。」

「そうですね。」重い足取りで向かった。

2人が入って来るのを見て。
あれ??細雪町長もいる。なんでだろう??

「しずく。私も一緒に話を聞いてもいいかな?聞いてほしくないなら~席を外すが?」

「いえ。細雪町長にもお願いしたい事があったので、来てもらいて良かったです。」

「それは良かったよ。それで話しとは?」

「実は~」

しずくは、思っている事を2人に話した。

結婚の事。
運命の番の事。
レインの事など。

2人は、しずくの話を黙って聞いてくれた。

(レインの手紙通りだな。
        そうですね。)
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