~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~

クラゲ散歩

文字の大きさ
上 下
299 / 525

295話

しおりを挟む

たつきは~どんな人だったか、話しだした。
 
「紫色の髪と目をした、可愛らしい女性でしたよ。
魔力量や魔法も凄くて。
あの遠野さんや花月さんも驚くほどでした。
名前は、サーラ様です。」

四季が急に凄い顔で
「サーラだと。たつき。
今、サーラと言ったか?それも紫色の髪と目をしていたと。」

たつきは驚きながら
「はい。そうです。」

「魔法陣が特殊で、花模様ではなかったか?」

「はい。そうでした。今まで見たことのない、花模様でした」

「まだ、町にいるのか?」

「いえ。直ぐに帰りました。」

「どこにいるのか知ってるか?それと連絡は取れるのか?」

「いえ。私どもはいる場所も知りませんし、連絡先も知りません。
ただ、さくら様経由なら取れると思います。今回もさくら様がお願いしてくれました。それと。25日の祭りに招待すると町長が言ってました。来るかはわかりませんが~。」

それを聞いた四季は、少し考えて「わかった。たつき。今から細雪宛に手紙を書くから、渡してくれ。後、なずなをそちらに行かせる。」

「なずなをですか?」

「そうだ。手紙に書いておくし、お前とは別行動をするが気にしないように。もし、頼まれ事をされたら聞いてくれ。」

「わかりました。」

「書いてくるから、そこで夏季と話でもしていろ。」

「「はい。」」
(四季様 機嫌良くなりましたね)(そうだな)

手紙を書きながら、四季は~
サーラようやく見つけた。
手紙は届けられたが、どこにいるかわからなかったが~クク。
今回ばかりは逃げられないぞ。
さぁ~私の腕の中に戻ってこい。その後は~クク。

たつきは手紙を受け取り、町に帰った。

なずなも、次の日に町へ行った。大事な任務を受けて。



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

婚約者が隣国の王子殿下に夢中なので潔く身を引いたら病弱王女の婚約者に選ばれました。

ユウ
ファンタジー
辺境伯爵家の次男シオンは八歳の頃から伯爵令嬢のサンドラと婚約していた。 我儘で少し夢見がちのサンドラは隣国の皇太子殿下に憧れていた。 その為事あるごとに… 「ライルハルト様だったらもっと美しいのに」 「どうして貴方はライルハルト様じゃないの」 隣国の皇太子殿下と比べて罵倒した。 そんな中隣国からライルハルトが留学に来たことで関係は悪化した。 そして社交界では二人が恋仲で悲恋だと噂をされ爪はじきに合うシオンは二人を思って身を引き、騎士団を辞めて国を出ようとするが王命により病弱な第二王女殿下の婚約を望まれる。 生まれつき体が弱く他国に嫁ぐこともできないハズレ姫と呼ばれるリディア王女を献身的に支え続ける中王はシオンを婿養子に望む。 一方サンドラは皇太子殿下に近づくも既に婚約者がいる事に気づき、シオンと復縁を望むのだが… HOT一位となりました! 皆様ありがとうございます!

婚約破棄された悪役令嬢。そして国は滅んだ❗私のせい?知らんがな

朋 美緒(とも みお)
ファンタジー
婚約破棄されて国外追放の公爵令嬢、しかし地獄に落ちたのは彼女ではなかった。 !逆転チートな婚約破棄劇場! !王宮、そして誰も居なくなった! !国が滅んだ?私のせい?しらんがな! 18話で完結

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

 精霊王の愛娘 ~恋するケダモノ達~

美袋和仁
ファンタジー
 ある一つの王国で暴動が起きた。小さな火種は内乱にまで膨れ上がり、暴君だった王を打ち倒して新たな時代を迎える。  しかし束の間の平穏から一変してキナ臭い噂が王国にたち始めた。病床に付した王弟を良い事に、王妃が好き勝手しだしたのだ。  そんな中、辺境で一人の若者が旅立つ。  名前をリィーアというその若者は、前国王夫妻の忘れ形見だった。  死に際の養父から己の素性を知らされたリィーアは、内乱のタネや旗印にされぬよう、ひっそり余生を送る事を望むが、時代はそれを許さず、否応なしにリィーアを嵐の中へ呑み込んでいく。 ☆残酷な描写や性的描写が含まれます。御注意ください。 ☆BL要素的な描写がありますが、BLではありません。  

【本編完結】転生隠者はまったり怠惰に暮らしたい(仮)

ひらえす
ファンタジー
後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。  そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。 ※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。 ※残酷描写は保険です。 ※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。

妹が真の聖女だったので、偽りの聖女である私は追放されました。でも、聖女の役目はものすごく退屈だったので、最高に嬉しいです【完結】

小平ニコ
ファンタジー
「お姉様、よくも私から夢を奪ってくれたわね。絶対に許さない」  私の妹――シャノーラはそう言うと、計略を巡らし、私から聖女の座を奪った。……でも、私は最高に良い気分だった。だって私、もともと聖女なんかになりたくなかったから。  退職金を貰い、大喜びで国を出た私は、『真の聖女』として国を守る立場になったシャノーラのことを思った。……あの子、聖女になって、一日の休みもなく国を守るのがどれだけ大変なことか、ちゃんと分かってるのかしら?  案の定、シャノーラはよく理解していなかった。  聖女として役目を果たしていくのが、とてつもなく困難な道であることを……

滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~

スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」  悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!? 「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」  やかましぃやぁ。  ※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。

不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?

カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。 次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。 時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く―― ――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。 ※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。 ※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。

処理中です...