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295話
しおりを挟むたつきは~どんな人だったか、話しだした。
「紫色の髪と目をした、可愛らしい女性でしたよ。
魔力量や魔法も凄くて。
あの遠野さんや花月さんも驚くほどでした。
名前は、サーラ様です。」
四季が急に凄い顔で
「サーラだと。たつき。
今、サーラと言ったか?それも紫色の髪と目をしていたと。」
たつきは驚きながら
「はい。そうです。」
「魔法陣が特殊で、花模様ではなかったか?」
「はい。そうでした。今まで見たことのない、花模様でした」
「まだ、町にいるのか?」
「いえ。直ぐに帰りました。」
「どこにいるのか知ってるか?それと連絡は取れるのか?」
「いえ。私どもはいる場所も知りませんし、連絡先も知りません。
ただ、さくら様経由なら取れると思います。今回もさくら様がお願いしてくれました。それと。25日の祭りに招待すると町長が言ってました。来るかはわかりませんが~。」
それを聞いた四季は、少し考えて「わかった。たつき。今から細雪宛に手紙を書くから、渡してくれ。後、なずなをそちらに行かせる。」
「なずなをですか?」
「そうだ。手紙に書いておくし、お前とは別行動をするが気にしないように。もし、頼まれ事をされたら聞いてくれ。」
「わかりました。」
「書いてくるから、そこで夏季と話でもしていろ。」
「「はい。」」
(四季様 機嫌良くなりましたね)(そうだな)
手紙を書きながら、四季は~
サーラようやく見つけた。
手紙は届けられたが、どこにいるかわからなかったが~クク。
今回ばかりは逃げられないぞ。
さぁ~私の腕の中に戻ってこい。その後は~クク。
たつきは手紙を受け取り、町に帰った。
なずなも、次の日に町へ行った。大事な任務を受けて。
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