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264話 天音おかえり②
しおりを挟むその様子を痛々しく思いながらも
「きっとあちらは必死なって、天音を取り返しにきます。対策を練りましょう。それに精神的
ケアとその印を消さないと。」
「確か。美羽(みう)が心のケアができるはずだ。頼んでみよう。」
「印は消せそうか?
遠野、花月。それにレイン。」
「調べてみないとわかりません。特殊ですし。」
「そうだな。図書館で調べるのと、あやめならもしかして~聞いてみるよ。」
「父が母にした名前かえとは違うみたいですね。あちらは印がないですし。父にも聞いてみます。」
「よろしく頼むぞ。」
「結界も強くしましょう。私と魔導師5人でやります。海の民は入れないようにしましょう。」
「天音はスノウで預かりましょう。安全を確保するまでいいでしょうか?」
「お願いします。その方が安心です。」
「私が夜は泊まりに来ても、いいでしょうか?」
「そうですね。その方が天音も安心するでしょう。それなら、ベッドが二つある部屋にしましょう。」
「ありがとうございます。」
「たつきは、直ぐに帰るか?」
「もう少しいます。天音が心配なのと、今度いつ帰ってこれるかわからないので。両親と少し過ごそうと思います。」
「わかった。四季にはこちらから連絡しておく。
みんな早速だが、今日出来る事はして、明日からよろしく頼む。レインもありがとう。
智風も、こちらに通ってくれると助かるよ。」
「もちろん。そのつもりです」
解散した。
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