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252話 救出① 15日

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とうとう この日が来た。

「花月、智風たのんだぞ。
油断せずに、気をつけろよ。」

「智風は危なくなったら、自分の身を守ることに集中しろよ」

「わかりました。花月さん
よろしくお願いします。」

「いってくる。」と一言いいながら、島の結界の張ってない場所に瞬間移動をした。

(頼む。島の中に入れますようにと、願いながら。)

無事に島の中に入れた。

たつきが待っていてくれた。
そのまま、家に案内された。

中に入るとみんながいた。

「智風、久しぶりだな。
今回は天音のために来てくれて、ありがとうな。」

「たつき。こんな時に再会とはな。無事に終わったら、ゆっくりと話そうな。」

「そうだな。」

時間になり、作戦を始める事にした。

遠野と花月は、それなりの正装に着替えた。

「俺といぶきで、宴に参加する。その間に天音を探して、見つけたら町に移動してくれ。
それと智風にこれを渡しておく(小さなボールだった。)助けたら、このボールを海に投げてくれ。」

「わかりました。」

「イリスは?」

「宴が始まって、少したったら外に出てくるようにしました。
そしてそのまま、家に行き案内を頼みます。」

「うまくやったんだな。驚くだろうな。魔法がかけられて、操られているといっても、まさか~第二夫人が協力しているとは。わかったら、あのルアンはどうするか。」

「そうだな。今後の事を考えると、かわいそうだけどな。」

「しかし。天音をさらった海の民を許すわけにもいかないしな。」

「「あ~そうだ。」」
たつきと智風は力強く言った。

さぁ~はじめるか
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