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173話 月森家
しおりを挟むリビングにみんなが揃っていたので一花が
「みんな~聞いてくれる?」
「なに、なに。姉ちゃん、誰か倒したのか?」風真が言うと。
父も「流石に、いつも誰かを倒したりしないよなぁ~一花」(笑)
ムゥ「ちょっと~私をなんだと思っているのよ。たまにしか倒さないわよ。
あ、そうじゃなくて。
実は私ね。グロウさんのお兄さんのザーラドさんに、告白されたのよ。それで、付き合う事にしたんだ~。」ドヤ顔
両親と兄「「え~一花が~」」
大きな声で驚いた。
「姉ちゃんに告白するなんて
すげーなそのザーラドさん。」
一花が風真の頭をごっんとした
「みんな~なんなのよ~。」
「ま、そのザーラドに会ったことはないけど。見た目は美人なのに彼氏ができなかったが、まさかこちらの世界で、それも巨人族とは面白い事も起きるんだな。」と感心していた。
「一花のタイプなんでしょうね。告白のOKを出したなら。
告白されても断っていたものね~フフ。一度会って見たいわ。町に来てもらうより、私達が村に行った方が良いわよね。あなた。」
「そうだな。」
「それなんだけど~
会うとトントンと、いろいろ決まりそうだから~会うのは私の気持ちが固まってからでも良いかな。ゆっくりと進めたいのよ。」
「父さん、母さん。姉ちゃんの言う通りだよ。グロウさんと花雪さんを見てそう思うよ。
あそこの愛が重いんだよ。
姉ちゃんに耐えられるか、
ハッキリ言って異常だよ。
もし結婚するんだったら、
巨人族の村に住むんだろう。
覚悟が必要だよ。」
「まさか~付き合って直ぐに
そこまで考えないでしょう。
彼女が彼氏を紹介ぐらいの感覚じゃないの?」
「顔合わせをしたら、直ぐに結婚と言われたんだって。それも次の日に。」
「「次の日~!!」」
「花雪の両親が頑張って、婚約者でおさまったみたいよ。
同じ事やりかねないよ。
私はまだ~このままがいい。
だから、協力してほしい。
私の意志を尊重してほしいの」
「わかった。大事な家族だ。
ちょっとした小さな事でも、
相談しろよ。」
「ありがとう。危険を感じたら…逃げるわ。」
「「「そうだな。」」」
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