~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活～

119話 ニーナとカメリアの会話①

２人は以前から、手紙のやり取りをしていた。
巨人族の村とエルフの森から、出ることができない(原因は夫)ので、楽しみの一つである。

現在は手紙ではなく、卓上の鏡のような物をで、お互いの顔を見ながら会話ができるようになった。

カームが、花月に頼んで作ってもらった。(そこは感謝している。)

「カメリア　この頃どう?いつも通りな感じ?」

「ちょっと問題があったけど、解決したわ。
レインも結婚したい人が出来たらしいんだけど、１人で暴走していたみたいなの。一ヶ月半も連絡しなかったらしくて、振られたみたい。ま、仕方がないよね。今は、部屋に籠もっているのよ。」

「それは、心配でしょう。」

「う～ん。レインより相手の事が心配なのよ。このまま、諦めてくれればいいけど～あの人に似ているから。なにも起こらなければ、いいけどね。」

「ハァ～わかるわ。
グロウには婚約者が出来たけど、暴走していたし、まとまったから良いけど。
うちも、夫に似ているから心配なのよ。四男と五男も好きな人が出来て、暴走しないといいんだけどね。まだ、付き合ってないのに、アクセサリー作りを始めたのよ。
それもどうかと思うのよね～。告白の時に使うとしたら、重いわよね～。」

「最初は嫌かも。付き合ってからなら、嬉しいけどね。」