~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活～

91話

グロウは、先に帰った。

カーム、ファスト、スイ。後から来た花月を交えて話をした。

カーム「天音は、連れさらわれそうだった時の記憶はないのか?」

花月「そうみたいだ。」

ファスト「その海の民?が何かしたのか?」

花月「そう考えるしかないな。」

スイ「海の民は謎が多い。そういう魔法みたいのがあるのかも知れないな。」

花月「それより、気配に気づけず天音を危険に晒してしまった。俺のミスだ。すまんが、みんな。天音の周辺を気をつけてくれ。」

みんな「「わかった。」」

花月「ありがとう。今度、俺と遠野で海の民が住む島に行ってくる。その時、何にかわかればいいけどな。」

カーム「何かわかったら、教えてくれ。」

「わかった。」それじゃ～と花月は帰って行った。

それぞれ帰るとき、スイがふと、釣り大会の時に見たことのない若い青年がいたような～。なぜか、顔が思い出せない。急に頭が少し痛み出した。そして、あれ？なんだっけ？？と思いながら、川に帰って行った。