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90話 報告会②
しおりを挟むみんな興味津々だった。
まずは釣りチームから
由弦が、花月さんがクルーザー風の船を出してもらい、3人は乗って釣りをしたこと。
柚がたこに似た巨大タルルに、絡まれて危なかった事。
海音「危なかったなぁ~危険な生き物がいるんだな。」
杏果「怖かったよね。」
柚「スイさんのおかげで助かったんだよ。」
スイ「ほ、ほ、ほ。花月さんが渡してくれた白い粉のおかげじゃよ。」
貝チームも話を始めた。
七海「貝も大きかったよ。小さいのは取らないように、手のひらサイズを基準にしたんだよ。」
若葉「あ、でも。しじみに似たじじみは、手のひらより小さいから、花月さんに聞いたらオッケーだったよ。」
天音「いろんな貝があって、久しぶりに見る海は良かったよ♪それに、キラキラした美しい貝が~」
あれ、頭が~天音がこめかみを押さえながら、顔色が悪くなっていた。
それを見て、七海が慌てて
「天音、どうしたの?大丈夫?」
若葉も心配そうに見ていた。
天音「ごめん。なにかわからないけど、急に頭が痛くなって。何か忘れている気がして。」
七海と若葉は、スイの方を見て
スイ「ほ、ほ、ほ。これで海チームの報告を終わりにするぞ。」
パチ パチ パチ
七海「天音、席に戻ろ。」
天音「そうだね。」
5人は、席に戻った。
カーム「みなさん。いい経験をしましたね。今度は、違う場所に行くのも良いですね。
それでは、今日はこれで終わりにします。
25日のバーベキューに、私も参加しますので、その時に会いましょう。それではみなさん、さようなら。」
「「さようなら。」」
カーム達が教室を出た後に、それぞれ帰って行った。
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