~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~

クラゲ散歩

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33話 グロウ デート そして...グロウ帰宅⑤-2

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母が入って来た。(指輪や首飾りなどジャラジャラ飾りをたくさん着けて)
「良かったわね~。告白が成功して。グロウにお嫁さんが来るなんて~恋人を作らないし、女の子に興味がないのかと思って心配していたのよ。いつになったら、家に来るの~早く会いたいわ~♪♪」
「気が早いよ。母さん。」そう言いながら嬉しそうにしていた。

結婚して、家の近くに住んでいる兄達(長男、次男、三男)と一緒に住んでいる四男と五男が、部屋に入ってきた。(3人の妻は外に出させてもらえず家にいる。)

「グロウ、なんだ嫁が出来たのか。」「早く家に連れてこいよ。」「どんな子だ。」「どこの種族だ?」「俺達より先かよ~(四男・五男は独身で恋人はいない)俺達も嫁が欲しい。」

質問攻めにされた。
家族仲は、月野家同じく、とても仲が良い。ただ、違うのは身長が高くて体格が違うのそれに…執着は違いすぎる。

「みんな~聞いてくれ。相手の名前は、月野 花雪。俺がいつも野菜や果物を届けている八百屋の娘さんだ。町ごとこの国に転移してきた人間だ。」

みんな シーンとなった。

グロウが続けて「結婚すると、多分、あちらの八百屋を継ぐことになると思う。花雪は、八百屋の跡継ぎだ。このまま身長が伸びると町での生活に支障も出る可能性がある。花雪の両親も心配するだろう。
だから俺は〇〇をしようと細雪町長に相談して頼もうと思う。オヤジや母さんや兄達には申し訳ないが、俺には花雪と離れるという選択肢はないんだ。俺のわがままだか、理解してほしい。」頭を下げた。

少し沈黙の中~先に口を開いたのは、父だった。

父「お前の気持ちは、わかった。そこまで覚悟を決めていたとは、流石、わが息子だ。惚れた女は逃さないのが、この一族だ。別に〇〇だけが変わるだけで、他はなにも変らない。ただし、一人で決めずに必ず相談しろよ。」

兄達も、そうだそうだと。

「ありがとう。」少し涙ぐみながら~感動していると、横から明るい声で母が「ようよ。それより、早く結婚しましょうよ。」と言った。


☆バド(グロウの父)
 巨人族の村長。ニーナに一目惚れして、いろんな手を使い手に入れた。

☆ニーナ(グロウの母)
 巨人族ではない。違う種族(この種族も身長が高い)。身長は2メートルある。バドに一目惚れされ、アタックされ気がついたら嫁いでいた。指輪や首飾りなどジャラジャラ飾りをたくさん身に着けている。本人は外したいと思っているが、バドの監視があり難しい。一度、外したら…もう半分諦めた。息子達には、こうならないように育てきたが、遺伝は恐ろしい。お嫁さん達とは、同じ気持ちでいるので、仲がいい。


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