白猫？に導かれて～私は けして 運命から 逃れられない～

32話 誕生日③ 決意

町風のみんなからも、お祝いの言葉や手づくりのプレゼントをもらった。「みんな、ありがとう」とお礼を言った。(さっそくしまって置こうかな。収納！と念じた。)

テーブルには、アルさんの作った美味しそうな食べ物が並んでいた。みんなで食べて喋って、お兄ちゃんといぶきさんが、一緒に魔法で楽しませてくれた♪
最後に、ケーキが出てきた。ローソク18本がさしてあり、コハク様が楽器で音楽を奏で、お姉ちゃんが歌ってくれた。そして、ローソクの火を吹いて消した。全部消えたとき
パチ　パチ　パチ

嬉しすぎて涙が出てきた。温かい気持ちだなぁ～。
私も、兄達に言わなければ。

姉がケーキを切り分けて、各々の皿にのせた。

その時、あおいは「食べる前に話したい事があります。」

少しシーンとなり

「お兄ちゃん、お姉ちゃん、そしてみんな。私決めたよ。

　＝ここで、みんなと一緒に暮らすこと＝を、これからもよろしくお願いします。と頭を下げた。」

ワァー拍手が響いた。

「ありがとう、あおい。」３人とコハク様は喜んだ。

そして、あらたに、あおいを[少しでも長く守らなくてはいけない]と強く決意した。




☆次の日さっそく、家(いろんな大きさのを何軒)と図書館を出してもらい、収納魔法へ。どこかに遭難しても生きていけそう。