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出会い
協力者
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エリックが用意したお茶を飲んでいると、ジョンが戻ってきた。
「戻ったぜ!ダンテはどうだ?」
「まだ寝ている。ケイティは側に付いてるそうだ」
「そうなのか?じゃあメシはどうする?俺は作れないぜ」
「あ~そうだな。俺も無理だがケイティは動かんだろうし」
悩む2人を見かねて、私が作ると提案した。
「でしたら私が作りましょうか?」
「いいのか?」
「しかし、恩人にさせるわけには」
「気にしないでください。ダンテさんが起きてから作るのは大変でしょうし。でもケイティさんにも聞いてみてください」
「そうか?じゃあよろしく頼む。ケイティに聞いてくる」
エリックがケイティに聞きに行き、ケイティからも頼まれたのでさっそく作るの事にした。
台所に行くと、アルも着いてきた。
「アル、どうしたの?」
「……別に」
「何か怒ってる?言ってくれないと分からないよ」
「……じゃあ言うけど……何でフェリが料理するのさ。フェリの料理を食べれるのは僕だけだったのに」
私は、まさかの理由につい本音が出ていた。
「え?そんなこと?」
「そんなこと!?そんなことって言った!」
「あ~ゴメンね」
「誠意がない!」
「え~なら……今度アルのためだけにお菓子作るよ!お菓子は初めてだよね!」
「お菓子……分かった。今回は許すよ」
(許すって……アルって時々すごく子どもっぽいよね)
気を取り直して、料理を作っていく。
まずは、温かい具だくさんシチューを作る。
時間をかけないように、魔法も使いながら手際よく作り、一品完成。
次に、切り分けていた野菜を盛り付けドレッシングを作り二品目。
最後にメインの肉料理はビックホーンの肉があったので、豚カツっぽいのを作り米がなかったので、パンではさんでカツサンド風にしてみた。
(マスタードは好みがあるから別にしておこうかな)
何故かこの世界には、前世にあったものに似た調味料があり、実は米もあったがこの家にはなかったので、残念だった。
「出来た!これくらいで大丈夫かな?」
「いい匂いだね。美味しそう」
「シチューの味見してみる?はい、あ~ん」
「うん!あ~ん……美味しいよサヨ!」
「へへっ、ありがとうアル」
シチューを味見してもらっていると、遠慮がちに声がかかった。
「あ~邪魔してすまん。ダンテが起きたんだが」
「エリックさん!良かったです。食事もできたけど、食べれそうですか?」
「あぁ、呼んでくる」
「じゃあ準備しておきますね」
アルと、先に来たジョンに手伝ってもらいながら、テーブルに料理を用意していく。
エリックたちが来て、ダンテと自己紹介をしたあと食事をする事になった。
「私たちも一緒でいいんですか?」
「もちろんだよ。あたしの変わりに作ってくれたんだから食べてもらわないと」
「それにしても、うまそうだな。このパンに挟んでるやつは何だ?」
ジョンに聞かれたので、カツサンドの説明と食べ方を教えた。
「手で持って食べるんですよ。ピリ辛いのが大丈夫ならこのマスタードをこうやって塗っても美味しいです。好みがあるからいっぺんに塗らない方がいいですけど」
「へぇ~……ムグムグ……うまい!」
「ジョン!全くあんたは。でも、本当に美味しいよ」
「そうだな。このカツサンドというやつは持ち運びも出来そうだな」
「シチューも美味しいよ。あと、このサラダにかかってるやつも。さっぱりしていて、食べやすい。母さんも作ってよ」
「そうだね。サヨ、悪いけど作り方を教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
食事が終わり、片付けをすませると本題に入った。
「あの、本当に助けてくれてありがとうございました。あのままなら死んでいたと、父さんと母さんに聞きました」
「気にしないでください。私たちも、目的があってした事ですから」
「その目的とは何だ?金じゃないと言っていたが」
「そういや頼みがあるとか言ってたな」
「はい、頼みというのは治療所で治療できない怪我人や病人を紹介して欲しいんです」
「君たちみたいな冒険者でもいいよ。もちろんお金はいらない」
「「「は?」」」
「え?治療するのにお金をとらないんですか?治療してもらった僕が言うのもどうかと思いますけど、何でそんな事を?」
「悪いけどそれは言えないんだ。僕たちの目的のために、怪我人や病人を一人でも多く助けないといけないからね」
「ですからお金はもらえません。私たちは私欲のために、治療するので」
私たちの言葉を聞いて、エリックたちは考え込んでいる。
無理もない、怪我人や病人を助けるのが別の目的があるからだと言われれば困惑するだろう。
少しして、エリックが口を開いた。
「その目的はどうしても話せないんだな」
「はい」
「もし、断れば?」
「どうもしないよ。また、治療所で張り込むだけさ」
エリックは私たちをジッと見たあと、協力すると言ってくれた。
「分かった。協力する」
「あんた……いいのかい?」
「冒険者の中には治療所に行けないやつが殆んどだ。それに、その家族もな。それが一時的でも改善されるなら俺は協力したいと思う」
「確かにな、この前も治療所に行けなくて冒険者を辞めた奴がいたな。あいつ、もうすぐ子どもが生まれるって言ってたから稼がないといけねぇのに」
「ジョン……そうだね。あたしも心当たりがあるから声かけてみるよ」
「僕も同期の家族に病人がいるんです。話してみます」
「よろしくお願いします」
「それじゃ今日は失礼するよ。明日の10時位に此処に来ようと思うんだけど」
「分かった。それまでに話しておく」
私たちは家に帰るために歩き出した。
暫く歩いてから話し出す。
「尾行は無いみたいだね」
「人がいいのかな?でも本当に協力する気があるのかは、明日にならないと分からないから油断しないようにね」
「うん。そうだ帰ること知らせといた方がいいかな?」
「そうだね。お母様が心配してるだろうし」
さっそくイヤリングで通信することにした。
念話でも良かったが使うのに慣れるための練習だ。
{オリビア、聞こえる?今から帰るから}
{フェリーチェ様、奥さまにもお伝えしておきます}
{よろしくね。後10分したら私の部屋に転移するから}
{畏まりました。お気をつけて}
通信を終えて、アルにも伝えた。
「あと、10分したら私の部屋に転移するね」
「分かった」
時間になり部屋に転移すると、サマンサが待ち構えていた。
「アル、フェリ、無事で良かったわ!何もなかった?怪我はしてない?」
「大丈夫ですよお母様」
「今日は1人だけ治療したんだ。その人と家族に手伝ってもらうことになったよ」
「そうなの。でも、危ない人がいるかもしれないから気を付けてね」
「「はい」」
その日は、アルがしつこくお菓子を催促してきたので、料理長に頼み少しスペースを貸してもらいプリンを作った。
私が作ってる間、アルだけじゃなく料理長も見ていて居心地が悪かったが何とか作った。
固まる時間が待てなくて、魔法で冷したらかなり驚かれたがそれは些細なことだ。
問題は食べる時に起きた。
「一口食べさせて?」
「ダメだよ!これはフェリが僕だけのために作ったんだから!」
「だって、このプリン?初めてみるんですもの。お母様からのお願い!」
「お母様でもダメ」
「心が狭いわよアル!男は寛大じゃなきゃモテないわよ!フェリだって心の狭い男は嫌よね~」
「え?……まぁ狭いより広い方が」
(私を巻き込まないで~!お母様も大人げないよ)
「フェリ!……分かったよ1口……1個あげるよ」
「ありがとうアル!まずは、1口………ん~甘くて美味しい!フェリはお料理もできるのね」
「少しだけだけど。アルは美味しい?」
「美味しいよ。甘さもちょうどいい」
「ありがとう。また他のも作るから機嫌直してね」
「……別に怒ってない」
プリンに満足したサマンサがクロードたちに話してしまい、結局プリンは使用人も含め皆で食べた。
まあ、こうなる事を見越して大量に作っていたので、数も十分たりたし余ったのはアイテムボックスにしまっておいた。
「戻ったぜ!ダンテはどうだ?」
「まだ寝ている。ケイティは側に付いてるそうだ」
「そうなのか?じゃあメシはどうする?俺は作れないぜ」
「あ~そうだな。俺も無理だがケイティは動かんだろうし」
悩む2人を見かねて、私が作ると提案した。
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「いいのか?」
「しかし、恩人にさせるわけには」
「気にしないでください。ダンテさんが起きてから作るのは大変でしょうし。でもケイティさんにも聞いてみてください」
「そうか?じゃあよろしく頼む。ケイティに聞いてくる」
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台所に行くと、アルも着いてきた。
「アル、どうしたの?」
「……別に」
「何か怒ってる?言ってくれないと分からないよ」
「……じゃあ言うけど……何でフェリが料理するのさ。フェリの料理を食べれるのは僕だけだったのに」
私は、まさかの理由につい本音が出ていた。
「え?そんなこと?」
「そんなこと!?そんなことって言った!」
「あ~ゴメンね」
「誠意がない!」
「え~なら……今度アルのためだけにお菓子作るよ!お菓子は初めてだよね!」
「お菓子……分かった。今回は許すよ」
(許すって……アルって時々すごく子どもっぽいよね)
気を取り直して、料理を作っていく。
まずは、温かい具だくさんシチューを作る。
時間をかけないように、魔法も使いながら手際よく作り、一品完成。
次に、切り分けていた野菜を盛り付けドレッシングを作り二品目。
最後にメインの肉料理はビックホーンの肉があったので、豚カツっぽいのを作り米がなかったので、パンではさんでカツサンド風にしてみた。
(マスタードは好みがあるから別にしておこうかな)
何故かこの世界には、前世にあったものに似た調味料があり、実は米もあったがこの家にはなかったので、残念だった。
「出来た!これくらいで大丈夫かな?」
「いい匂いだね。美味しそう」
「シチューの味見してみる?はい、あ~ん」
「うん!あ~ん……美味しいよサヨ!」
「へへっ、ありがとうアル」
シチューを味見してもらっていると、遠慮がちに声がかかった。
「あ~邪魔してすまん。ダンテが起きたんだが」
「エリックさん!良かったです。食事もできたけど、食べれそうですか?」
「あぁ、呼んでくる」
「じゃあ準備しておきますね」
アルと、先に来たジョンに手伝ってもらいながら、テーブルに料理を用意していく。
エリックたちが来て、ダンテと自己紹介をしたあと食事をする事になった。
「私たちも一緒でいいんですか?」
「もちろんだよ。あたしの変わりに作ってくれたんだから食べてもらわないと」
「それにしても、うまそうだな。このパンに挟んでるやつは何だ?」
ジョンに聞かれたので、カツサンドの説明と食べ方を教えた。
「手で持って食べるんですよ。ピリ辛いのが大丈夫ならこのマスタードをこうやって塗っても美味しいです。好みがあるからいっぺんに塗らない方がいいですけど」
「へぇ~……ムグムグ……うまい!」
「ジョン!全くあんたは。でも、本当に美味しいよ」
「そうだな。このカツサンドというやつは持ち運びも出来そうだな」
「シチューも美味しいよ。あと、このサラダにかかってるやつも。さっぱりしていて、食べやすい。母さんも作ってよ」
「そうだね。サヨ、悪いけど作り方を教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
食事が終わり、片付けをすませると本題に入った。
「あの、本当に助けてくれてありがとうございました。あのままなら死んでいたと、父さんと母さんに聞きました」
「気にしないでください。私たちも、目的があってした事ですから」
「その目的とは何だ?金じゃないと言っていたが」
「そういや頼みがあるとか言ってたな」
「はい、頼みというのは治療所で治療できない怪我人や病人を紹介して欲しいんです」
「君たちみたいな冒険者でもいいよ。もちろんお金はいらない」
「「「は?」」」
「え?治療するのにお金をとらないんですか?治療してもらった僕が言うのもどうかと思いますけど、何でそんな事を?」
「悪いけどそれは言えないんだ。僕たちの目的のために、怪我人や病人を一人でも多く助けないといけないからね」
「ですからお金はもらえません。私たちは私欲のために、治療するので」
私たちの言葉を聞いて、エリックたちは考え込んでいる。
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少しして、エリックが口を開いた。
「その目的はどうしても話せないんだな」
「はい」
「もし、断れば?」
「どうもしないよ。また、治療所で張り込むだけさ」
エリックは私たちをジッと見たあと、協力すると言ってくれた。
「分かった。協力する」
「あんた……いいのかい?」
「冒険者の中には治療所に行けないやつが殆んどだ。それに、その家族もな。それが一時的でも改善されるなら俺は協力したいと思う」
「確かにな、この前も治療所に行けなくて冒険者を辞めた奴がいたな。あいつ、もうすぐ子どもが生まれるって言ってたから稼がないといけねぇのに」
「ジョン……そうだね。あたしも心当たりがあるから声かけてみるよ」
「僕も同期の家族に病人がいるんです。話してみます」
「よろしくお願いします」
「それじゃ今日は失礼するよ。明日の10時位に此処に来ようと思うんだけど」
「分かった。それまでに話しておく」
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「尾行は無いみたいだね」
「人がいいのかな?でも本当に協力する気があるのかは、明日にならないと分からないから油断しないようにね」
「うん。そうだ帰ること知らせといた方がいいかな?」
「そうだね。お母様が心配してるだろうし」
さっそくイヤリングで通信することにした。
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{よろしくね。後10分したら私の部屋に転移するから}
{畏まりました。お気をつけて}
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「あと、10分したら私の部屋に転移するね」
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「大丈夫ですよお母様」
「今日は1人だけ治療したんだ。その人と家族に手伝ってもらうことになったよ」
「そうなの。でも、危ない人がいるかもしれないから気を付けてね」
「「はい」」
その日は、アルがしつこくお菓子を催促してきたので、料理長に頼み少しスペースを貸してもらいプリンを作った。
私が作ってる間、アルだけじゃなく料理長も見ていて居心地が悪かったが何とか作った。
固まる時間が待てなくて、魔法で冷したらかなり驚かれたがそれは些細なことだ。
問題は食べる時に起きた。
「一口食べさせて?」
「ダメだよ!これはフェリが僕だけのために作ったんだから!」
「だって、このプリン?初めてみるんですもの。お母様からのお願い!」
「お母様でもダメ」
「心が狭いわよアル!男は寛大じゃなきゃモテないわよ!フェリだって心の狭い男は嫌よね~」
「え?……まぁ狭いより広い方が」
(私を巻き込まないで~!お母様も大人げないよ)
「フェリ!……分かったよ1口……1個あげるよ」
「ありがとうアル!まずは、1口………ん~甘くて美味しい!フェリはお料理もできるのね」
「少しだけだけど。アルは美味しい?」
「美味しいよ。甘さもちょうどいい」
「ありがとう。また他のも作るから機嫌直してね」
「……別に怒ってない」
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