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出会い
初めてのプレゼント
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談話室に入り、今後の事を話す事になった。
その前に、エヴァンとアンドリアとルイスを私とアルが迎えに行く事になっている。
最初は馬車で来ようとしたのだが、残念ながら王宮にいる全ての者を信用する事はできないので、情報が漏れるのを防ぐために、私とアルの転移で移動する事になったのだ。
「じゃあ、エヴァンさんたちを迎えに行ってきますね」
「時間は掛からないから」
「「『転移』」」
一瞬でエヴァンの私室に移動すると、エヴァンとアンドリア、ルイスが待っていた。
「お待たせしました」
「直ぐ行けるかい?」
「えぇ問題ありませんよ。お願いします」
私たちは3人を連れてファウスト家に転移した。
転移した後、エヴァンが聞いてきた。
「やっぱり転移は便利だよな。なあ、俺も覚えられるか?」
「覚えられると思いますけど」
「覚えて何処に行くつもりさ」
「エヴァンさんがしょっちゅういなくなると、皆さんが困りますよ」
「ろくなことにならないよね。教えて欲しいなら全員から許可もらいなよ」
「なっ!?俺はべ、別に仕事を抜け出して遊びたいとか思ってないぞ!」
「「………思ってるんだ」」
「ハッ!ち、違う!思ってないからな!」
「「ふ~ん」」
焦るエヴァンを見てルイスたちは呆れていたが、ただ一人エヴァンと同じ事を考えていたアンドリアは残念そうにしていた。
「さて、エヴァンをからかうのはこれくらいにして、本題に入ろう」
クロードに言われ、話し合いが始まった。
決まった内容は、
1.安定期に入るまで、なるべく敷地内から出ない。庭に出る時は、一人で出ない。
2.オースティンがいない時に外出するなら、アルベルトとフェリーチェと一緒にする。2人が一緒なら護衛がいても不思議じゃないから。
3.屋敷にいる間、アルベルトとフェリーチェを教育する。
4.出産に向けて必要なものはロバートに直接頼む。
取り合えず4つは決まった。
「暫く窮屈な思いをするだろうが、大丈夫か?」
「いいえクロード様、窮屈なんてとんでもないです。ご配慮感謝します」
「何を言っているのアンジェラ。出産は大仕事よ。ストレスを貯めすぎないようにしないと。私たちに言いにくければ、オースティンには話しなさい」
「そうだぞ、アンジェラ。だか、男には出産がいかに大変か知る事は出来ないのだ。不安に思うことがあればワタシたちに遠慮なく言うのだ」
「はい、お二人ともありがとうございます」
出産の経験があるアンドリアとサマンサの言葉に、アンジェラは嬉しそうにお礼を言った。
他に意見はないか聞かれたので、私はある懸念を伝えた。
「あの、1つ考えてる事があって。考え過ぎかも知れないけど」
「どんなことだ?」
「その前にお父様、この世界に私の魔法以外でアンジェラさんを治せる技術、魔法、魔術、アイテムはありますか?言い伝えとかでも」
(‘この世界’か……やはりフェリーチェは……いやそれよりも今は)
思い浮かべた考えを押し込め、話しに集中的しようとしていたクロードは、自分を見ているアルに気付かなかった。
「そうだな……技術や魔法、魔術は無い。アイテムは‘星の雫’が、どんな怪我も病気も治せるらしいが実物を見たものはいないから、お伽噺の類いだな」
(やっぱりないか~……なら危険だけどやらないと)
「それなら、まずはアンジェラさんの体が治った事を公表して、安定期に入ったら懐妊を貴族に公表した方がいいと思います。それから、アンジェラさんの体を治した方法をどう説明するかも考えるべきです」
「待てフェリーチェ、それは……もしかして、さっきの話と関係あるのか?」
「はいお父様……アンジェラさんの体が治ったと知らなければ、仮に子どもが生まれてから公表したとして、妊娠中の状態を見てない人に養子だと言われたり、アンジェラさんが産んだと信じてもらえない可能性があると思います」
「確かにな。それに体が治ったと知れば、その方法を問われる」
「はい、明確な答えがなければ最悪、虚言だと言われます」
「ならワタシたちが証言すればいいではないか。王族の言葉なら簡単に否定する事はないだろう?」
「それでは意味が無いんです。此処にいるアンジェラさんの味方が証言しても意味がありません。逆に‘家臣や国民を騙そうとしている’と言われるかもしれません」
私の言葉にアル以外が絶句した。
「ワタシたちがそんな事するわけない!」
「落ち着けアンドリア!仮定の話だ」
「エヴァン……すまない。しかし……本当ににそんな」
アンドリアだけでなく、他の者も動揺していたが、エヴァンとルイスとクロードは分かったようだ。
そんな中、アルは私の懸念に同意を示した。
「真実なんて奴等にはどうでもいいんだ。アンジェラを治した方法を示さない限り、例えその場で納得しても疑念が残れば、またいずれ問題になる」
「だからこそ、少しでも付け入るスキを作らないようにしなければいけません」
「しかし、どうやって。魔法を開発するのか?」
「いいえお父様、アンジェラさんと同じ人を作るんです」
「いったいどういう意味だ?」
皆が困惑する中、アンジェラに聞いてみた。
「アンジェラさん、この町や周辺に何かの病気や怪我で子どもが産めない体の女性はいませんか?」
「えぇ、方法を探すために似たような方に話を聞きに言った事があるわ」
「その中に親交がある方はいますか?」
「そうね……冒険者に2人と貴族に1人いるわ」
「貴族は1人ですか。ちなみにその方の地位は?」
「スミス伯爵の奥方で、私と同じような方法で……」
アンジェラは辛そうにうつむいた。
アルが伯爵について聞くと、オースティンが答えた。
「その伯爵は離縁しなかったんだね」
「奥方は幼馴染みでな、大切にしている。一度は奥方が離縁を申し出たが、伯爵が彼女を離さなかったんだ」
「伯爵とは親しいの?」
「まあ親しいが、一番はクロードだろうな」
「お父様が?」
私とアルがクロードを見ると、伯爵について教えてくれた。
「あはいつの名はギャレット・スミスだ。私の後輩で魔術師としても優秀だ。容姿はいいが、他者に興味が無いから、言い寄っても相手にされない。奴が興味を向けている私たちとは普通に話すが、一番はやはり妻のレベッカだ。まさかとは思うがフェリーチェ、レベッカを治すつもりか?」
「レベッカさんだけじゃなく何人か治すつもりです。最初は怪我や病気を治して、その中にその人たちを組み込もうと思っています」
私の言葉に、ルイスが納得したように頷いた。
「成る程、いくつか症例があればアンジェラの体が治ったことに、疑惑をぶつける事は出来ない」
「はい」
「しかし、それではフェリーチェの事を知られてしまいます」
「それは大丈夫ですよ。変化しますから」
「変化……そういえば出来ましたね」
「問題は対象者が信じてくれるかですが」
「そこは我々の仕事ですよ。スミスの方はクロードが、冒険者の方はオースティンが交渉してください」
「「分かった」」
クロードたちが交渉している間に、私は一般の人の治療をする事になった。
(設定は‘通りすがりの魔術師’でいいかな)
話し合いも終わったので、私たちはプレゼントを渡す事にした。
ちなみに、クロードとサマンサには昨日の内に渡していて、感動したサマンサに抱き潰されそうになりクロードに救出されたのは記憶に新しい。
そんな、サマンサは今も瞳をキラキラさせて待っていた。
「皆さんに私とアルからプレゼントがあるんです」
「何だ?何をくれるんだ?」
エヴァンが子どものようにワクワクしながら聞いてきた。
私はアイテムボックスから付与した物を出していく。
「これは……付与した装飾品……魔道具ですか?始めて見るデザインですね。良くできています」
ルイスが誉めるので、恥ずかしくて照れていると、サマンサが嬉しそうに言った。
「それ、フェリが考えたのよ。加工から付与まで全部アルとフェリで作ったの!」
「私たちだけじゃなですよお母様。お父様とメイソンさんと、ライリーとオリビアも実験とか助けてくれたんです」
「そうそう、僕たちだけじゃできなかったよ」
「それでも凄いからいいのよ!」
サマンサは余程嬉しかったらしい、テンションが高い。
「効果は種類ごとに分けてますから、好きなの選んで下さいね。デザインを変えたいなら言ってもらえればやりますから」
付与の効果を説明していくと、聞いていた人の顔がだんだん引きつっていった。
その後、‘こんな貴重な物はもらえない’やら‘使うために作ったんですから使って下さい’やら‘せめて、相応の対価を’だの‘だからプレゼントなんですよ!’というやり取りがあったが、アルの‘その程度ならいつでも作れるし、材料も無料だったからもらいなよ……もらうよね’という威圧たっぷりな一言で、落ち着いた。
それからエヴァンとアンドリアを転移で送り、その日は解散になった。
その前に、エヴァンとアンドリアとルイスを私とアルが迎えに行く事になっている。
最初は馬車で来ようとしたのだが、残念ながら王宮にいる全ての者を信用する事はできないので、情報が漏れるのを防ぐために、私とアルの転移で移動する事になったのだ。
「じゃあ、エヴァンさんたちを迎えに行ってきますね」
「時間は掛からないから」
「「『転移』」」
一瞬でエヴァンの私室に移動すると、エヴァンとアンドリア、ルイスが待っていた。
「お待たせしました」
「直ぐ行けるかい?」
「えぇ問題ありませんよ。お願いします」
私たちは3人を連れてファウスト家に転移した。
転移した後、エヴァンが聞いてきた。
「やっぱり転移は便利だよな。なあ、俺も覚えられるか?」
「覚えられると思いますけど」
「覚えて何処に行くつもりさ」
「エヴァンさんがしょっちゅういなくなると、皆さんが困りますよ」
「ろくなことにならないよね。教えて欲しいなら全員から許可もらいなよ」
「なっ!?俺はべ、別に仕事を抜け出して遊びたいとか思ってないぞ!」
「「………思ってるんだ」」
「ハッ!ち、違う!思ってないからな!」
「「ふ~ん」」
焦るエヴァンを見てルイスたちは呆れていたが、ただ一人エヴァンと同じ事を考えていたアンドリアは残念そうにしていた。
「さて、エヴァンをからかうのはこれくらいにして、本題に入ろう」
クロードに言われ、話し合いが始まった。
決まった内容は、
1.安定期に入るまで、なるべく敷地内から出ない。庭に出る時は、一人で出ない。
2.オースティンがいない時に外出するなら、アルベルトとフェリーチェと一緒にする。2人が一緒なら護衛がいても不思議じゃないから。
3.屋敷にいる間、アルベルトとフェリーチェを教育する。
4.出産に向けて必要なものはロバートに直接頼む。
取り合えず4つは決まった。
「暫く窮屈な思いをするだろうが、大丈夫か?」
「いいえクロード様、窮屈なんてとんでもないです。ご配慮感謝します」
「何を言っているのアンジェラ。出産は大仕事よ。ストレスを貯めすぎないようにしないと。私たちに言いにくければ、オースティンには話しなさい」
「そうだぞ、アンジェラ。だか、男には出産がいかに大変か知る事は出来ないのだ。不安に思うことがあればワタシたちに遠慮なく言うのだ」
「はい、お二人ともありがとうございます」
出産の経験があるアンドリアとサマンサの言葉に、アンジェラは嬉しそうにお礼を言った。
他に意見はないか聞かれたので、私はある懸念を伝えた。
「あの、1つ考えてる事があって。考え過ぎかも知れないけど」
「どんなことだ?」
「その前にお父様、この世界に私の魔法以外でアンジェラさんを治せる技術、魔法、魔術、アイテムはありますか?言い伝えとかでも」
(‘この世界’か……やはりフェリーチェは……いやそれよりも今は)
思い浮かべた考えを押し込め、話しに集中的しようとしていたクロードは、自分を見ているアルに気付かなかった。
「そうだな……技術や魔法、魔術は無い。アイテムは‘星の雫’が、どんな怪我も病気も治せるらしいが実物を見たものはいないから、お伽噺の類いだな」
(やっぱりないか~……なら危険だけどやらないと)
「それなら、まずはアンジェラさんの体が治った事を公表して、安定期に入ったら懐妊を貴族に公表した方がいいと思います。それから、アンジェラさんの体を治した方法をどう説明するかも考えるべきです」
「待てフェリーチェ、それは……もしかして、さっきの話と関係あるのか?」
「はいお父様……アンジェラさんの体が治ったと知らなければ、仮に子どもが生まれてから公表したとして、妊娠中の状態を見てない人に養子だと言われたり、アンジェラさんが産んだと信じてもらえない可能性があると思います」
「確かにな。それに体が治ったと知れば、その方法を問われる」
「はい、明確な答えがなければ最悪、虚言だと言われます」
「ならワタシたちが証言すればいいではないか。王族の言葉なら簡単に否定する事はないだろう?」
「それでは意味が無いんです。此処にいるアンジェラさんの味方が証言しても意味がありません。逆に‘家臣や国民を騙そうとしている’と言われるかもしれません」
私の言葉にアル以外が絶句した。
「ワタシたちがそんな事するわけない!」
「落ち着けアンドリア!仮定の話だ」
「エヴァン……すまない。しかし……本当ににそんな」
アンドリアだけでなく、他の者も動揺していたが、エヴァンとルイスとクロードは分かったようだ。
そんな中、アルは私の懸念に同意を示した。
「真実なんて奴等にはどうでもいいんだ。アンジェラを治した方法を示さない限り、例えその場で納得しても疑念が残れば、またいずれ問題になる」
「だからこそ、少しでも付け入るスキを作らないようにしなければいけません」
「しかし、どうやって。魔法を開発するのか?」
「いいえお父様、アンジェラさんと同じ人を作るんです」
「いったいどういう意味だ?」
皆が困惑する中、アンジェラに聞いてみた。
「アンジェラさん、この町や周辺に何かの病気や怪我で子どもが産めない体の女性はいませんか?」
「えぇ、方法を探すために似たような方に話を聞きに言った事があるわ」
「その中に親交がある方はいますか?」
「そうね……冒険者に2人と貴族に1人いるわ」
「貴族は1人ですか。ちなみにその方の地位は?」
「スミス伯爵の奥方で、私と同じような方法で……」
アンジェラは辛そうにうつむいた。
アルが伯爵について聞くと、オースティンが答えた。
「その伯爵は離縁しなかったんだね」
「奥方は幼馴染みでな、大切にしている。一度は奥方が離縁を申し出たが、伯爵が彼女を離さなかったんだ」
「伯爵とは親しいの?」
「まあ親しいが、一番はクロードだろうな」
「お父様が?」
私とアルがクロードを見ると、伯爵について教えてくれた。
「あはいつの名はギャレット・スミスだ。私の後輩で魔術師としても優秀だ。容姿はいいが、他者に興味が無いから、言い寄っても相手にされない。奴が興味を向けている私たちとは普通に話すが、一番はやはり妻のレベッカだ。まさかとは思うがフェリーチェ、レベッカを治すつもりか?」
「レベッカさんだけじゃなく何人か治すつもりです。最初は怪我や病気を治して、その中にその人たちを組み込もうと思っています」
私の言葉に、ルイスが納得したように頷いた。
「成る程、いくつか症例があればアンジェラの体が治ったことに、疑惑をぶつける事は出来ない」
「はい」
「しかし、それではフェリーチェの事を知られてしまいます」
「それは大丈夫ですよ。変化しますから」
「変化……そういえば出来ましたね」
「問題は対象者が信じてくれるかですが」
「そこは我々の仕事ですよ。スミスの方はクロードが、冒険者の方はオースティンが交渉してください」
「「分かった」」
クロードたちが交渉している間に、私は一般の人の治療をする事になった。
(設定は‘通りすがりの魔術師’でいいかな)
話し合いも終わったので、私たちはプレゼントを渡す事にした。
ちなみに、クロードとサマンサには昨日の内に渡していて、感動したサマンサに抱き潰されそうになりクロードに救出されたのは記憶に新しい。
そんな、サマンサは今も瞳をキラキラさせて待っていた。
「皆さんに私とアルからプレゼントがあるんです」
「何だ?何をくれるんだ?」
エヴァンが子どものようにワクワクしながら聞いてきた。
私はアイテムボックスから付与した物を出していく。
「これは……付与した装飾品……魔道具ですか?始めて見るデザインですね。良くできています」
ルイスが誉めるので、恥ずかしくて照れていると、サマンサが嬉しそうに言った。
「それ、フェリが考えたのよ。加工から付与まで全部アルとフェリで作ったの!」
「私たちだけじゃなですよお母様。お父様とメイソンさんと、ライリーとオリビアも実験とか助けてくれたんです」
「そうそう、僕たちだけじゃできなかったよ」
「それでも凄いからいいのよ!」
サマンサは余程嬉しかったらしい、テンションが高い。
「効果は種類ごとに分けてますから、好きなの選んで下さいね。デザインを変えたいなら言ってもらえればやりますから」
付与の効果を説明していくと、聞いていた人の顔がだんだん引きつっていった。
その後、‘こんな貴重な物はもらえない’やら‘使うために作ったんですから使って下さい’やら‘せめて、相応の対価を’だの‘だからプレゼントなんですよ!’というやり取りがあったが、アルの‘その程度ならいつでも作れるし、材料も無料だったからもらいなよ……もらうよね’という威圧たっぷりな一言で、落ち着いた。
それからエヴァンとアンドリアを転移で送り、その日は解散になった。
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