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出会い
対策
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手紙を出した後、チェイスに国に住める事を念話で報告すると、‘良かった’と言っていた。
チェイスたちの方はまだバタバタしているようだった。
王宮での話し合いから5日がたったが、まだクロードからの連絡は無く私とアルは散歩をしたり、買い物したりしながら過ごしていた。
そんな中、教会の前を通る時に初日に見た女の子や他にも小さな子どもを何度か見かけたので気になって、家に来ていたアンジェラに聞いてみると、教会で世話をしている孤児だと教えてもらった。
「孤児ですか?」
「えぇ、教会が運営している孤児院の子どもたちよ」
「そうですか……アンジェラさん体の調子は大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。前より今の方が元気なくらいですもの」
「それは良かったね。ところで今日はどうしたんだい」
「クロード様からの伝言を伝えに来ました。明日の10時に王宮に来て欲しいそうです」
「明日か……分かったよ」
「では明日、オースティンと迎えに来ますので」
「はい、分かりました。宜しくお願いします」
アンジェラが帰るのを見送っていると、アルが私を抱き上げた。
「フェ~リ、どうしたの?孤児が気になる?」
「アル……気になるとかじゃないの、前世を思い出しただけだよ」
「そっか、前世は孤児だったっけ……今から教会に行ってみる?」
「どうして?」
「ん~何となくかな。フェリ、同年代の知り合いがいないでしょ?友達になれるかもしれないよ?」
「友達かぁ……今日はいいかな。でも、教会は行ってみたいから明日、クロードさんの話を聞いてから考えたい」
「分かったよ」
そして翌日、前回同様に変化で姿を変えてオースティン、アンジェラと共に王宮へと向かった。
エヴァンの私室に着くと、前回と同じメンバーが待っていた。
「待たせてすまなかったな。早速だが本題に入らせてもらう」
「そうだね」
「はい」
「これから考えられるのは、君たちへの貴族や権力者からの干渉、もちろん国内外問わずのな」
「僕もかい?」
「無論だ。黒龍の力はさぞ魅力的だろうからな。しかも、近くには幼い子ども……奴等のような者は手段は選ばん」
クロードの言葉にアルが目を鋭く細めた。
「それで?」
「今の段階での有効な対策は……君たちが貴族になる事だ。それも公爵家かそれに並ぶ影響力のある家のな」
「貴族?」
「でもどうやってなるんですか?」
「まぁ簡単なのは養子になる事だな」
「「養子」」
「って僕もかい?」
養子と言う言葉に私もアルも唖然としていると、エヴァンが話に入ってきた。
「うちの養子にすると言ったんだが反対されてな」
「当たり前だ!いくらなんでも王家の養子は無理だ!同じ理由でオースティンも駄目だ。……おい、何だその目は!似なくていいとこが似る兄弟だなまったく……それでだな、いくつか候補の家があるんだが」
「ちょっと待って。養子になるのは決定事項なのかい?」
「養子は最低ラインだ」
クロードが断言して、他の人たちも頷いていたので、私とアルは顔を見合せてから頷いた。
「分かったよ……まさか人間の養子になるなんて考えた事もなかったよ」
「まぁそうだろうな。まず、影響力のある家は王家と縁のある辺境伯ネルダー家、私の親族になる辺境伯ガーネス家、そして公爵である私の家だ」
「おい!何でお前が入ってるんだ!ズルいぞ!」
「フム……影響力のある家なら何故、我々の家が出てないんだ?」
「そうだな」
「そうじゃな」
候補の家を言うと、エヴァンとアネモネ、ブライド、ドルキが不満げに言ってきたのでクロードは眉間を揉みながら反論した。
「エヴァン……何度も言わせるな。アネモネ殿たちも、そもそも種族が違うじゃないか」
「種族なんて言ったらフィアフルは龍じゃないか!」
エヴァンに同意するように3人も頷いているが、それを無視してクロードは私とアルに目を向けた。
「ちなみに、お勧めは我が家だ。うちは魔術師の家系だからな、魔法の鍛練場もあるし本もあるから、いろいろ学べるぞ。できれば君たちの使う魔法も教えてもらいたいがな」
「………お前はそれが目的か!?私情じゃねぇか!」
「失礼な奴だな。ちゃんと他にもあるさ、オースティンたちが訓練する時のカモフラージュにもなる。私の家ならオースティンたちが通っても下手に勘ぐられる事はないだろ?」
「ぐっ……それはそうだが……何か釈然としないぞ!」
「という事で、どうだ?」
クロードがこっちを向いて聞いてきた。
「えっ…と、何か一択になってませんか?」
「確かに……」
「そんな事はないさ、さあどうする」
クロードの迫力に圧されて思わず答えた。
「クロードの家で」
「クロードさんの家で」
「よし!」
クロードは満面の笑みを浮かべていた。
私たちはというと、‘何かイメージと違う’と思いながらも、口元を引きつらせつつ笑っておいた。
「よし……じゃねぇよ!この魔術バカ!」
怒鳴るエヴァンをまた無視して、今度はフィアフルについて話し出した。
「それとフィアフルはその姿しかなれないのか?」
「姿?いや動物とかにもなれるけど」
「あぁ聞き方が悪かったな。子どもになったり出来るのか?」
「もちろん、子どもにも年寄りにも年齢操作できるけど、何で?」
「今の見た目が20位だろ?その年齢で養子になると目立つし、冒険者としても目立つ。フェリーチェと一緒の行動も制限されるぞ」
「え?何で?」
アルが不満げに尋ねると、ルイスとオースティンが答えた。
「そうですね。養子縁組はだいたい成人する前にするものですから。冒険者も似たような理由ですね。フィアフルの実力からみても、あらゆる疑念の対象になりそうです」
「それに、仮にこのまま冒険者登録したらフェリーチェが登録できるようになっても年齢差やランク差でパーティーを組むのも目立つ。絡まれるとしたら実力あるフィアフルじゃなくて新人のフェリーチェだな」
「あと、学校の問題もありますね。学校は全寮制で大人はついて行けませんよ」
「……じゃな何歳になればいいわけ?」
「そうですね……まぁフェリーチェより1、2歳上か同じ年齢が打倒ですかね」
「まぁ、上ならフェリーチェより先に体験してアドバイスとかできるが、一緒の時間は限られるな。同じ年齢なら一緒に学んで比較的、一緒の時間はあるだろうな」
「え?ちょっと待って……先に体験……アドバイスか……でも時間が……」
アルが隣でブツブツ言い出したので、気になった事を聞いてみた。
「学校は何歳から通うんですか?」
「13歳からですね。それまでは民間の学問所で学びます。中等部で3年、高等部で3年ですね。まぁ、高等部に上がるのは貴族か裕福な者ばかりですが」
「どうしてですか?」
「単純に金銭的な問題ですね。学校も無料ではないですし、貧しい家では少しでも働き手が必要ですから」
「国の方でも、それに関しては改善策を話し合ってはいるがな……まぁじい様が働きかけなければ今の状態もなかっただろうが」
「初代国王様ですか?」
「あぁ、何でもじい様の生まれた国では6歳から学校に通って、15歳までは誰でも学校に通っていたそうだ。16歳からは自分で学びたいものを選んで学校に通っていたと言ってたな」
「え?……それって」
「その時代にはない概念で、相当苦労したようですね」
(もしかして、初代国王って転生者?それとも……)
私が考え込んでいると、クロードが話しかけてきた。
「ところで、フェリーチェは冒険者になりたいのか?」
「はい。もしかして、ダメですか?」
「いや、問題ない。養子といっても縛り付けるつもりはないし、貴族でも冒険者をしている者もいる。此処にもいるだろう?」
「そういえばそうですね」
「ただ力の制御は徹底的にしなくてはな」
「はい、お願いします」
「それはそうと、フィアフルはまだ決まらないのか?」
「え?何クロード、まだ決まらないよ。だってどっちも捨てがたいし……フェリはどっちがいい?」
「え~?そうだなぁ……私は一緒がいいかな!」
「分かった!」
そう言うと、アルの体を光が包んだ。
光が収まり見えたのは、黒髪の小さな美少年だった。
チェイスたちの方はまだバタバタしているようだった。
王宮での話し合いから5日がたったが、まだクロードからの連絡は無く私とアルは散歩をしたり、買い物したりしながら過ごしていた。
そんな中、教会の前を通る時に初日に見た女の子や他にも小さな子どもを何度か見かけたので気になって、家に来ていたアンジェラに聞いてみると、教会で世話をしている孤児だと教えてもらった。
「孤児ですか?」
「えぇ、教会が運営している孤児院の子どもたちよ」
「そうですか……アンジェラさん体の調子は大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。前より今の方が元気なくらいですもの」
「それは良かったね。ところで今日はどうしたんだい」
「クロード様からの伝言を伝えに来ました。明日の10時に王宮に来て欲しいそうです」
「明日か……分かったよ」
「では明日、オースティンと迎えに来ますので」
「はい、分かりました。宜しくお願いします」
アンジェラが帰るのを見送っていると、アルが私を抱き上げた。
「フェ~リ、どうしたの?孤児が気になる?」
「アル……気になるとかじゃないの、前世を思い出しただけだよ」
「そっか、前世は孤児だったっけ……今から教会に行ってみる?」
「どうして?」
「ん~何となくかな。フェリ、同年代の知り合いがいないでしょ?友達になれるかもしれないよ?」
「友達かぁ……今日はいいかな。でも、教会は行ってみたいから明日、クロードさんの話を聞いてから考えたい」
「分かったよ」
そして翌日、前回同様に変化で姿を変えてオースティン、アンジェラと共に王宮へと向かった。
エヴァンの私室に着くと、前回と同じメンバーが待っていた。
「待たせてすまなかったな。早速だが本題に入らせてもらう」
「そうだね」
「はい」
「これから考えられるのは、君たちへの貴族や権力者からの干渉、もちろん国内外問わずのな」
「僕もかい?」
「無論だ。黒龍の力はさぞ魅力的だろうからな。しかも、近くには幼い子ども……奴等のような者は手段は選ばん」
クロードの言葉にアルが目を鋭く細めた。
「それで?」
「今の段階での有効な対策は……君たちが貴族になる事だ。それも公爵家かそれに並ぶ影響力のある家のな」
「貴族?」
「でもどうやってなるんですか?」
「まぁ簡単なのは養子になる事だな」
「「養子」」
「って僕もかい?」
養子と言う言葉に私もアルも唖然としていると、エヴァンが話に入ってきた。
「うちの養子にすると言ったんだが反対されてな」
「当たり前だ!いくらなんでも王家の養子は無理だ!同じ理由でオースティンも駄目だ。……おい、何だその目は!似なくていいとこが似る兄弟だなまったく……それでだな、いくつか候補の家があるんだが」
「ちょっと待って。養子になるのは決定事項なのかい?」
「養子は最低ラインだ」
クロードが断言して、他の人たちも頷いていたので、私とアルは顔を見合せてから頷いた。
「分かったよ……まさか人間の養子になるなんて考えた事もなかったよ」
「まぁそうだろうな。まず、影響力のある家は王家と縁のある辺境伯ネルダー家、私の親族になる辺境伯ガーネス家、そして公爵である私の家だ」
「おい!何でお前が入ってるんだ!ズルいぞ!」
「フム……影響力のある家なら何故、我々の家が出てないんだ?」
「そうだな」
「そうじゃな」
候補の家を言うと、エヴァンとアネモネ、ブライド、ドルキが不満げに言ってきたのでクロードは眉間を揉みながら反論した。
「エヴァン……何度も言わせるな。アネモネ殿たちも、そもそも種族が違うじゃないか」
「種族なんて言ったらフィアフルは龍じゃないか!」
エヴァンに同意するように3人も頷いているが、それを無視してクロードは私とアルに目を向けた。
「ちなみに、お勧めは我が家だ。うちは魔術師の家系だからな、魔法の鍛練場もあるし本もあるから、いろいろ学べるぞ。できれば君たちの使う魔法も教えてもらいたいがな」
「………お前はそれが目的か!?私情じゃねぇか!」
「失礼な奴だな。ちゃんと他にもあるさ、オースティンたちが訓練する時のカモフラージュにもなる。私の家ならオースティンたちが通っても下手に勘ぐられる事はないだろ?」
「ぐっ……それはそうだが……何か釈然としないぞ!」
「という事で、どうだ?」
クロードがこっちを向いて聞いてきた。
「えっ…と、何か一択になってませんか?」
「確かに……」
「そんな事はないさ、さあどうする」
クロードの迫力に圧されて思わず答えた。
「クロードの家で」
「クロードさんの家で」
「よし!」
クロードは満面の笑みを浮かべていた。
私たちはというと、‘何かイメージと違う’と思いながらも、口元を引きつらせつつ笑っておいた。
「よし……じゃねぇよ!この魔術バカ!」
怒鳴るエヴァンをまた無視して、今度はフィアフルについて話し出した。
「それとフィアフルはその姿しかなれないのか?」
「姿?いや動物とかにもなれるけど」
「あぁ聞き方が悪かったな。子どもになったり出来るのか?」
「もちろん、子どもにも年寄りにも年齢操作できるけど、何で?」
「今の見た目が20位だろ?その年齢で養子になると目立つし、冒険者としても目立つ。フェリーチェと一緒の行動も制限されるぞ」
「え?何で?」
アルが不満げに尋ねると、ルイスとオースティンが答えた。
「そうですね。養子縁組はだいたい成人する前にするものですから。冒険者も似たような理由ですね。フィアフルの実力からみても、あらゆる疑念の対象になりそうです」
「それに、仮にこのまま冒険者登録したらフェリーチェが登録できるようになっても年齢差やランク差でパーティーを組むのも目立つ。絡まれるとしたら実力あるフィアフルじゃなくて新人のフェリーチェだな」
「あと、学校の問題もありますね。学校は全寮制で大人はついて行けませんよ」
「……じゃな何歳になればいいわけ?」
「そうですね……まぁフェリーチェより1、2歳上か同じ年齢が打倒ですかね」
「まぁ、上ならフェリーチェより先に体験してアドバイスとかできるが、一緒の時間は限られるな。同じ年齢なら一緒に学んで比較的、一緒の時間はあるだろうな」
「え?ちょっと待って……先に体験……アドバイスか……でも時間が……」
アルが隣でブツブツ言い出したので、気になった事を聞いてみた。
「学校は何歳から通うんですか?」
「13歳からですね。それまでは民間の学問所で学びます。中等部で3年、高等部で3年ですね。まぁ、高等部に上がるのは貴族か裕福な者ばかりですが」
「どうしてですか?」
「単純に金銭的な問題ですね。学校も無料ではないですし、貧しい家では少しでも働き手が必要ですから」
「国の方でも、それに関しては改善策を話し合ってはいるがな……まぁじい様が働きかけなければ今の状態もなかっただろうが」
「初代国王様ですか?」
「あぁ、何でもじい様の生まれた国では6歳から学校に通って、15歳までは誰でも学校に通っていたそうだ。16歳からは自分で学びたいものを選んで学校に通っていたと言ってたな」
「え?……それって」
「その時代にはない概念で、相当苦労したようですね」
(もしかして、初代国王って転生者?それとも……)
私が考え込んでいると、クロードが話しかけてきた。
「ところで、フェリーチェは冒険者になりたいのか?」
「はい。もしかして、ダメですか?」
「いや、問題ない。養子といっても縛り付けるつもりはないし、貴族でも冒険者をしている者もいる。此処にもいるだろう?」
「そういえばそうですね」
「ただ力の制御は徹底的にしなくてはな」
「はい、お願いします」
「それはそうと、フィアフルはまだ決まらないのか?」
「え?何クロード、まだ決まらないよ。だってどっちも捨てがたいし……フェリはどっちがいい?」
「え~?そうだなぁ……私は一緒がいいかな!」
「分かった!」
そう言うと、アルの体を光が包んだ。
光が収まり見えたのは、黒髪の小さな美少年だった。
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