蓮華

釜瑪 秋摩

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動きだす刻

第27話 乱調 ~マドル 9~

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 駅からの帰り道で呼び掛けられて、足を止めたけど誰だか分からなかった。
 だけど彼の顔に見覚えはあって、

「Skypeでオナホくんの応援をした僕だよ~」

 言われた言葉ですぐに思い出した。
 『マンション一周種壺生ハメちんぽラリー』の後で、俺のSkype生配信の雄セックスを見てくれた人だ。

 その人は鈴原さんといって、うちのお隣の旦那さんの仕事関係の人らしい。


「時間あるかな?」

 意味ありげに訊かれて、帰宅途中だったけどお嫁ちゃんに、

『今日は残業』

 嘘メッセージを送って鈴原さんについて行った。

「こんど会ったらちんぽしゃぶらせてください♡」

 って言ったの覚えていたから。


 俺は初めて会った鈴原さんとラブホに行った。
 シャワーを浴びて、そのままフェラだけじゃなくセックスもした。

 鈴原さんも既婚者だけどバイの人らしい。
 時々相手を探してはその場限りのセックスをするそうで、俺とのセックスにも躊躇いはなく慣れていた。

 更に鈴原さんはタチもウケも両方出来るリバの人で、俺のお隣の旦那さんともセックスしたことがあるという。
 最近は鈴原さんもタチばかりなのでバリタチなお隣の旦那さんとのセックスは無くなったようだけど、

「彼のセックスはすごいよね」

 何故か旦那さんのセックスを褒められたのが、我がことのように嬉しかった。


 鈴原さんは前戯に時間をかけるタイプで、オナホの俺のまんこを舐めたり吸ったりした後に舌の先まで突っ込んできた。

 アナル舐めはお隣の旦那さんにもされたことはあるけど、他の人は突っ込むだけなオナホ使用が多かったので前戯自体あまり経験がなかった。
 乳首やちんこも舐められて、それだけでも何度もイかされた。


 鈴原さんのちんぽは、硬さこそそこまでなかったけど太かった。

 メリメリと広げられる感覚がなんともいえず、ちんぽの先だけでなくサオも太いまま、

 ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡ ズブズブ♡

 ピストンされると腸ごと引きずり出されそうに思ったけど、ものすごく気持ちよかった。

 俺は何度も何度もメスイキして、鈴原さんとは3回して、種は2回中に出された。
 彼は本当は最後までゴムをするつもりだったらしいのだけれど、俺がねだったのが可愛すぎて……と言い訳のように言って、中で出してくれた。

「中出しありがとうございます♡♡♡」

 って言ったら喜ばれて、

「またしようね」

 と言われた。


 どうやら俺は、みんなのオナホくんだと思われているらしい。
 昨日はDKとシたんだと話したら羨ましがられてしまった。
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