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第10話
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その後すぐにジュリアンはフルールを連れてブロワ公爵邸に帰り、フルールが落ち着くまでは側にいた。
楽しく過ごしていたところに暗殺未遂にあったことで、精神的に疲弊したフルールはリラックス効果のある紅茶を飲むと眠ってしまった。
その間、ジュリアンは護衛のミゲルと共にブロワ公爵邸牢屋に放り込まれた暗殺者を拷問し、情報を吐かせた。
暗殺者はキャシーの父親であるボナリー子爵からフルールを暗殺してキャシーをジュリアンの後妻にする為に雇われたようである。
今のボナリー子爵家の懐状況では、暗殺者に対した報酬が支払えず、結果的にその報酬で請け負ったのが、今、牢屋に放り込まれた暗殺者である。
報酬の低さに加えて、雇い主の情報を吐かないような教育もなかったので、ジュリアンとしては労力をかけず情報を吐かせることが出来た。
ジュリアンは暗殺者から吐かせた情報と暗殺者をセットにしてボナリー子爵を殺人未遂罪で逮捕依頼を騎士団に提出する。
騎士団は有事の時に戦いの場に派遣される部隊と貴族絡みの犯罪の捜査・逮捕を扱う部隊に分かれており、今回依頼したのは当然後者の部隊である。
騎士団は早速動き、ボナリー子爵は逮捕された。
ジュリアンが厳罰を望んだ為、かなり厳しい罰が課せられることになった。
高位貴族の夫人を暗殺しようとした罪は重く、子爵は爵位没収の上で危険な炭鉱にて死ぬまで労働を課せられるという刑が執行された。
子爵と子爵の妻、キャシーの三人は確かに実行したのは子爵だが、フルールを排除してキャシーをジュリアンの妻にするという考えは三人とも持っていた為、子爵の妻、キャシーも共に炭鉱にて労働を課せられることになった。
ただ、子爵の妻とキャシーは炭鉱で働くと言っても、現場の炭鉱夫の性欲処理も含まれている。
トップが罪を犯したボナリー商会は最早商売にならず、商会は廃業となった。
こうして子爵家はジュリアンとフルールの前から退場していった。
それから月日が流れ、一年後。
フルールは幸せそうに生まれたばかりの赤ん坊を抱っこしている。
その側には勿論ジュリアンもいる。
「この子はジュリアン様にそっくりですわね。将来お嬢さん方に大人気になりそう」
「私としてはフルールにそっくりな娘が欲しかったんですけどね。……とは言え、無事に生まれてくれたからそれだけで嬉しいです」
そこには幸せが溢れていたーー。
楽しく過ごしていたところに暗殺未遂にあったことで、精神的に疲弊したフルールはリラックス効果のある紅茶を飲むと眠ってしまった。
その間、ジュリアンは護衛のミゲルと共にブロワ公爵邸牢屋に放り込まれた暗殺者を拷問し、情報を吐かせた。
暗殺者はキャシーの父親であるボナリー子爵からフルールを暗殺してキャシーをジュリアンの後妻にする為に雇われたようである。
今のボナリー子爵家の懐状況では、暗殺者に対した報酬が支払えず、結果的にその報酬で請け負ったのが、今、牢屋に放り込まれた暗殺者である。
報酬の低さに加えて、雇い主の情報を吐かないような教育もなかったので、ジュリアンとしては労力をかけず情報を吐かせることが出来た。
ジュリアンは暗殺者から吐かせた情報と暗殺者をセットにしてボナリー子爵を殺人未遂罪で逮捕依頼を騎士団に提出する。
騎士団は有事の時に戦いの場に派遣される部隊と貴族絡みの犯罪の捜査・逮捕を扱う部隊に分かれており、今回依頼したのは当然後者の部隊である。
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子爵と子爵の妻、キャシーの三人は確かに実行したのは子爵だが、フルールを排除してキャシーをジュリアンの妻にするという考えは三人とも持っていた為、子爵の妻、キャシーも共に炭鉱にて労働を課せられることになった。
ただ、子爵の妻とキャシーは炭鉱で働くと言っても、現場の炭鉱夫の性欲処理も含まれている。
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そこには幸せが溢れていたーー。
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