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第7章
第333話 ダンジョン温泉
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「池ポヨン!」
「ピン列車だペン!」
新しくプニョン君のダンジョンが加わって、ダンジョン鉄道の新しい路線を建設中なんだ。大きいルートの線路や車両は今までと同じようにすれば良いから特に問題はないらしい。だけど山の中とかに作った入り口から、ダンジョン列車の乗り場までの移動ルートのやり方で意見が食い違っているらしい。
「池ポヨン!すぐポヨン!」
プニョン君は、自分のエリアのダンジョン内だったら、ダンジョン池間で移動ができるから、改札を抜けたら乗り場まで池で繋げば直ぐだという。
ピン君は、今まで通り、ピン列車を配置して駅まで滑って行きたいらしい。
「様式美だペン!」
「‥‥えーと‥‥。両方はダメなの?」
改札抜けたら池を配置はしていても、池を通らないルートもつくって、そちらを選択した場合はピン列車に乗る様にすればいいんじゃない?
「両方ポヨン!そうポヨン」
「ありだペン!」
プニョン君はポヨポヨと満足そうに撥ねて、ピン君はお腹でスイーッとその場を一周滑って回った。
「ふぅ。解決だコン。」
クーちゃんが額の汗を拭った。安心したのか尻尾の揺れがゆっくりになった。
改札からのルートの話をしているくらいなので、既にメインの鉄道路線の方は建設が進んでいそうだ。
王都からのルートと、エルストベルク領都からのルートの二つがメインで、そちらはほぼ完成しているらしい。
後は駅間を直接繋いだ方が早そうなルート等も検討しているようだ。
「兄様を温泉に招待もできそうだなぁ。」
「ポヨンポヨン。」
ダンジョン鉄道の新路線の建設が完了したときの事を考えていたら、プニョン君が、ピョンピョン撥ねて主張を始めた。
「温泉ポヨン!ダンジョンポヨン!」
「え、ダンジョン内温泉? 面白いねそれ。」
ダンジョン駅に温泉施設とかを併設したら楽しそう。ダンジョンマスター達も入れるよね。
「毛皮が濡れるコン。」
「泳ぐペン!」
クーちゃんはお風呂系は毛皮が濡れるからあまり好きじゃないみたいだ。ピン君は水の中を泳ぐのが好きだから抵抗なさそう。
でも温泉で泳ぐのはどうなんだろ。
「クーちゃん。無理に入らなくても良いけど、即乾燥するドライヤーの魔道具作っておくよ。」
「マスターが作ってくれるコン?‥‥入ってみても良いコン‥‥。」
ドライヤーを提案したらクーちゃんも温泉に入る気になってくれた。
よく考えたら、ダンジョンマスター達が入る温泉と、ダンジョン鉄道を利用する人が入る温泉は別にしないといけないよね。
「作るコン!そこら辺中に作るコン!」
「そこら辺中はちょっと‥‥。」
「移動温泉ポヨン!」
「流れる温泉ペン!」
温泉の話を始めたら、ダンジョンマスター達の関心が、温泉施設の方に移ってしまったみたいだ。まあ、ダンジョン鉄道のメインルートがほぼ完成しているなら
問題ないか。
ピン君提案の流れるプールみたいな温泉は面白そうだけど、プニョン君提案のは温泉に入ったと思ったら別の所に移動しちゃうんじゃないの?
一人で温泉に入ったと思ったら、大勢居る所に移動しちゃったりしたら気まずくない?
「ダンジョンポヨン。罠ポヨン!」
ダンジョン鉄道内では意図しない温泉移動はしないことにして、通常のダンジョンの中で,何個か並ぶ温泉の中に罠で移動温泉を作る事を思いついたらしい。
それ、トラブルの元にならない?そもそも罠だから、そういうものなのかな。
流れる温泉を作るとなると、壮大なスパ施設みたいになりそうだ。他のダンジョンマスター達も集まって来て、ダンジョン鉄道内温泉施設について議論が始まった。皆楽しそう。
「ピン列車だペン!」
新しくプニョン君のダンジョンが加わって、ダンジョン鉄道の新しい路線を建設中なんだ。大きいルートの線路や車両は今までと同じようにすれば良いから特に問題はないらしい。だけど山の中とかに作った入り口から、ダンジョン列車の乗り場までの移動ルートのやり方で意見が食い違っているらしい。
「池ポヨン!すぐポヨン!」
プニョン君は、自分のエリアのダンジョン内だったら、ダンジョン池間で移動ができるから、改札を抜けたら乗り場まで池で繋げば直ぐだという。
ピン君は、今まで通り、ピン列車を配置して駅まで滑って行きたいらしい。
「様式美だペン!」
「‥‥えーと‥‥。両方はダメなの?」
改札抜けたら池を配置はしていても、池を通らないルートもつくって、そちらを選択した場合はピン列車に乗る様にすればいいんじゃない?
「両方ポヨン!そうポヨン」
「ありだペン!」
プニョン君はポヨポヨと満足そうに撥ねて、ピン君はお腹でスイーッとその場を一周滑って回った。
「ふぅ。解決だコン。」
クーちゃんが額の汗を拭った。安心したのか尻尾の揺れがゆっくりになった。
改札からのルートの話をしているくらいなので、既にメインの鉄道路線の方は建設が進んでいそうだ。
王都からのルートと、エルストベルク領都からのルートの二つがメインで、そちらはほぼ完成しているらしい。
後は駅間を直接繋いだ方が早そうなルート等も検討しているようだ。
「兄様を温泉に招待もできそうだなぁ。」
「ポヨンポヨン。」
ダンジョン鉄道の新路線の建設が完了したときの事を考えていたら、プニョン君が、ピョンピョン撥ねて主張を始めた。
「温泉ポヨン!ダンジョンポヨン!」
「え、ダンジョン内温泉? 面白いねそれ。」
ダンジョン駅に温泉施設とかを併設したら楽しそう。ダンジョンマスター達も入れるよね。
「毛皮が濡れるコン。」
「泳ぐペン!」
クーちゃんはお風呂系は毛皮が濡れるからあまり好きじゃないみたいだ。ピン君は水の中を泳ぐのが好きだから抵抗なさそう。
でも温泉で泳ぐのはどうなんだろ。
「クーちゃん。無理に入らなくても良いけど、即乾燥するドライヤーの魔道具作っておくよ。」
「マスターが作ってくれるコン?‥‥入ってみても良いコン‥‥。」
ドライヤーを提案したらクーちゃんも温泉に入る気になってくれた。
よく考えたら、ダンジョンマスター達が入る温泉と、ダンジョン鉄道を利用する人が入る温泉は別にしないといけないよね。
「作るコン!そこら辺中に作るコン!」
「そこら辺中はちょっと‥‥。」
「移動温泉ポヨン!」
「流れる温泉ペン!」
温泉の話を始めたら、ダンジョンマスター達の関心が、温泉施設の方に移ってしまったみたいだ。まあ、ダンジョン鉄道のメインルートがほぼ完成しているなら
問題ないか。
ピン君提案の流れるプールみたいな温泉は面白そうだけど、プニョン君提案のは温泉に入ったと思ったら別の所に移動しちゃうんじゃないの?
一人で温泉に入ったと思ったら、大勢居る所に移動しちゃったりしたら気まずくない?
「ダンジョンポヨン。罠ポヨン!」
ダンジョン鉄道内では意図しない温泉移動はしないことにして、通常のダンジョンの中で,何個か並ぶ温泉の中に罠で移動温泉を作る事を思いついたらしい。
それ、トラブルの元にならない?そもそも罠だから、そういうものなのかな。
流れる温泉を作るとなると、壮大なスパ施設みたいになりそうだ。他のダンジョンマスター達も集まって来て、ダンジョン鉄道内温泉施設について議論が始まった。皆楽しそう。
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